ドメーヌ・ファビアン・コシュといって、白ワインの神様コシュ・デュリの親戚筋なんだそうです。親戚だからうまいのか?という話ですが、なにかコツみたいのを聞いてるかもしれませんし、近親者が神様なんて崇められていたら自ずとプレッシャーもかかるってものでしょう(笑)。なんとも興味本位だけで選んだワインですが、お試しということでアリゴテで行ってみましょう(笑)。
ドメーヌ・ファビアン・コシュはあのコシュ・デュリと同じムルソー村にあります。先々代が1940年に始めたドメーヌを1998年より3代目ファビアンさんが引き継いだ格好です。ドメーヌ名は、先代の名前のドメーヌ・コシュ・ビズアール(Coche-Bizouard)だったものを2012年のヴィンテージから自身の名前に改名しています。
公式ページは手作り風。情報量も弱いです。公式HPがあるだけましですが。
ワイン紹介はラベルの画像しかないです。ラインアップをお知らせしてるだけ。
・アリゴテ 100%
色々調べましたが、樹齢35年のブドウを使用くらいしかわかりませんでした。畑の場所も不明。
AOCブルゴーニュ・アリゴテの範囲が気になったのでINAOの地図を見てみます。
う~ん、やっぱりブルゴーニュ全域です。実際そこまでたくさん植えられてるんですかね。ブルゴーニュ全体の6%らしいですから結構多そうではありますが。
アリゴテはフランス原産です。1999年のDNA分析では、グエ・ブラン(Gouais Blanc=Heunisch Weiss)とピノの自然交配の可能性が示唆されたそうですがはっきりはしてないようです。
ムルソー村へ行ってドメーヌ・ファビアン・コシュを訪問です。
コシュ・デュリよりムルソー村の中心に近いです。看板は朽ちかけて読めませんが「Dom. Coche-Bizouard」と書かれているようです。自分の名前に改名したのなら新しい看板にすればいいのにね。
ムルソーのAOC地図に場所を書き込みました。位置関係を確認しておきましょう。
ムルソーは一部がヴォルネイ(Volnay)だったりブラニー(Blagny)だったりを名乗れるのでややこしいところです。地図の凡例をよく眺めておいてください。
恒例ですが、同じエリアをGoogle Map上でも見ておきましょう。
横着をしてコント・ラフォンの時に作った地図を再利用しています。3者の位置関係がわかっていいじゃないですか(笑)。村名畑、1級畑の範囲も描き込んでいます。ムルソーでは赤・白とも作られますが、赤を作るとブラニーになったり、ヴォルネイになったりするところがあることから、白がメインの村なんだ~という印象です。
エチケット平面化画像。
裏ラベルには旧ドメーヌ名のURLが書かれています。これもう繋がらないんですが。
インポーターシールは裏ラベルを隠してませんでした。えらい。
さあ、抜栓。
キャップシールは凝ってますね。
コルク平面化。
なにこれ? コルクの模様が印刷です。こんなことするくらいなら名前だけでも書けばいいのに。
ドメーヌ・ファビアン・コシュはあのコシュ・デュリと同じムルソー村にあります。先々代が1940年に始めたドメーヌを1998年より3代目ファビアンさんが引き継いだ格好です。ドメーヌ名は、先代の名前のドメーヌ・コシュ・ビズアール(Coche-Bizouard)だったものを2012年のヴィンテージから自身の名前に改名しています。
公式ページは手作り風。情報量も弱いです。公式HPがあるだけましですが。
ワイン紹介はラベルの画像しかないです。ラインアップをお知らせしてるだけ。
・アリゴテ 100%
色々調べましたが、樹齢35年のブドウを使用くらいしかわかりませんでした。畑の場所も不明。
AOCブルゴーニュ・アリゴテの範囲が気になったのでINAOの地図を見てみます。
う~ん、やっぱりブルゴーニュ全域です。実際そこまでたくさん植えられてるんですかね。ブルゴーニュ全体の6%らしいですから結構多そうではありますが。
アリゴテはフランス原産です。1999年のDNA分析では、グエ・ブラン(Gouais Blanc=Heunisch Weiss)とピノの自然交配の可能性が示唆されたそうですがはっきりはしてないようです。
アリゴテには2種類あると言われており、アリゴテ・ドレ(Aligoté doré=金色のアリゴテ)と、もう1種はアリゴテ・ヴェール(Aligoté vert=緑色のアリゴテ)とされています。ブーズロンで使われてるのがアリゴテ・ドレの方で、小粒で酸味が穏やか且つ芳香が豊か…なんて前にも書きましたが、調べてみると単なるクローンの違いだけなのか、明確にこれら品種の違いを説明する論拠は見つかりませんでした。
ムルソー村へ行ってドメーヌ・ファビアン・コシュを訪問です。
コシュ・デュリよりムルソー村の中心に近いです。看板は朽ちかけて読めませんが「Dom. Coche-Bizouard」と書かれているようです。自分の名前に改名したのなら新しい看板にすればいいのにね。
ムルソーのAOC地図に場所を書き込みました。位置関係を確認しておきましょう。
ムルソーは一部がヴォルネイ(Volnay)だったりブラニー(Blagny)だったりを名乗れるのでややこしいところです。地図の凡例をよく眺めておいてください。
恒例ですが、同じエリアをGoogle Map上でも見ておきましょう。
横着をしてコント・ラフォンの時に作った地図を再利用しています。3者の位置関係がわかっていいじゃないですか(笑)。村名畑、1級畑の範囲も描き込んでいます。ムルソーでは赤・白とも作られますが、赤を作るとブラニーになったり、ヴォルネイになったりするところがあることから、白がメインの村なんだ~という印象です。
エチケット平面化画像。
裏ラベルには旧ドメーヌ名のURLが書かれています。これもう繋がらないんですが。
インポーターシールは裏ラベルを隠してませんでした。えらい。
さあ、抜栓。
キャップシールは凝ってますね。
コルク平面化。
なにこれ? コルクの模様が印刷です。こんなことするくらいなら名前だけでも書けばいいのに。
Alc.12.5%。
薄いゴールドイエロー。
レモン、青リンゴ。アニスっぽさも?
辛口アタック。
アリゴテらしい角ばった酸。
シャルドネのまろやかさとは対極です。
苦味も湛えながら、
味わいは不器用にまとまっていきます(笑)。
こういうものだと思えば案外おいしいアリゴテ。
でもやっぱりカシスリキュール投入してキールにするか?
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Domaine Fabien Coche
Bourgogne Aligoté 2017
Bourgogne Aligoté 2017
WWWポイント | 77点 |
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