コストコでペンフォールズを発見。
BIN 8って知らないけど、
きっとお得に違いないとゲット。


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日本のインポーターはサッポロビールのようです。
ラインナップページでお値段を見てみます。
グランジはやはり貫禄の10万円ですね。
BINシリーズも1万円からとなかなかのお値段。
で、このBIN 8なるものは税抜き3,400円とまだお手頃ですが、
税込で3,672円。けっしてお安いワインではないですね。
コストコでちょっとお安く買えたから、よしとしましょう。(笑)


本家公式ページでは、なかなかBIN 8が見つかりません。
しかしヴィンテージ毎のデータシートを発見。
また探すのが面倒なので画像化して貼っておきます。
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なかなか充実した内容で助かります。

シラーズとカベルネのブレンドに対する興味が近年高まっているそうで、
「それに対するペンフォールズの答えがBIN8だ!」的なフレコミです。

また、BIN 128、BIN 28、BIN 389などで使った樽を使用しているので、
「8」を取ってBIN 8と名付けられたそうです。
要は、新樽を使っていないということですね。(笑)
でもデータシートによると9%は新樽ですって。
米・仏産樽を混合で12ヶ月熟成。

パーカーおじさんは2012年に90+点の評価をしています。
ただその時のセパージュが、
・カベソー 57%
・シラーズ 43%
なのですが、本日の2016年は、
・シラーズ 80%
・カベソー 20%
と、シラーズ主体に大逆転しています。

あれっ?と思い、各年のデータを調べてみます。
2015年までカベソー主体であったのが、
この2016年でいきなり逆転しています。

エチケットまで、2015年までは「CABERNET SHIRAZ」なのが、
2016年は「SHIRAZ CABERNET」に変更されています。
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何があったんでしょうね?


さあ、Google Mapにてバロッサ・ヴァレーのワイナリーに行きます。
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この後ろに広大な敷地がありますが、入口はショボいです。

ちょっと左方向へ行って自社畑と思われる辺りから。
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畑もカッコいいですが、奥に見える工場もでかいですね。

場所はバロッサ・ヴァレーですが、
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アデレードから車で北上、約1時間てなところ。


さあ、抜栓。
オーストラリアなのにスクリューキャップじゃないです。
キャップシールのBIN 8専用エンボスがカッコいいです。
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(画像はワイン娘アプリにて加工)

Alc.14.5%。
紫がかった濃いガーネット。
黒ベリー、かすかな木の香り。
樽香やはり抑え目ですね。
程よく重めのアタック。
味の厚みも程よいです。
果実味も感じられます。
余韻も十分。雑味なし。
上質感はやはり感じにくいですが、(笑)
これはこれで「偉いワイン」ですね。
よっし。


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Penfolds BIN 8 Shiraz Cabernet 2016
RRWポイント 91点