以前、
アレグリーニのカジュアルライン「コルテ・ジャーラ」から出てる
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラを試したらバリうまでした。
本家アレグリーニのアマローネならさらにうまいかと思いますが、
1万円はちょっと偉くないので、普通のヴァルポリチェッラをお試し。


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まず、「ヴァルポリチェッラ」をお勉強。
ヴェネト州、ヴェローナ近郊のDOCです。
アマローネほどの制約はないでしょうが、
ブドウの品種はこんな具合です。

・コルヴィーナ 40% ~ 70%
・ロンディネッラ 20% ~ 40%
・モリナーラ 5% ~ 25%

輸入元のエノテカによると、今日のヴァルポリチェッラは、

・コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 65%
・ロンディネッラ 30%
・モリナーラ 5%

ということで、当然ながら基準値を満足しています。
品種の詳しい説明はアレグリーニの公式ページにあります。


2015年にパーカーおじさんは86点をつけています。
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まったく樽熟をしていないので軽めの仕上がりと思いますが、
おじさんの86点ならまずまずでしょう。


さて、抜栓。合成コルクです。
Alc.13%。
赤味強めのルビー。
ラズベリー、プラム。
甘みがフレッシュなアタック。
アマローネだったら多分いい感じと思わせる、
味のバランスですが、
やはりちょっと薄っぺらく感じます。
酸味がけっこう舌に残りますね。
(翌日、残りをアラビアータと一緒にいただくと、
ちょうどいい酸味具合だったこと追記しておきます。)

やっぱり、ヴァルポリチェッラは、
アマローネがいいという結論です。(笑)


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Allegrini Valpolicella 2016
RRWポイント 87点