南仏プロヴァンスのムールヴェードルを試したら、
当然本家スペインのムールヴェードルも試したくなります。
スペインでは「モナストレル」と呼ぶんでしたね。


IMG_5757
たまたまリカマンで特売980円でしたが、モナストレル100%。
すなわち、ムールヴェードル100%です。

公式ページはカッコいいんですが、
いかんせん、このワインが載っていません。
安物ラインもしっかり押さえていただきたいものです。


ワイナリー訪問すると、結構敷地内までストビューで入れました。
Luzon01
なかなか立派でモダンなワイナリーです。
この門の前はロータリーになっていて、
そこまでの長い1本道の両側がブドウ畑になっています。

「DO Jumilla」とあるように、ムルシア州のフミージャにあります。
Luzon02
州都ムルシアからは北側に位置し、フミージャの町の南側外れです。
マドリードから車で3.5時間って感じですね。
DOフミージャはやはりモナストレル(ムールヴェードル)が、
黒ブドウ栽培面積の80%を占めているそうです。
ただ、テンプラニージョやガルナチャを使ってもよく、
モナストレルだけの縛りはないようです。

ムルシア州はアンダルシアとバレンシアに挟まれ地味な存在ですから、
こんなワインでも飲まなきゃ調べませんね。(笑)


エチケット平面化画像です。
IMG_5433
ショップ情報ではフレンチ&アメリカンオーク樽で4ヶ月熟成らしいです。
「ROBLE」(オーク)と名乗る割には短めの樽熟です。
エチケットのデザインも多分オーク材の断面ですね。
しかし、以下のテイスティングにあるように、
樽香と思しき不思議なチョコ香がしました。
「さては、何かやってるな?」って印象です。オークチップ?


さて、抜栓。
Alc.14.5%。フルボディ~。
黒ベリーの前にチョコかココア?
次いで切った草の匂い。
ヤバめかなと思いましたが、
2日目は順当にチェリーが香ってきました。
樽香なのかまたコーヒー風味のアタックです。
その後にくる味自体はバンドールに似てます。
これがムールヴェードルの個性なんでしょう。
タンニンしっかり、味の厚みもあります。
余韻では少し酸味残る感じかな。
そしてやっぱりコーヒー風味も最後まで残ります。

第一印象は微妙な判定でしたが、
2日目に残り半分を良く冷やして飲んだら、
(10~14度あたり)けっこうおいしかったです。


*****


Bodegas Luzón
Luzón Roble 2016 Jumilla DOP
RRWポイント 86点