ドメーヌ・デュージェニーのヴォーヌ・ロマネをいただきます。
ボルドー第1級、あのシャトー・ラトゥールがブルゴーニュに所有するドメーヌ。
ワールドワイドでダイナミック。ワインの世界は実に興味深い…。


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後継者を失った名門ドメーヌ・ルネ・アンジェルを、
なんとボルドーのシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が取得。
2006年に自分の祖母の名をつけたドメーヌ・デュ―ジェニーとして、
ファースト・ヴィンテージをリリースしています。

公式ページは、当然ながらシャトー・ラトゥールにリンクが張ってあります。
他、2017年にシャトー・ラトゥールが買収して話題になった、
モレ・サン・ドニのグラン・クリュ、クロ・ド・タールもリンクされています。
ローヌカリフォルニアにも所有ワイナリーがあることを、
これらリンクから知りました。恐るべし、シャトー・ラトゥール。

この公式ぺージ、ミレジムごとのデータや醸造・熟成法の記述はないですが、
畑の場所は地図で示してありました。
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畑の位置はブルゴーニュの基本ですよね。助かります。

例によってGoogle Map上に転記します。(右が北です。)
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赤色が今回の村名ヴォーヌ・ロマネの畑です。
一級畑ではないですが、場所も名前もわかって素性がはっきりしています。
それぞれの畑の実際の風景も地図上にインポーズしました。
(ついでにロマネ・コンティも。テロワール比較してみましょう。)
そうそう、ドメーヌの場所は黄色いマル印です。

こんな感じ。表札・看板ないですが軒に薄っすら浮き彫りされてます。
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エチケット平面化画像。
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さて、いただきます。
透明感のあるルビー。
フランボワーズ、チェリー、
海苔の佃煮も来ました。(笑)
ミネラル感ある厚みのあるアタックです。
珍しく喉に収斂性感じます。
お陰で余韻に深みを感じます。
骨格のある味わいです。
ラトゥールのブルゴーニュ、おいしゅうございました。


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Domaine d'Eugénie Vosne Romanée 2015
RRWポイント 90点