久々の、フランス南西地方はカオールのマルベックをいただきます。
リカマンの特価で890円だったからですが。(笑)


IMG_5925


作り手を調べようとしましたが、公式サイトも所在もわかりません。
裏ラベルから「Jean Matayac」という名前だけはわかるのですが。
カステルというボルドー近くにあるグループが、
流通させているらしいことは何となくわかりましたが、
それ以上はわからず、お手上げ状態です。

仕方ないのでリカマンのサイトから情報を転記します。
セパージュは、
・マルベック 85%
・メルロー 15%
・タナ 5%
となっており、当然ながらAOCカオールの規定通りです。
(マルベックは70%以上。メルロー、タナを30%までブレンド可。)

マルベックは、コ(Côt)、コ・ノワール(Côt Noir)、
もしくはオーセロワ(Auxerrois)とも呼ばれてるんでしたね。

6ヶ月の樽熟成と書いてあるサイトもありましたが真相は不明です。


間が持たないので南西地方の地図でも貼っておきましょう。
CarteSudOuest
カオールの場所を確認しておきましょう。
ロット川というのが真ん中を走っています。


エチケット平面化画像。
IMG_5828


さて、抜栓。
Alc.13%。
濃いガーネット。
が、「黒ワイン」の異名ほどではありません。
黒ベリー。あまり華やかな香りではないです。
重いアタック、酸味もタンニンもたっぷり感じます。
バランスは悪くないですね。
飲み進めると、フレッシュな果実も感じてきました。
余韻もいい。
マルベックの余韻は短めという先入観がありましたが、
どうやらそんなことはないようです。
1000円以下だったら大当たりではないでしょうか。


*****


Matayac AOC Cahors Malbec 2016
RRWポイント 89点