チリのルイス・フェリペ・エドワーズです。
過去からカルメネールはよく飲んでいて、
ハズレのない、なかなかの作り手という印象です。
今日はスーパーで250mlボトルというのを発見。
いろいろやってるなあと、つい手にしました。


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今日は昼間にサイゼリヤでモンテプルチアーノ・デ・モリーゼを、
デカンタ500mlでいただいてきましたので、夜は軽めに抑えようと。
そういう時に250mlサイズというのは理想的ですね。
ハーフボトル含め、小さいの、もっと普及しませんかね。

ラベルも、小さいボトルに表・裏兼用タイプ。
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小さいラベルに所狭しとメダルがいっぱい。(笑)


1976年創業と、チリでは新しい方のワイナリーです。
しかし、今や、100%家族経営としてはチリ最大規模に成長したそうで。
(インポーターサイト:三菱食品


久々に公式サイトをのぞくとカッコよくなってました。
トップページで畑や敷地の空撮動画がバーンと再生されます。
圧倒的なテロワールを感じずにはいられません。
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所有の畑も地図入りで詳しく解説。
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こういうのはうれしいです。

ワインの情報を見ようとサイト内を探すと、
バリエタルは「ファミリーワイン」として別サイトになってました。
そしてまた、
こんな安物まで(失礼!)ミレジムごとのデータシートを完備。
2018年までダウンロードできます。
(チリは南半球なので収穫は春ですから、もう2018出てます。)

今日のこのカベソーのセパージュは、
・カベソー 85%
・アリカント・ブーシェ 9%
・カベフラ 5%
・メルロー 0.5%
・シラー 0.5%
と、複雑なことやってます。

「アリカント(アンリ)ブーシェ」というのは、
昔はラングドックなどフランスでも栽培されていたそうで、
タンテュリエといって果肉や果汁まで赤いブドウの種類で、
ワインの色付けに効果があって重宝されていたようです。
今では南仏でもほとんどお目にかからなくなった品種が、
チリのこんなところでブレンドされてるんですね。9%も。
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Wikipediaより拝借。


樽は軽めに、仏・米国産の混合で3ヶ月とのこと。


さあ、スクリューキャップ回転。
Alc.13%。
濃いルビー。
カシス、黒ベリー、チェリー。
甘い酸味のアタックです。
喉元にはタンニンのかすかな収斂性。
残念ながら厚みはない味です。
しかし、ガブ飲みワインのはるか上をいく、
まとまりある感じの味わいはグーです。
余韻もありますが甘・酸が残るのがちょっと残念。

なるほど、フルボトルはきついですが、
250mlのちょっと飲みにはいいですね。(笑)


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Luis Felipe Edwards Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 86点