11月15日(木)に2018年のボジョレー・ヌーヴォーが解禁となりました。
マセラシオン・カルボニックなガメがさほどうまいわけもなく、
あんまり興味はないのですが、マスターソムリエの方いわく、
今年の出来を占うためにも味わっておく必要があるんだとか。


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こちら、パリの名門レストラン「タイユヴァン」が、
エノテカ向けにセレクトしたというラ・グランド・キュヴェ。
1本1万円いたします。これだけ高価ですとおいしいんでしょうか。

タイユヴァンの公式サイトを見てみます。
当然ながらレストランがメインのサイトで、
ワインショップのところに、扱いワインがリストアップされてます。
しかし、ワイナリーではないですから、つまらないですね。


エチケットを見ると、「Domaine par G. Gelin」詰めとなっています。
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この「G. Gelin」というのが、「Gilles Gelin」さんのことで、
「Domaine des Nugues」というドメーヌだということがわかりました。

Domaine des Nuguesの公式ページはこちら

このドメーヌへ行ってみましょう。のどかですね。
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ランシーというボジョレー地区の北側にある小さな村で、
ムーラン・ナ・ヴァン、フルーリ、モルゴンなどの村名AOCに囲まれてます。

こんな地図がわかりやすいですね。
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ランシーの場所を矢印で示しておきました。


さて、いただきますよ。
Alc.13%。
割と濃い赤紫。
紫がちょっと濃い目でしょうか?
フランボワーズ、チェリーですね。
意外な辛口のアタックです。
酸味がパレットに広がりますが上品な感じがします。
タンニンなのか苦味っぽいのが喉に残りますね。
それはそれで安っぽく感じさせないのでいいですが。
余韻にも酸味が残りますが、かなり穏やかです。
やはり値段なりの味にまとまっていますね。


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Les Caves Taillevent La Grande Cuvée 2018
Beaujolais-Villages Nouveau
RRWポイント 89点