今日は嫁の実家でタコパをするので、途中のスーパーでこれをゲット。
前からちょっと気になっていたシャプティエの激安ワイン。
イズミヤで980円なり。(笑)


IMG_6719
飲み残してきたやつを自宅で撮影。よって半分以上空いてます。(笑)


さて、こいつの素性を調べますよ。
M.Chapoutierの公式ページの方が情報は多いですが、
www.mariusbymichelchapoutier.comという専用サイトもあります。
しかしながら、結局セパージュ比率はわかりません。
グルナッシュ、シラーのブレンドというだけです。
樽熟は、記載がなくてもやってないでしょうね。

グルナッシュの方が先に書いてあるのでグルナッシュ多めと思いきや、
mariussyrah
あれれ!公式ではグルナッシュ・シラーの順ですが・・・

今日のいただくやつはシラー・グルナッシュの順に書いています。
(エチケット平面化画像。最廉価ラインでも点字付きです。)
IMG_6714
ということは2017年はシラー主体にブレンドしたってことでしょうか?
う~ん、ブレンド比率は書いておいてほしいですね~!


裏ラベルのフランス語の方の説明で、
現当主ミシェル・シャプティエ氏のおじいさんがマリウスさんだとわかります。
「また飲みたくなるのがいいワインなんだよ。」が口癖だったそうで。
ミシェルさんで7代目ですから、代々ワインづくりを受け継いできたんですね。

さて、このワイン、
「Vin de Pays d'Oc」でして、いわゆるIGPラングドックですが、
「ローヌのシャプティエがローヌの代表品種グルナッシュとシラーを
醸してるんだから間違いない。」
というようなことを裏ラベルや公式サイトでやたら喧伝しています。
「ラングドックなんだけどローヌっぽいよ」と言いたいんでしょう。
やはりラングドックよりローヌの方が格が上なんでしょうね。

IGPラングドックのエリアがわかりやすい地図を貼っておきます。
Paysdoc


さて、スクリュー回転。
Alc.13.5%。
濃いガーネット。
黒ベリー、チェリー。
辛口アタック。
軽めですね。
味の厚さの物足りないミドルボディ。
余韻も凡庸。

値段なりではありますが、
タコ焼きといっしょに充分楽しめます。


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M.Chapoutier
Marius by Michel Chapoutier 2017
RRWポイント 86点