前記事のレオヴィル・ポワフェレ2014は痛恨のブショネでした。
ミレジムは違いますが、正常ならこんなにおいしいという意味で、
グラス試飲した時のものを上げておきます。


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この写真を見て気づきましたが、ボトルに「LP」の浮彫がない。

2014には「LP」って入ってるでしょ。
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紋章じゃなくてイニシャルだけの浮彫って有難みないですが。(笑)


公式ページによると、セパージュは、
・カベソー 58%
・メルロー 30%
・カベフラ 6%
・プチヴェルド 6%
樽熟は18~20ヶ月。
そして、コンサルはミシェル・ロラン。(笑)


シャトー訪問は前記事でやってますので、サン・ジュリアンの地図をば。
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AOCサン・ジュリアンの11シャトーも書き込んでいます。

サン・ジュリアンとマルゴーの間にはオー・メドックがあります。
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場所によってはオー・メドックもバカにできないわけですね。


エチケット平面化画像。
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さて、いただきましょう。
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Alc.13.5%。
濃いガーネット。
黒ベリー弱め、鉛筆の芯。
しっとり濡れ落ち葉香が出てきました。
厚み感じるアタックです。
タンニンがいい仕事してますね。
パレットに滋味が広がります。
喉越しもシルキーなタンニンが下支え。
終始、統一感のある流れが心地よいです。

ああ、ブショネがないとこんなにおいしいんだ。
パーカーおじさんは94点だそうです。
うん、それぐらいのうまさがありますね。


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Château Léoville Poyferré 2011
RRWポイント 93点