先日のアメリカ出張のラスベガスにて、夕食パーティーでのワイン。
かなり高級な雰囲気の業界ビジネスディナーでしたから、
さぞかしいいワインが飲めるかと思っていました。(笑)
ワシントン州、コロンビア・ヴァレーのカベソーという、
一風変わったセレクションでしたので、一応調べてアップしときます。


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ラベルからはあまり高級そうな感じはしません。
公式ページで調べると10ドルなんだそうで。おい!激安ワインじゃんか!

その業界のまあまあ一流の方々が集まる豪華なディナーなんですが…。
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料理もメインがチキンと、かなりケチった内容に思われました。(笑)

公式ページはワイン紹介が2012年で止まっており、
1本10ドルと書いてあるぐらいで内容に非常に乏しいです。
調べていくと、「Goose Ridge Estate Vineyard」と住所が同じです。
よく見るとトップページにグース・リッジの畑のブドウからとあり、
結局グース・リッジのセカンドワイン的な位置づけのようです。

グース・リッジの公式ページにもこのワインの紹介がありました。
でもやっぱり情報なし。
日本のインポーターのサイトによると、
・カベソー 95%
・メルロー 5%
樽熟成はなしのようです。
Alc.13.5%。


 グース・リッジ自体はワシントン州では一流の作り手のようです。
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行ってみるとこんなところです。

グース・リッジ公式ページでコロンビア・ヴァレーの詳細地図発見。
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ワイナリー本拠地は「Red Mountain」にあるようです。

レッド・マウンテンは小域のAVAになっています。
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AVA=American Viticultural Area(アメリカの原産地統制呼称)


ラベル平面化撮影はしなかったのでネットから拝借。
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デザインはワイナリー周辺の地図のようです。
真ん中を流れてるのがコロンビア川。


そう言えば、コロンビア・ヴァレーのワインをこの前飲みましたね。

14 Hands Winery Cabernet Sauvignon 2016 Columbia Valley

実は、産地も品種もいっしょだからか、
味の傾向はこのワインもほぼ同じでした。

樽熟のない分、さらに居酒屋ガブ飲み系な印象です。
よって、そこからマイナス1点。

ワインの格がこういう味なのか。それとも、ワシントンのような
北の地方で作るカベソーはこんな味になる傾向なんでしょうか…。


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StoneCap Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 86点