今日は北ローヌのサン・ジョゼフをいただきます。
コート・ロティやエルミタージュとは違うんでしょうかね。
北ローヌではだいたいがシラー主体で、あまり重くない印象です。
過去のワインを思い出しながら、比べてみましょう。


IMG_7781
定番のギガルのサン・ジョゼフになります。


公式ページはいつもながらデータ充実で助かります。
セパージュは、
・シラー 100%
AOC規定ではルーサンヌ、マルサンヌを10%まで混ぜてよしです。
どちらも白ブドウなのが面白いですね。
コート・ロティはヴィオニエを20%まで混ぜてよしでしたね。
樽熟はセカンド樽にて16ヶ月。


ワイナリー訪問。本拠地はコート・ロティのあるアンピュイにあります。
01Guigal
道の両側がギガルですが、この通りの一帯は全部ギガルです。
ゴイゴイスー。


ネットで落ちてる北ローヌの地図を貼ろうかと思いましたが、
ここは勉強と、Google Mapに自分で書き込みを断行しました。(笑)
NorthernRhone
割とサン・ジョゼフって南北の広範囲に広がってるんですね。
今日のは主にトゥルノン(Tournon)とサラ(Sarras)の畑からだそうで、
ローヌ川を挟んだ(クローズ)エルミタージュの対岸あたりですね。いいかも。


エチケット平面化画像。ちゃんとネックシールもキャプチャー。
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インポーターのラック・コーポレーションの公式ギガルサイト


さて、抜栓です。
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コルク平面化撮影もしておきます。
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Alc.13.5%。
濃いガーネット。
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黒ベリー、フレッシュなチェリー。
軽い口当たりの辛口アタック。
かすかな酸味が感じられ、軽めの味わいです。
爽やかとも言える感じです。
うん?ブレタノマイセスっぽい風味もあります。
ステーキに合わせたら非常においしくいただけました。

ただ、余韻からフィニッシュまで酸味はつきまといます。
これが北ローヌの個性なのかもしれませんが、
手放しで高得点はつきませんでした。


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E.Guigal Saint-Joseph 2013
RRWポイント 88点