グランマルシェでふと目につきました。
「ビュゼ」って、確か南西地方だったよな~ってな感じで、
結局手に取ってレジに並んでました。(笑)
いろんなところに、いろんなワインがあるから楽しいのです。


IMG_7877
ビュゼのワインは主にカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、
メルロー、コ(マルベック)と、ほぼボルドー品種で作られます。
赤ワインが総生産の95%を占めています。


作り手は「Les Vignerons de Buzet」。
いわゆる「ビュゼのワイン生産者たち」の意味です。
フランスの地方にはよくある協同組合のような形態と思われます。

公式ページは、やはり協同組合のようなもののようです。
リンクをたどってワイン情報に行きつきますが内容ほぼなし。
セパージュは、
・カベフラ
・カベソー
・メルロー
と書いてあるので、多分カベフラが一番多いんだと思わせます。
しかし、ショップサイトなんかでは、
・メルロー 40%
・カベソー 35%
・カベフラ 25%
とあり、真逆です。正直真相はわかりません。


ワイナリーへ行ってみましょう。
Buzet02
やっぱり共同組合っぽい大きな施設です。
ベルジュラックの南方、ガロンヌ川を越えたほとりにあります。

南西地方を俯瞰して位置を把握しましょう。
Buzet01
まだまだ南西地方にはいろんな産地がありますね。課題は多し。


エチケット平面化画像。
IMG_7841
セパージュが品種だけ載っています。メルローが先に書いてますね。


さて、抜栓。コルクも平面化しておきます。
IMG_7875

Alc.14%。
濃いガーネット、クリアさはないです。
IMG_7876

黒ベリー、ミント、
カベフラななのか、茎っぽい風味もあり。
独特な酸味感じる辛口アタックです。
味の深みはまあまあありますね。
先ほどの酸がクールな味わいに感じさせますが嫌じゃないです。
突出したところはないですが、かなり楽しめます。
いいよ!


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Baron D’Ardeuil Buzet 2015
RRWポイント 89点