普段、白ワインはアウトオブ眼中なんですが、
たまにはロワールのプイィ・フュメなんかを物色してみます。
ディディエ・ダグノーのシレックスなんかが有名なんですが、
お値段見てビックリ。(Pouilly Fumé Silex/Didier Dagueneau)
そして選んだのがこのセルジュ・ダグノー。同じダグノーですが、
ディディエ・ダグノーの親戚筋なんだそうで…。


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インポーターの生産者紹介を読むと、ここの畑もシレックス土壌
(火打石=ケイ酸塩鉱物)だそうで、データシートには、
テール・ブランシュ(白い土)と呼ばれる粘土石灰質の下に、
泥土キンメリジャンが広がっているとあります。
畑も似ていて、親戚筋。これで十分だと思います。(笑)


公式ページはこじんまりというか簡素ですが、内容は十分です。
今日のワインも最新ヴィンテージの2018年ですがデータシート完備。
セパージュは、当然ながらの、
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
熟成はシュール・リーですが、樽はなしです。


ワイナリー訪問。こぎれいで立派な建物です。
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さすが親戚だけあって、ディディエ・ダグノーは歩いても10分ほどの距離。

ロワール白のもうひとつの銘醸地サンセールを含めた位置関係。
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左下に貼った地図はセルジュ・ダグノー公式ページから拝借。


エチケット平面化画像。
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さて、抜栓です。
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Alc.12.5%。
かすかに黄緑かかった薄いイエロー。
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青リンゴ、プラム。
フレッシュな辛口アタック。
聞くところによると、青臭い香り
(メトキシピラジン)もあるようですが、
それは全然感じません。
しかし、ミネラル感は半端ないです。
火打ち石ってやつですね。
これを感じられただけで満足。
ドライで軽い飲み口。グーです。


*****


Serge Dagueneau & Filles
Pouilly Fumé Tradition 2016
WWWポイント 78点



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