何だこのシンプルなラベルは?
ジンファンデルとでかでかと書かれ、NV(ノンヴィンテージ)?
あやしい…あやし過ぎる。
こんな怪しいのは買って試さないといけません。(笑)


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いつ収穫して、どれくらいの期間醸すのか、それは「11th Hour」に決まる。
「11th Hour」は11時ではなく、「最後の瞬間」を表す、聖書から来た表現のようです。
作り手の名前の意味はこういうことなんですね。


公式ページはあるにはあるんですが、トップページのみで、
簡単にコンセプトとラインアップを紹介してるだけです。

インポーターの徳岡の情報では、
マルチ・ヴィンテージ(複数年)のブレンドで、産地はサクラメント、ローダイ。
セパージュは、
・ジンファンデル  95%
・シラー 5%
樽熟は2年・3年落ちのフレンチとアメリカンオーク樽で16〜18ヵ月。

裏ラベルに「EagleRockVineyards.com」とそれらしいURLが書いてますが、
こんなサイトは存在しません。
「11th Hour Cellars」のワインメーカーが「Paul Scotto」という記述を頼りにネットを捜索。
ついに、「11th Hour Cellars」の本体は「Scotto Cellars」であることをつきとめました。
Scotto Family Wines」名のブランド及びサイトもあります。

1883年創業の全米でもTOP20に入る大規模家族経営ワイナリーです。
今日では、5世代目のアンソニー三世がオーナーとなり、ポールとマイケルの兄弟と
ナタリーとアンの姉妹がヘルプしており、まさに大家族経営ですね。
また、所有畑をローダイ、ソノマ、ナパ他へ広げ、事業はかなり拡大してるそうです。
「Scotto」ブランド以外にも無数のブランドを手掛けており、
ポールが担当する「11th Hour Cellars」もその一つに過ぎなかったみたいです。
Scotto Cellarsが扱うブランドらしきものを上げておきます。(笑)
・Rich Wine Co.
・Heavyweight
・A+D
・NAPA by N.A.P.A.
・Nola Grace Cellars
・Silver Peak
・Rare Blends
・Villa Armando
などなど…多すぎるでしょう!


一応、Scotto CellarsもしくはScotto Family Winesを訪問しておきます。
Scotto01
ローダイの町の真ん中ですし、倉庫みたいですね。


ラベル平面化画像。
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さて、スクリュー回転です。
Alc.13.5%。ガーネット。
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カシス、ブルーベリー。茎感もあります。
フレッシュな感じの辛口アタック。
ジンファンデルらしい軽めの味わいながら、
バランスがよく欠点がなさそうです。
酸味もあるものの、前へ出過ぎず絶妙な具合です。

これはうまいジンファンデル発見です。
うまいプリミティーヴォも探したくなってきました。


*****


11th Hour Cellars Zinfandel NV
California Lot 1883
RRWポイント 90点