南部ローヌ、ジゴンダスの作り手、ドメーヌ・サンタ・デュックです。
ここのジゴンダスはストックしてあって近々抜栓予定ですが、
その前に同じ作り手のVin de France(旧呼称Vin de Table)をお試しです。
1000円代ですから、うまけりゃ偉いワイン認定です。


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クオリティが基準に達しないもの使うのは、よくあるパターンですが、
なんとこれコート・デュ・ローヌやラストーなどのブレンドだそうです。
なら、AOCコート・デュ・ローヌも名乗らないのはなぜかなと思ったら、
不作の2002年にトップキュベを瓶詰めせず、ジゴンダス以下を格下げ、
結果コート・デュ・ローヌを格下げしたのがこのエリタージュの始まりだとか…。


公式ページはよくできていますが、このエリタージュが載ってません。
インポーター稲葉のPDFページに詳しい情報があったのでそちらを参照。
1874年創業ながら、現在のイヴ・グラさんが1985年に引き継いでから、
一気に名声を高めたそうです。
パーカーおじさんの5つ星生産者で、
「サンタ・デュックはジゴンダスに君臨するチャンピオン」と絶賛だそうで。
セパージュは、
・グルナッシュ 50%
・シラー 25%
・その他 25%
その他って…。
樽熟は不明。味で推測できるでしょうかね。


さあ、ジゴンダスにあるサンタ・デュックに行ってみます。
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なかなか立派な施設とお見受けしますが、畑越しから近づけず。


ザクっと南部ローヌ、ジゴンダスの位置関係を把握しておきましょう。
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人間好みは変わっていくもんです。以前は北ローヌのシラー主体だったのが、
今や南ローヌのグルナッシュの方が好きになっています。


エチケット平面化画像。
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さて、抜栓。
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横ミレジム入り、ドメーヌのマーク入り専用コルクとキャップシール。

Vin de Franceでも手抜かりない感じがコルクからも伝わります。
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Alc.13.5%。
濃いガーネット、透けにくいです。
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黒ベリー、カシス。
うま味辛口アタック。
かすかな甘みも感じ、果実味たっぷりですが、
味の厚みはしっかりある印象です。
喉越しのタンニンを感じつつ余韻に入るのはいいんですが、
若干あっさり終わる、あっけない感じは価格レンジ故でしょうか。

しかし、普段飲みには充分なうまさですよ。
う~ん、サンタ・デュックのジゴンダスを開けるのが楽しみです。


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Santa Duc Heritage 2015 Vin de France
RRWポイント 90点