コストコのワインお試しです。
南アフリカの良さげなヤツ、どんなもんでしょうか。
コストコにハズレなしとまでは言いませんが、おいしい確率は高いです。
なので、ついつい買ってしまいますよね。


IMG_9327
ワイン主体のようですが、5代に渡る家族経営の農場らしいです。


公式ページは、ワイナリー以外のレスランやホテル、精肉業まで網羅。
多角経営ってやつですね。
データシートが珍しいワードファイルですが一応完備。
セパージュは、
・カベソー 92%
・プチヴェルド 7%
・ピノタージュ 1%
ピノタージュがブレンド補助っておもしろいですね。
樽熟は、5%をアメリカンオークの新樽で、25%を旧樽で12ヶ月です。
合計30%しか樽熟成してないってことでしょうかね。軽めの樽。


ワイナリー訪問。幹線道路から遠目に見るだけ。近づけず。(笑)
Joostenberg01
ステレンボッシュの「Muldersvlei」という町です。
場所的にはパールとステレンボッシュの間くらいです。

W.O.(Wine of Origin)Western Capeをおさらいしておきましょう。
South_African_wine_regions
行政区分のウェスタン・ケープ州と同じ地域になり、かなり広域です。


ラベル平面化画像。
IMG_8912


さあ、抜栓。
IMG_9328
南アらしいデザインですが汎用品っぽいです。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_9326

香り立つ黒ベリー、スパイス、チェリー。
(シーチキン臭がかすかにしたような気が…。笑)
少し酸味の乗った辛口アタックです。
酸味の正体は強めの果実味とも取れますね。
マスカベA様のフォクシーフレーバーを感じるのが残念。
そうなると、味の厚みも貧弱に感じてきます。
余韻にもやわな酸(もしくは果実味)を引きずります。
コストコにしては少し残念。


*****


Joostenberg Cabernet Sauvignon 2017
Western Cape
RRWポイント 86点