ファミーユ・ペランのジゴンダスだす。
シャトー・ド・ボーカステルで有名なファミーユ・ペランですが、
ファミーユ・ペラン名でも南ローヌの種々の産地のワインを出してます。
やっぱりいただくなら「ジゴンダスだす。」というのが自分流…。(笑)


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「La Gille」って畑名ですかね。Google Map上では発見できません。


公式ページシャトー・ド・ボーカステルなんかと共通。
(Château de Beaucastelは専用サイトもありますが…)
ワイン情報はミレジムごとに載っていていい感じなのですが、
なぜか、セパージュの%や樽熟の期間なんかの数字が全くなし。
大樽と小樽の併用とかまで書いてあるのに、なぜ期間がない?
よって、このセパージュはネット情報。
・グルナッシュ 80%
・シラー 20%
パーカーおじさんは89点をつけてるようですね。


作り手訪問。ファミーユ・ペランの公式住所はここなんですよね。
Beaucaste01
まあ、本拠地なんでしょうが、車で10分ほど離れたところにも、
「ファミーユ・ペラン」という立派なワイナリーがあります。
でもやっぱりシャトー・ド・ボーカステルが看板なんでしょう。

南ローヌ全体からの位置関係を見ておきましょう。
Beaucaste02
ここに書き込んだAOCのほとんどをファミーユ・ペランでリリースしてます。
正確には、リラック、ヴァントゥー以外全部です。試したいですね~。


エチケット平面化画像。
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さて、抜栓です。
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ファミーユ・ペラン名のみのコルクとキャップシール。

Alc.14.5%。おう。
ガーネット、若いめの色味かな。
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黒ベリー。
加えて、南ローヌの馬小屋っていうか、鞣し革かな。
これこれ。本物の香り。(笑)
辛口アタック。
味の厚み、構造感、申し分ないです。
シルキーなタンニンもちょうどいい塩梅で盛り立ててくれます。
余韻がじんわり続くのも大変よろしい。

シャプティエのジゴンダスに若干及ばないような気がしますが、
十分おいしいです。偉い。


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Famille Perrin Gigondas La Gille 2015
RRWポイント 94点