はい、前回の続き。1000円ボルドー飲み比べ。
今日はアントル・ドゥ・メール(Entre-deux-Mers)です。
AOC Entre-deux-Mersは辛口白だけに認められたAOCでしたね。
見向きもしてなかっただけですが、初めていただきます。(笑)
ソーヴィニヨン世界大会の金メダルシールが貼ってます。
調べると、2018年度は金メダルは107の生産者が受賞しています。
ナパやらチリやらニュージーランドやら錚々たる顔ぶれです。
受賞基準はよくわかりませんが…。(笑)
もう一度、前回の赤、AOC Bordeauxとのツーショットを上げておきます。
こんな感じで2日目に赤白一緒に飲みました。何だか楽しいです。(笑)
作り手、Vignobles Buffeteauの公式ページでワイン情報確認。
セパージュは、
・ソーヴィニヨン 85%
・ミュスカデル 15%
「ソーヴィニヨン」の内、2/3がソーヴィニヨン・ブランで、
残り1/3はソーヴィニヨン・グリだそうです。
「Sauvignon Gris」というのは、ソーヴィニヨン・ブランの変種で、
ピンク色の果皮を持ち、ブラン単一より味が重厚になるということで、
ボルドーやロワールで栽培されてるようですね。
赤と同じく、樽は使わず数か月の熟成とあります。
前回、AOC Entre-deux-Mersとこの作り手の所在を示す地図を描きながら、
ゴルナックの村に印をつけて、ふと気が付きました。
これって、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeじゃないの?
AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeは同じく辛口白のAOCですが、
AOC Entre-deux-Mersより狭域の9つの村に限定されます。
Arbis、Cantois、Escoussans、Gornac、Ladaux、Mourens、Soulignac、
Saint-Pierre-de-Bat、Targonの9村です。ほら、ゴルナック入ってますね。
AOCアントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュを前回の地図に書き込んでみます。
ここでまたふと気が付きました。この作り手の所有畑は、
ゴルナックと隣のカステルヴィエル(Castelviel)に合計29haでした。
なるほど、一部域外のブドウですから「Haut-Benauge」が名乗れないんですね。
白品種は周囲の契約農家から7ha分買い足してるともありましたから、
ますます規定から外れるわけです。AOCって厳格ですね。
ついでのお勉強ですが、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeと同一地域で、
「AOC Bordeaux Haut-Benauge」というのがありますが、
これは辛口白に加えて甘口白も認められたAOCです。
Bordeaux Haut-Benaugeの公式ページというのもあり、
今日の作り手Vignobles Buffeteauは、そこの協会メンバーになってますね。
エチケット平面化画像。
さあ、抜栓です。
赤のAOCボルドーと同じDIAM1のコルクです。
同じですが、平面化撮影しておきます。
こっちの方が刻印が鮮明ですね。(笑)
アントル・ドゥ・メール、あなどれないですよ。
充分楽しめそうです。
今日はアントル・ドゥ・メール(Entre-deux-Mers)です。
AOC Entre-deux-Mersは辛口白だけに認められたAOCでしたね。
見向きもしてなかっただけですが、初めていただきます。(笑)
ソーヴィニヨン世界大会の金メダルシールが貼ってます。
調べると、2018年度は金メダルは107の生産者が受賞しています。
ナパやらチリやらニュージーランドやら錚々たる顔ぶれです。
受賞基準はよくわかりませんが…。(笑)
もう一度、前回の赤、AOC Bordeauxとのツーショットを上げておきます。
こんな感じで2日目に赤白一緒に飲みました。何だか楽しいです。(笑)
作り手、Vignobles Buffeteauの公式ページでワイン情報確認。
セパージュは、
・ソーヴィニヨン 85%
・ミュスカデル 15%
「ソーヴィニヨン」の内、2/3がソーヴィニヨン・ブランで、
残り1/3はソーヴィニヨン・グリだそうです。
「Sauvignon Gris」というのは、ソーヴィニヨン・ブランの変種で、
ピンク色の果皮を持ち、ブラン単一より味が重厚になるということで、
ボルドーやロワールで栽培されてるようですね。
赤と同じく、樽は使わず数か月の熟成とあります。
前回、AOC Entre-deux-Mersとこの作り手の所在を示す地図を描きながら、
ゴルナックの村に印をつけて、ふと気が付きました。
これって、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeじゃないの?
AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeは同じく辛口白のAOCですが、
AOC Entre-deux-Mersより狭域の9つの村に限定されます。
Arbis、Cantois、Escoussans、Gornac、Ladaux、Mourens、Soulignac、
Saint-Pierre-de-Bat、Targonの9村です。ほら、ゴルナック入ってますね。
AOCアントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュを前回の地図に書き込んでみます。
ここでまたふと気が付きました。この作り手の所有畑は、
ゴルナックと隣のカステルヴィエル(Castelviel)に合計29haでした。
なるほど、一部域外のブドウですから「Haut-Benauge」が名乗れないんですね。
白品種は周囲の契約農家から7ha分買い足してるともありましたから、
ますます規定から外れるわけです。AOCって厳格ですね。
ついでのお勉強ですが、AOC Entre-Deux-Mers Haut-Benaugeと同一地域で、
「AOC Bordeaux Haut-Benauge」というのがありますが、
これは辛口白に加えて甘口白も認められたAOCです。
Bordeaux Haut-Benaugeの公式ページというのもあり、
今日の作り手Vignobles Buffeteauは、そこの協会メンバーになってますね。
エチケット平面化画像。
さあ、抜栓です。
赤のAOCボルドーと同じDIAM1のコルクです。
同じですが、平面化撮影しておきます。
こっちの方が刻印が鮮明ですね。(笑)
Alc.12.5%。
明るい薄黄色。
ライム、青リンゴ、香りの量は豊富です。
まろやかな味。酸味のキレはなさそうです。
安物感、水っぽさも感じないので、まずまずですね。
アントル・ドゥ・メール、あなどれないですよ。
充分楽しめそうです。
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Château La Grande Métairie
Entre-Deux-Mers 2017
Entre-Deux-Mers 2017
WWWポイント | 78点 |
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