海外出張時の空港ラウンジのワインも記録しています。
ファーストラウンジでもなけりゃ大したワインはないんですが、
こんなワインがラウンジでは供されているという情報として…。
おっ、チリのウンドゥラガですね。


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ヘルシンキ到着。乗り継ぎの前にフィンエアーのラウンジにて。


昔から何度か飲んだことのある馴染みのある作り手です。
公式ページでワイン情報確認。

・カベソー 100%
樽熟は70%だけ仏・米樽で9ヶ月。残り30%はステンレスタンク。
困ったのは、今日のラベルにはDOマウレと書いてあるのに、
公式ページ情報はDOコルチャグアになってます。
ここのシラーはマウレなので、マウレにも畑は持ってるんでしょうけど。

サイト内を調べると、かなり広範囲に畑を所有してました。
以下にまとめましたが、マウレにも146ヘクタールの畑を持っています。
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このマウレのCauquenesという畑に、カベソー、シラー、カルメネールはじめ、
グルナッシュ、プチヴェルド、カリニャン、テンプラニージョ、ムールヴェードル...
といった黒品種と、シャルドネ、ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌといった、
白品種まで何でもござれで植えられています。ごいごいす~。

ここがサンティアゴ近くの本拠地です。
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1885年創業とあって、歴史ある建物と庭が印象的です。


裏ラベル。
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ねっ、DOマウレって書いてあるでしょ。
(フィンランドのインポーターのシールですね。)


さて、いただきます。
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Alc.13.5%。
ガーネット。
黒ベリー、スパイス、濡れた木。
かすかな酸味の辛口アタック。
味の芯も酸味に覆われている感じがします。
厚みの不足した味が余計にそう感じさせるのかも。
余韻も凡庸。
ちょっと残念な結果でした。


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Viña Undurraga
Aliwen Reserva
Cabernet Sauvignon 2017
Maule
RRWポイント 86点