ムルソーの名門、マトロです。ここのムルソーの白なんかを試したくなりますが、
やっぱりのピノ・ノワール赤、そしてAOCブルゴーニュ。(笑)
このパターンを続けてるのも、ブルゴーニュは畑の格やテロワールより、
作り手の違いの方が大きいと思うからです。(で、お手頃だからですが…)
「グランクリュとAOCブルゴーニュを比べたらやっぱりグランクリュでしょ」と
おっしゃる方もおられましょう。でもそれは、作り手が手を抜いてるのです。(笑)
ただ、優秀で真面目な作り手はAOCブルゴーニュで手を抜けずに、
ついつい秀逸なAOCブルゴーニュを世に出してしまう…それを探してます。(笑)
エチケットにはティエリ&パスカル・マトロ(Thierry et Pascale Matrot)とあります。
おじいさんのジョセフ・マトロさんが元々ピュリニー・モンラッシェとブラニ―で
ワイン作りをしてましたが、奥さんのマーガレットさんの実家がムルソーに所有していた
ドメーヌに一族で移り住み、始めたのがドメーヌ・マトロです。
なんだかんだあって(中略…笑)3代目のティエリさんと奥様のパスカルさんが運営。
よってこの名前になるのです。
公式ページはちょっと重いですが、きれいでよくできたサイトです。
当然ながらの、
・ピノ・ノワール 100%
完全除梗、低温浸漬10度で3~6日、天然酵母で発酵12~18日、ピジャージュ2回/日。
樽熟は新樽率10%で15ヶ月。1er Cruになっても新樽率が20%になるだけです。
(Grand Cruなどと差が出るのはこういう樽使いくらいじゃないかと…。)
畑はピュリニー・モンラッシェとムルソーからと書いてますが、場所は不明。
アメリカのインポーターのサイトと思われますが、
本家と見まがう作り・内容のサイトもありました。
データシート、エチケット画像、フランス語での発音音声データ(!)など、
ほぼ完璧です。本家へのリンクも貼ってあります。
さて、ムルソーにあるドメーヌ訪問です。
近所にコント・ラフォンがありますね。歩けば10分ぐらい。
コシュ・デュリはちょっと離れていて、ここには見えません。
ムルソーの地図上で見てみましょう。
赤で示したところがドメーヌ・マトロの場所です。
山側の端がピュリニー・モンラッシェにまたがるブラニーになります。
ブラニーという行政区はなく、畑のみ。AOCも赤のみなので、
ここで白を作るとAOCムルソーになります。
ブラニーついでにピュリニー・モンラッシェの地図も貼っておきましょう。
ムルソーから続いてるブラニーで白を作っても、同じくAOCブラニーにならず、
AOCピュリニー・モンラッシェになってしまいます。
少し脱線しましたが、コート・ドール全体の地図で位置関係確認。
割とムルソーって面積がありますね。
エチケット平面化画像。
裏ラベルはおなじみ情報なしのエノテカなので割愛。
さあ、抜栓。もとい、スクリュー回転。
スクリューキャップは珍しいんじゃないでしょうか。
エンボスのエンブレム入りや認証シールの印刷などカッコいいですが。
やっぱりのピノ・ノワール赤、そしてAOCブルゴーニュ。(笑)
このパターンを続けてるのも、ブルゴーニュは畑の格やテロワールより、
作り手の違いの方が大きいと思うからです。(で、お手頃だからですが…)
「グランクリュとAOCブルゴーニュを比べたらやっぱりグランクリュでしょ」と
おっしゃる方もおられましょう。でもそれは、作り手が手を抜いてるのです。(笑)
ただ、優秀で真面目な作り手はAOCブルゴーニュで手を抜けずに、
ついつい秀逸なAOCブルゴーニュを世に出してしまう…それを探してます。(笑)
エチケットにはティエリ&パスカル・マトロ(Thierry et Pascale Matrot)とあります。
おじいさんのジョセフ・マトロさんが元々ピュリニー・モンラッシェとブラニ―で
ワイン作りをしてましたが、奥さんのマーガレットさんの実家がムルソーに所有していた
ドメーヌに一族で移り住み、始めたのがドメーヌ・マトロです。
なんだかんだあって(中略…笑)3代目のティエリさんと奥様のパスカルさんが運営。
よってこの名前になるのです。
公式ページはちょっと重いですが、きれいでよくできたサイトです。
当然ながらの、
・ピノ・ノワール 100%
完全除梗、低温浸漬10度で3~6日、天然酵母で発酵12~18日、ピジャージュ2回/日。
樽熟は新樽率10%で15ヶ月。1er Cruになっても新樽率が20%になるだけです。
(Grand Cruなどと差が出るのはこういう樽使いくらいじゃないかと…。)
畑はピュリニー・モンラッシェとムルソーからと書いてますが、場所は不明。
アメリカのインポーターのサイトと思われますが、
本家と見まがう作り・内容のサイトもありました。
データシート、エチケット画像、フランス語での発音音声データ(!)など、
ほぼ完璧です。本家へのリンクも貼ってあります。
さて、ムルソーにあるドメーヌ訪問です。
近所にコント・ラフォンがありますね。歩けば10分ぐらい。
コシュ・デュリはちょっと離れていて、ここには見えません。
ムルソーの地図上で見てみましょう。
赤で示したところがドメーヌ・マトロの場所です。
山側の端がピュリニー・モンラッシェにまたがるブラニーになります。
ブラニーという行政区はなく、畑のみ。AOCも赤のみなので、
ここで白を作るとAOCムルソーになります。
ブラニーついでにピュリニー・モンラッシェの地図も貼っておきましょう。
ムルソーから続いてるブラニーで白を作っても、同じくAOCブラニーにならず、
AOCピュリニー・モンラッシェになってしまいます。
少し脱線しましたが、コート・ドール全体の地図で位置関係確認。
割とムルソーって面積がありますね。
エチケット平面化画像。
裏ラベルはおなじみ情報なしのエノテカなので割愛。
さあ、抜栓。もとい、スクリュー回転。
スクリューキャップは珍しいんじゃないでしょうか。
エンボスのエンブレム入りや認証シールの印刷などカッコいいですが。
Alc.12%。
ルビー。粘性の涙です。
フランボワーズ、チェリー、プラム。
苦味のある辛口アタック。
最初から軽い収斂性も感じます。
お陰で複雑味になってますね。
果実味もあるんですが、
タンニン性の強い風味に覆い隠されてるような気がします。
タンニン性の強い風味に覆い隠されてるような気がします。
後々、これを酸味でバランス取ってるんだなって気づきます。
なんだか、いろいろと慌ただしい流れですが、
なんだか、いろいろと慌ただしい流れですが、
パンチがあって楽しめるピノということにしましょう。
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Thierry et Pascale Matrot
Bourgogne Pinot Noir 2015
Bourgogne Pinot Noir 2015
RRWポイント | 89点 |
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