イタリアワイン界の帝王と称されるガヤ。その来日イベントでの1本。
6種類くらい試しましたが、やはりガヤと言えばバルバレスコでしょう。
前に2003年を試していますが、割と若い2016年はどんなもんでしょうか。今回のイベントにはこの普通のバルバレスコだけでしたが、
単一畑のさらに上等なバルバレスコもラインアップにあるようですね。
5万円以上の値段がついているようです…。
そのあたりはエノテカのサイトが詳しいです。
よく見るとガヤのバルバレスコの畑の場所を示す地図が載っています。
これはありがたい情報ですよ。
解像度が悪いですが、だいたいの位置はわかりましたよ。
バルバレスコの畑は14ヵ所に分散しているそうですが、
Sori San Lorenzoの畑に隣接する部分が最大面積のようです。
そこの畑名はSecondineと言うようです。早速行ってみましょう。
ガヤにも近く、タナロ川にも近く、急斜面で、いかにもよさげな感じ。
ラベル平面化画像。
文字欠け発生してますが、まあ雰囲気ですから。
さあ、いただきます。
Alc.14%。
透明感あるしっかりしたルビー。
黒ベリーと渾然一体の黒糖感。
甘みを思わせるダークチェリーも感じます。
軽やかな辛口アタック。
酸味の存在は感じつつも味の芯はつかめます。
厚みもしっかりしてますが女性的なしなやかさもあります。
余韻はじんわり楽しめるんですが、
酸もちゃんと居座ってるのがちょっと気になります。
やっぱりガヤには傑出した感を感じないんですよね。(笑)
パーカーおじさんはこれに96点をつけています。
うっそだ~。
*****
Gaja Barbaresco 2016
RRWポイント | 89点 |
---|