今日はジュヴレ・シャンベルタンの村名をいただきますよ。
ドメーヌ・ジェラール・セガンは発祥こそは1850年代にさかのぼりますが、
グランクリュはなく、ジュヴレ・シャンベルタン中心に5.5haを持つ小さなドメーヌ。
そんなところの渾身のプルミエ・クリュをいただきたいものですが、
まずは村名Gevrey-Chambertinと参りましょう。(笑)


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それでも平常運転時のAOCブルゴーニュではありませんから、
ちょっと贅沢な気分になります。テロワール神話に踊らされてますね。(笑)


公式ページはひと昔前のテイストながら情報は十分。

この村名畑La Justiceは村名畑でもいいところだそうで、樹齢は40年。
・ピノ・ノワール 100%
手摘み収穫、完全除梗、自然酵母で発酵。樽熟はアリエ産(新樽率30%)で15~18ヶ月。


さあ、ドメーヌ訪問です。さすが旧家、町の高台、山裾の方です。
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なんと、ジェラール・セガンはアルマン・ルソーとデュガ・ピィの間です。
両隣がジュヴレ・シャンベルタンの超大物とは…。すごいご近所です。
オセロゲームならジェラール・セガンもひっくり返って超大物になりそうです。(笑)


今日の村名畑、La Justiceを探します。(ラックコーポレーション様サイトから拝借)
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黄色に塗ったのがLa Justiceの畑。ドメーヌ(赤マル)からの距離もわかりますね。

やっぱりですが、お勉強のためGoogle Map上に再現します。(笑)
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グランクリュ、プルミエクリュ、村名畑の位置関係、広がりを感じましょう。

実際の畑を見に行きましょう。
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グランクリュが麓に横たわる丘が右手遠くに見えますね。
村名畑と言っても、これぐらい離れてるわけです。十分美しい畑ですが。


エチケット平面化画像。
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歴史を感じさせるオーソドックスなラベルデザインです。

表をしっかり鑑賞できるように裏ラベルは別撮り。
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さあ、抜栓と行きましょう。
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ミレジムなしのコルクは残念ですが、キャップシールともに紋章入り。

コルクの平面化もしておきます。
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小さいドメーヌでは問題ないと思いますが、ラベル貼る前にミレジムが混ざらないよう、
コルクに年号を打っておくのは大切と思います。できれば打栓後も見られる横面に。

Alc.13%。
ルビー。クリア感あり。
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フランボワーズ、ブラックチェリー、紅茶、海苔の佃煮、木の皮…。
健全なピノの熟成香って感じがします。
酸味立つ辛口アタック。
複雑味をしっかり感じるのですが、
酸のお陰で若干軽めの印象を受けます。
喉元にごく弱いタンニンが来て、
その後の余韻はさすがのうまさで伸びます。

いい酸はタンニンと拮抗するとうまくなるなぁ…と実感します。
このジュヴレ・シャンベルタン村名はエレガントです。


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Domaine Gérard Seguin
Gevrey-Chambertin
La Justice 2014
RRWポイント 91点