リカマンの店頭で変なワインを見つけました。
作り手はスコリウム・プロジェクト。プ、プロジェクト!?
ラベルにもカリフォルニア赤ワインとしか書いていません。
怪しい。怪しすぎる。こういうワインは調べて試してみなきゃです。(笑)


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味もそっけもない幾何学模様のラベル。ワインとして楽しまれるのを拒否するかのようです。


公式ページはお世辞にもよく出来た作りではありません。

コンタクトページで所在を調べようとしたら、メールフォームのみ。
「私達は小さなチームなので全員忙しい。電話もらっても誰も出られません。
メールには頑張って答えます。」とのメッセージ。
ネットで調べると、オーナーのAbe Schoener(エイブ・ショーナー)さんが、
何だかんだあって(笑)2006年に独立して作ったワイナリーらしいです。
旧来のカリフォルニアワインではなく、自分が美味しいと思うワインを実験的に追求し、
それを一般的にリリースしてしまう驚きのワインメーカーなんだそうで。(笑)

ショップサイトへ行くと今日のワイン情報がありました。

ローダイ(Lodi)にある樹齢140年の自根のサンソー(Cinsault)100%だそうです。
除梗を一切しない全房発酵。オーク樽で12ヶ月の熟成。
「ローダイのワインと思うな。ヴォルネイだと思え。」なんて書いてます。
ブルゴーニュのピノみたいな味になってるんでしょうかね。(笑)

この畑を受け継いだ時「Malvasia Nera」が植えられていると説明を受けたそうですが、
ローダイ周辺に入植したドイツ系移民がMalvasia Neraと呼んでいた品種が、実は、
サンソーであると2年後にわかったそうです。
それに因んでワイン名を「最初のマルヴァジーア・ネラ」と言う意味で、

First Malvasia Nera = 1MN

と名付けたらしいっす。ギャフン!わかんね~って!(笑)
ネットには、この作り手の詳しい解説もありましたのでリンクしておきます。

INFO 情報 情報


さて、ワイナリー訪問を試みます。
ナパ近くのソラノ郡、Suisun Valleyにあるとの情報からここがヒット。
Scholium01
Google Map上は「閉鎖」となっているのが気になりますが…。

Suisun Valleyは1982年にAVA(American Viticultural Area)に認定されてます。
The Scholium Projectの場所と一緒に位置関係を見ておきましょう。
Scholium02
しかし、カリフォルニアはいろんな産地がありますね。課題多し。


ラベル平面化画像。
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このデザイン、情報で、初見で買おうと思う人少ないと思います。

その上、これです。キャップシールなしでコルクむき出し。
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で、また変な模様が。ここにはミレジムを打ってくださいね。(笑)

コルクも平面化しました。
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で、また、意味不明の図形。数学の問題を思いだします。

さあ、お味はいかに? ヴォルネイのピノのようでしょうか?(笑)
Alc.12.81%。(細かっ。)クリア感あるガーネット。
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香り立つチェリー、プラム、カシス。
フレッシュ&ふくよかな黒ベリーって感じ。
不思議な酸と甘みをかすかに感じましたが、辛口アタック。
奥に苦味もあり、ハーブ感も絡んだ複雑な味ですね。
余韻も不思議な爽やかさで続きます。
酸多めだからかと思いますが。
程よくLingeringな余韻。
苦味の後味が残りますが、でも嫌じゃない。

面白いな~。ワインの可能性を感じます。
スコリウム・プロジェクト、覚えておきましょう。


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The Scholium Project
1MN Bechtold Ranch 2016
RRWポイント 88点