いつもは眺めるだけで記事にしていたDRC (Domaine de la Romanée-Conti) ですが、
今日はロマネ・サン・ヴィヴァンを味見しましたので、少しうだうだ書いてみます。
軽く200万円越えのロマネ・コンティは問題外ですが、これとてボトルなら30万円コース。
「偉いワイン探し」を大きく逸脱するのは重々承知ですが、気になるってもんです。
そもそも、このブログのトップ画像がロマネ・コンティの畑なんだし…。(笑)


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おいしい全房発酵なら過去からいくらか飲んできています。
ドメーヌ・ド・ラルロデュジャックシモン・ビーズとか…。
これらもそんなにお安くはないのですが、DRCほど高価ではありません。
その「うまさ」に値段ほどの差はないというのはだいたい想像できます。
しかし、神がかり的な「本物」といううまさは存在するんでしょう。
それだけの価値を認めて、その金額を払う人がいるんですから。(笑)


公式ページは至って簡素、シンプル。フランス語のみ。王者の貫禄とも言えますね。

8つの所有グラン・クリュの紹介はありますが、面積・生産ボトル数と詩的な(笑)説明のみ。
一般には除梗・破砕しない全房発酵でトロンセ産のオーク樽の新樽100%で熟成します。


DRCの詳細については国内正規代理店のファインズのサイトをリンクしてお茶を濁します。

DRCが持つ8つのグラン・クリュは以下の通りです。
・CORTON
・ECHEZEAUX
・GRANDS-ECHEZEAUX
・LA TACHE
・MONTRACHET
・RICHEBOURG
・ROMANEE-CONTI
・ROMANEE-SAINT-VIVANT
(DRCの公式ページからコピペしたので大文字になってます。)


前を通ったことはあるんですが、写真は撮ってないのでGoogle Mapで訪問します。
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規模も見かけも質素そのものです。儲かってると思うんですが。(笑)

これが自分で撮った写真。ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑越しにDRCの裏手が見えます。
DRC01
この時は(2017年9月)収穫直前で熟したピノ・ノワールがたわわに実っていました。

そのロマネ・サン・ヴィヴァンの畑をクローズアップしてみます。
DRC02
クリックで拡大してブドウの房を高解像度で堪能してください。(笑)
この辺りもDRC所有なので、まさにDRCで瓶詰めされるブドウの写真になります。

ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑を俯瞰して、DRCの所有部分を確認しましょう。
DRC_RSVGGM
デュジャックやルロワの区画もあるものの、ほぼDRCのモノポール状態ですね。(笑)

で、例によって、
共にDRCの畑であるロマネ・サン・ヴィヴァンとロマネ・コンティの間に降り立ちます。
RomaneeStVivant02
2つの畑を隔てるこの小道で何が変わるのか? ボトル一本200万円以上の差があります。
ロマネ・サン・ヴィヴァンの30万円を安く感じさせる心理作戦の線も考えられますね。(笑)


エチケット平面化画像。手動なので少々難がありますが。(笑)
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マレ・モンジュ(MAREY-MONGE)とありますが、もともとマレ家が所有で、
Domaine Marey-Monge名のロマネ・サン・ヴィヴァンを作ってました。(ルロワ)
その子孫が1988年に巨額の相続税のために畑をDRCに売却します。
それまでもDRCはその畑でDRC名のワインも作ってたので、敬意を表して、
今でもその名前をエチケットに入れているそうです。


コルクは平面化はなしです。
IMG_1431
ロマネ・サン・ヴィヴァン専用ですが、なぜかロマネ・コンティの畑のイラストです。

なぜなら、この石の十字架と石垣が描かれているからです。
RC01
ロマネ・コンティの畑の前にはこの十字架があり、石垣で仕切られています。
(この角度で撮ると、十字架の向こうに見えるのはリシュブールになりますが…。笑)


さて、お味の方は?
Alc.13%。クリアなルビー。全房~って色の薄さです。
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フランボワーズ、プラム、フィーグのジャム。
フレッシュ感のあるフレーバーが香り立ちます。
滋味が乗ったアタックです。
酸を感じますが複雑な味わいの中心には、
かすかな苦みも発見できます。これも全房っぽい。
余韻はタンニン+苦味が薄く乗って、
同様のバランスを取りながらじんわり続きます。

確かに貫禄あるうまさだと思います。
RRWポイントで言うと95点かな。
調べたらパーカーおじさんも95点らしいです。
気が合うな~。(笑)


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Domaine de la Romanée-Conti
Romanée St-Vivant 2013
RRWポイント 95点