昨日に引き続きコート・シャロネーズ、ジヴリのフランソワ・ランプです。
今日はジヴリの1級畑クロゾーからのシャルドネ、白をお試しです。
昨日の赤は状態が悪かったのか、少々残念な感じでしたが、白はどうでしょう。
この作り手が有名になったきっかけが白といいますから、期待は高まります。


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まだまだ未熟者のRed Red Wineでは、未だブルゴーニュ白のベンチマークがなく、
(出会っておらず?)白を評価する確たる基準を持ち合わせておりません。(笑)
なのでWWW(White White Wine)ポイントなる採点も赤以上にいい加減です。
もっと精進しなくてはだわ。


公式ページはシンプルで情報少なめですが、カッコいいです。

1977年からブドウ栽培を始め、1991年にドメーヌを設立していますが、
ジヴリを代表する優秀な生産者としてフランス国内で評価が高いそうです。
公式サイトは貧弱情報なのでネット情報ですが、
・シャルドネ 100%
を全収穫分を圧搾して直ぐに樽(新樽30%)に入れ、そのまま発酵。
熟成は不明ですが赤と同じく12ヶ月でしょうかね。
パーカーおじさんはこの2017年に92点をつけています。


ジヴリの市街地にあるドメーヌ訪問。新しそう。おしゃれな外観です。
Givry04
きれいな畑に囲まれていますね。所有畑でしょうか。

コート・シャロネーズからおさらいしていきます。Givryはここです。
Givry03
ジヴリはリュリー、メルキュレとともに赤・白OKのAOCです。
モンタニーだけ4つの村にまたがり、白(シャルドネ)のみのAOCでしたね。

ジヴリのAOC地図でプリミエ・クリュと村名の畑の分布を見ましょう。
Givry02
黄色の所が今回試した赤・白の1級畑です。ドメーヌの場所も印してます。
La Vigne RougeとLa Brûléeという1級畑も含め全部で約9.5ha所有してるそうです。
(地図上で探してみてください。La Brûléeはわかりにくかったです。笑)

例によって、Google Map転記をしてみました。
Givry01
それぞれの畑も訪れ、写真(スクショ)を撮ってみました。(笑)
なかなかきれいな畑です。コート・ドールと遜色ないような気がします。


エチケット平面化画像。
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裏ラベルのほうが立派で長い。(笑)


さて、いただきます。
Alc.13%。
イエロー。
GivW

白い花、白桃、洋梨。
酸味によって甘く感じましたが辛口アタック。
花梨、炭酸飲料のシトラスの風味。
総じてフルーティですね。

美味しいんですが、
ブルゴーニュに期待する味とはちょっと違う気がします。
まあ、ブルゴーニュ白の判断基準のない自分が言うのもなんですが。(笑)


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Domaine François Lumpp
Givry 1er Cru Crausot 2017
WWWポイント 77点



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