2回目の登場、オーストラリアのコールドストリーム・ヒルズのピノです。
前回は2016でしたからミレジムは2年進んでます。やはりおいしいかな?
漫画「瞬のワイン」でオーストラリアのロマネ・コンティと紹介されたように、
DRCをお手本に全房発酵でブルゴーニュ・スタイルを目指してますからね。
今日のこれはスタンダードラインですが、同じく全房発酵でやってます。


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オーストラリアの有名ワイン評論家ジェームズ・ ハリデー氏夫妻によって、
1985年設立されたワイナリーですが、1966年にサウスコープに買収され、
2005年にはそのサウスコープもフォスターズ(Foster’s)傘下になります。
オーストラリアのワイン業界の常ですが、大手の資本参加が当たり前になってます。
オーストラリアには何千というワイナリーがありますが、法人としては、
上位20社で全ワインの90%の流通を占めるそうです。


創設者のジェームズ・ ハリデー氏はご高齢ながら未だライターで活躍中で、
コールドストリーム・ヒルズも氏が育てたワインメイキングチームが、
引き続き高品質なワインを作り続けているそうですから、安心です。(笑)


公式ページは情報多そうですが、ショップ兼用で最新ヴィンテージのみ。

なので、残念ながら今日のワイン情報は2019年のもです。
・ピノ・ノワール 100%
当然ながらの全房発酵。新樽率27%のフレンチオークで8ヶ月の熟成です。
上等ラインのリザーブでは、これが新樽率41%で10ヶ月となります。


ワイナリー訪問です。
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ビクトリア州の大都市メルボルンの東に車で1時間ほどのところ。
残念ながらストビューではここまで。


「Yarra Valley」を確認しておきましょう。メルボルンのすぐ横。
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コールドストリーム・ヒルズのサイトの説明では、ヤラ・ヴァレーは、
「ボルドーより冷涼でブルゴーニュより温暖」という表現をしています。
オーストラリア内では南の方なので冷涼で、お陰でピノ・ノワールや、
シャルドネが盛んなんでしょうね。
80軒以上のワイナリーがテイスティングやってるそうです。行きた~い。


ラベル平面化画像。
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レイアウトは同じですが、畑やブドウの写真が毎年差し変わります。
裏ラベルによると、ジェームズ・ ハリデーさん自ら撮った写真です。

実はインポーターラベルがこんなだったので剥がしています。
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バーコードに被せたんでしょうが、公式サイトのURLや住所も隠れてます。
困るな~、こういうのは。せめて剥がしやすいシールにしてほしいです。


さて、スクリューキャップ開栓です。
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Coldsream Hillsの頭文字がエンボスになってます。

Alc.14%。
透明感あるルビー。全房にしてはしっかり色が出ています。涙も形はっきり。
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フランボワーズ、プラム、茎っぽさと佃煮複雑香。
ブルゴーニュの上等な全房の雰囲気のある香りですよ。
辛口アタック。
複雑な香りは複雑味のある味に繋がっていることを実感します。
かすかな苦味が絶妙ですね。
余韻も酸・タンニン・苦味・複雑味すべてがハーモニー。
このままフィニッシュまでじんわり楽しめました。

ブルゴーニュでもなかなかない上等さを感じます。
ブルゴーニュの美味しいピノを探すことの意義が薄れそうです。


*****


Coldstream Hills
Pinot Noir 2018
Yarra Valley

RRWポイント 93点