コート・シャロネーズはコート・ドールに続いていて悪くはないはず、
という期待でジヴリのフランソワ・ランプを試しましたが「う~ん」でした。
コート・ドールに(ブーズロンを挟んで)隣接するリュリーはどうでしょう。
コート シャロネーズでも屈指のドメーヌとして知られるジャクソンです。
その本拠地リュリー(Rully)の村名畑からの1本をお試ししてみます。


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1946年にアンリ・ジャクソンさんがリュリーに創設した家族経営のドメーヌ。
Paul & Marie Jacquesonという名前になってますが、ポールさんは息子。
マリーさんはポールさんの娘で、アンリさんの孫ということになります。
2006年からマリーさんがドメーヌの仕事を任されています。親子の名前でした。
2015年からはポールさんの息子のピエールさんも加わったそうで、
またドメーヌの名前が変わるのかしら?(笑)


公式ページはこじんまりしてますが、かっこいいです。

ただ、ワインの詳細がほとんどない上に、今日の「La Barre」が載ってません。
しかしながら、赤は全部以下の同じ手法だそうで…。
・ピノ・ノワール 100%
完全除梗、熟成は新樽率25%のオーク樽で12ヶ月です。


まずは、リュリーのドメーヌ訪問。
Jacqueson01
教会に隣接したかなり大きな建物です。裏手が住居のようですね。
Domaine JacquesonやH.et P. Jacquesonといった表記も見られます。
運営する代によって名前を変えていくつもりでしょうか?(笑)

さて、 Côte Chalonnaiseの自作地図でリュリーの位置を確認します。
Rully03
Bouzeron、Rully、Mercureyと地続きになってますね。

RullyのAOC地図を見て、Rully AOCをおさらいします。
1939年にMercurey、Montagnyと共にAOC昇格。(Givryは1946年)
23のクリマがPremier Cruになっていますが、Grand Cruはないです。
Rully02
今日のワインの「La Barre」の畑を発見。ドメーヌとの位置関係も理解。

恒例、Google Map転記。うん、やっぱりわかりやすい。(笑)
Rully021
La Barreの畑に(ストビューで)行ってみましたが、季節が悪かったです。残念。

ジャクソンはリュリーの他、メルキュレとブーズロンにも畑を所有。
公式ページに詳しい所有畑の地図がありました。これは助かります。
Jacqueson02
区画位置や面積まではっきりわかりますね。60%が白、40%が赤だそうです。


エチケット平面化画像。
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スキッとしていて好感持てるデザインです。

裏はインポーターシールだけだったので別撮りです。
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さあ、抜栓です。
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キャップシールは、ネックに「Famille Jacqueson」と入ってますが、
てっぺんは普通にブドウのエンボス。

コルク平面化。
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テクニカルコルク、5年耐用のDIAM5を採用です。

Alc.13.5%。
澄んだルビー。
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フランボワーズ、フレーズ、スパイス、鰹出汁(笑)。
辛口アタック。
ほのかに甘みが着いてきます。
果実味が溢れる中に、
しっかりした味の芯はありますね。
程よい酸の演出だと思われ。
新大陸のうまいピノの雰囲気を感じます。
余韻もいいバランスが続き、好印象。

やっぱり、作り手によるのかな。
コート・シャロネーズもおいしいのがありました。


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Domaine Paul et Marie Jacqueson
Rully “La Barre” 2017
RRWポイント 92点