アルゼンチンの、1000円でお釣りが来るブレンド赤ワインですが、
確かリュルトン家がアルゼンチンに建てたワイナリーという売り文句で、
この前飲んだミシェル・ロランのアルゼンチン・ワインからの連想もあり、
何かのついでにポチッと押してしまったようです。(笑)
そこらへんのアルゼンチン事情も探りつつ試してみることにしましょう。


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リュルトン一族のFrançois Lurtonがアルゼンチンに展開するワイナリー、
Bodega Piedra Negraというところのワインで、多分最ローエンド。(笑)
でも、どこかの雑誌の「ネットで買える1000円ワイン」かなんかで入賞とか…。


公式ページは立派です。ラインナップ見ると若干高級路線を狙ってますね。

そのせいか今日のワインは載っていません。情報ないのは困りますね〜。
ネット情報では、サンジョヴェーゼやボナルダとマルベックのブレンドだとか、
怪しいのが散見され、「サンジョヴェーゼが効いている」だの、まことしやか。

こういう時、信頼できるのがインポーター情報。インポーター飯田の情報では、
・シラー 80%
・マルベック 20%
とのことで、Bodega Piedra Negraのローエンドにも同じようなブレンドがあって、
信憑性は高そうです。シュールリーで3ヶ月熟成するも、当然のごとく樽はなし。


さあ、ワイナリー訪問。メンドーサの市街から車で南下すること1時間半。
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さすが、リュルトン。近代的なカッコいいワイナリー施設です。
インポーズした畑の写真、マルベックでなくて(Côt)なのが面白いです。

ここは積極的にテイスティング・ツアーを受け入れていて好感が持てます。
いろんなコースがあり、この「月明りのテイスティング」なんて行ってみた~い!
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広域の地図で位置関係を見ます。Uco Valley、Tunuyánの町の近くですね。
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おっと、ボデガ・ロランのあるClos de los Sieteがご近所ですね。
サンティアゴも一緒に収めましたが、アルゼンチンのメンドーサと、
チリのマイポは、アンデスを挟んで表裏一体な位置関係ですね。
どちらも銘醸地ですが、太平洋に面してる方が複雑性があると思います。
(カルメネール振興協会代表 談)


ラベル平面化画像。
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Bodega Piedra Negraを前面に出さないのは、お手頃シリーズだからでしょうか。


さあ、スクリュー回転。
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François Lurton名とマーク入り。やはり無地よりはいいです。

Alc.13%。
紫寄りのガーネット。
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カシス、プラム、ミント系、青野菜…。
深みのない酸味系の香りに感じます。
辛口アタック。
割と厚みのある味で安心します。
軽さを生む微かな酸に裏支えされているは仕方がないとして、
居酒屋ガブ飲みワインとは一線を画すレベルには到達しています。
余韻はサラッと安物風情が顔を出すんですが、
大失点ポイントは特になく、いい評価ができそうです。

食事と合わせてしっかり楽しめるお手頃ワインでした。
メンチカツに合いましたぞ!(笑)


*****


Bodega Piedra Negra (Lurton)
Finca Las Higueras Tinto 2017
RRWポイント 89点