AOCプイィ・シュル・ロワールをいただきますよ。品種はシャスラ100%。
ソムリエのお勉強した人はわかりますよね。プイィ・フュメと一緒に覚えます。
最近、知識でしかないワインを飲んでおきたくて、課題として取り組んでます。
お勉強で終わらせたらもったないくらいの驚きと発見があり楽しいです。(笑)


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マルク・デシャンさんは、1978年に地元の古いドメーヌ、フィジェ家に就職。
ワインメーカーとして働いていましたが、1991年にオーナーのポールさんが急逝。
マルク・デシャンさんはフィジェ家からドメーヌを引き継いで運営しています。
棚ボタなんて言ったら怒られますね。(笑)

AOC Pouilly-Fuméの地域のど真ん中、Pouilly-sur-Loireのコミューンにある、
ロワール川の畔のレ・ロジュ(Les Loges)というところにドメーヌはあります。
今日のワインも「Les Loges」とありますから、そこの畑なんでしょうね。

AOC Pouilly-Fuméの地域でソーヴィニヨン・ブランプイィ・フュメですが、
シャスラで作るとAOCプイィ・シュル・ロワール(Pouilly-sur-Loire)になります。
しかし、ソーヴィニヨン・ブランのプイィ・フュメ(Pouilly-Fumé)の名前は絶大で、
高く売れるもんですから、シャスラの畑ははどんどんソーヴィニヨン・ブランに
植え替えられているそうです。
栽培面積はソーヴィニヨン・ブランの1,300haに対しシャスラが30haだそうで、
Pouilly-sur-LoireはPouilly-Fuméに対し、実に2.3%しかないということになります。

歴史的には、古来シャスラが栽培されパリなどへの供給地だったりしたようです。
やはり、フィロキセラ禍の後、ソーヴィニヨン・ブランへの転換が起こりました。
今なお、こうやってシャスラを続けている作り手にはこだわりを感じます。
ただ、今日の作り手も年間3,000本の極少生産らしいですが…。


公式ページはあるにはありますが、ブログ形式で今一つ使いにくいです。

プイィ・シュル・ロワールも2014年が載っていますが、
・シャスラ 100%
くらいしかわかりません。
インポーターの情報では、機械収穫、発酵・熟成ともにステンレスタンクで、
MLFはなし、熟成期間は8ヶ月です。
畑は、ドメーヌのあるレ・ロジュ(Les Loges)の南西向き斜面だそうで。


レ・ロジュはPouilly-sur-Loireのコミューンの北の端っこです。
ロワール川のすぐ畔の小さな集落です。ドメーヌ訪問してみましょう。
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素朴な村です。集落の周辺はブドウ畑が広がっています。

シャスラの畑なんてプイィ・フュメ全体の2%ですから、
見分けられるわけないですが、一応これがレ・ロジュの畑です。(笑)
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9月の写真です。収穫前ですかね、いい雰囲気です。

見分けようとは思いませんが(笑)一応こういう写真も上げておきましょう。
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見た感じですが、シャスラは軽くてフレッシュな味のような気がします。(笑)
サヴォワやアルザスでも使われますが補助品種ですね。あとは、スイス。


さて、いつものトゥーレーヌ/サントル・ニヴェルネ地図です。
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クール・シュヴルニーも前に試しましたから、今日もひとつ課題クリア。

因みに、このGoogle Mapはフランス全体のこの部分(赤四角)を切り取ってます。
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サントル・ニヴェルネはブルゴーニュのグランオーセロワやシャブリに近いです。
こうして位置関係を見るとオルレアンでシャルドネなのもうなずけたりします。


エチケット平面化画像。
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いつもながら、ネックのミレジムシールの平面化は難儀します。

裏ラベルはなくインポーターシールのみ。
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さあ、抜栓。
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コルク短っ!! 当然、汎用品。

要らないけど平面化しちゃいました。
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Alc.12%。
ゴールドイエロー。
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青いリンゴ、みずみずしい梨。
奥に蜜もありそうな香り。
きれいな酸が乗った辛口アタック。
爽やかなみずみずしいフルーツは…なんだろう。
やはり梨っぽいですね。
夏ミカンのような酸味が少々。
喉越しに苦味っぽいのが来て、これまたいい感じ。
後味で、やはりきれいな酸が帰ってきます。
これも夏にいいなあ。


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Marc Deschamps
Pouilly-Sur-Loire Les Loges 2017
WWWポイント 79点



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