メキシコのカベルネ・ソーヴィニヨンをいただきます。以前同じのを飲んでますが、
日本で手に入るメキシコワインが限られてるので、リピートになってしまいます。
ただ、前の2015年に対し今日のは2016年と1年進んでいますので、その辺を比較。
なぜメキシコに拘るか?…通算6年間住んでいた僕のアナザースカイだからです。(笑)


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メキシコ在住中は、ワインを嗜み始めた頃。フランスばかり飲んでました。(笑)
メキシコワインもいろいろあったのですが、あまり手を出してませんでした。
このカサ・マデロ、当時は知りませんでしたが、アメリカ大陸最古のワイナリー。
4世紀も前、1597年創業というから驚きです。アメリカ大陸最古ということは、
新大陸ワインの祖でもあるわけですから、もっと敬われてもいいと思うんですが。
日本ソムリエ協会の教本もウルグアイなんか載せてるくせにメキシコはスルー。(笑)

カサ・マデロは古いだけでなく、近年も新しい品種や設備を積極的に導入していて、
シラーは1991年に始め看板ワインに育て上げてます。またオーガニックも実践したり、
常に最先端を走っているようです。

(ご参考)
メキシコのワイン生産者リスト(メキシコワイン評議会)
Monte Xanic(メキシコの有名ワイン生産者の例)


公式ページはこのモバイルサイトが別にあります。

メニューや内容はフル(PC)サイトとほぼ同じようです。

こっちがフルサイトの公式ページになります。

グランレセルバやら、シュナンブランのオーガニックやら興味深いラインアップです。
今日のカベソーはスタンダードラインのようです。サッポロビールが輸入者ですが、
このカベソーとシャルドネしか扱ってないようです。悲しい…。
・カベソー 100%
フレンチオークのバリックで12ヶ月の熟成と、しっかり作られているようです。


メキシコ、コアウイラ州にあるカサ・マデロを訪問します。
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敷地内には荘園タイプの宿泊施設やワイン博物館などあるようです。

メキシコ地図で位置確認。アメリカと国境を接するコアウイラ州にあります。
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トレオンとモンテレイという大きな都市の間の Parras de la Fuente という町。
トレオンは大きな町ですが、コアウイラ州の州都はサルティージョです。
またモンテレイはお隣のヌエボ・レオン州の州都です。

カリフォルニアなんかと比べると、緯度的にかなり南の方になりますが、
東西のシエラ・ネバダ山脈にはさまれたメキシコ中央高原は比較的高地で、
1,500~1,800mくらいあると思われ、年中温暖な気候となります。
(僕の住んでいたメキシコシティは2,200mもありました…。)


Google Mapに、カサ・マデロの近くの丘からの写真が上がってました。
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周辺の畑も含め、いい雰囲気。左の方に行くと Parras de la Fuente の町です。


ラベル平面化画像。縦長なのは撮影が大変です。
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産地は「Valle de Parras」。パラス・ヴァレーということのようです。
裏ラベルには1597年創設の経緯が書かれ、米大陸最古をうたっています。

すぐ剥がしましたが、このシールが裏ラベルの下半分を隠していました。
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オリジナルのAlc.13.3%に対し、Alc.13.5%ってどうなんでしょう。四捨五入?


さあ、抜栓。
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キャップシールの「1597」がまぶしいですね。

コルク平面化。
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シンプルですが、一応、名前とマーク入り。

Alc.13.3%。(pH:4.00、Brix:7.5)
濃いガーネット。
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カシス、チェリー。
セメダイン?(笑)酸か果実味か…正体は?
青野菜もフッと香ります。
辛口アタック。
甘みっぽいですが、上品な果実味と理解。
きめ細かい舌触りですが、
ストラクチャーはしっかり掴めますね。
十分な貫禄の厚みがあります。
喉越しでシルキーなタンニンとかすかな酸味が拮抗。
余韻は印象的なほどではないんですが、ほどほどでした。

総じてエレガントなカベソーと評することができそうです。
前に試した2015年よりおいしくなった気がします。(笑)


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Casa Madero
Cabernet Sauvignon 2016
RRWポイント 93点