スペイン・ワインのコーナーで、これでもかとカタルーニャ語が躍るラベルを発見。解説もスペイン語よりカタルーニャ語の方が先に書いてます。やはりカタルーニャ人は主張が強いな~。(笑)「Garnatxa Blanca」はガルナチャ・ブランカ(グルナッシュ・ブラン)でしょうね。この品種主体のはシャトーヌフ・デュ・パプの白を試した時以来ですね。お試ししてみましょう。
サジェ・ピニョル(Celler Piñol)は1945年創業の家族経営ワイナリー。1995年から高品質なワインを自社詰めでリリースし高評価を得ているようです。
公式ページは今風でカッコいいですが、内容は簡潔であっさり目かな。
アメリカ式にショップ兼用となっていて、今日のワインも最新ヴィンテージの2019年しか載っていません。インポーターのモトックスの情報を交えながら…。
・ガルナチャ・ブランカ 90%
・マカベオ 10%
ステンレスタンクで発酵。熟成はインポーター情報ではシュールリーで1ヶ月となっていますが、公式ページには「熟成:なし」とはっきり書いています。(笑)
さあ、ガルナチャ・ブランカ(Garnacha Blanca)です。スペイン原産のガルナチャ、いわゆるガルナチャ・ティンタ(Garnacha Tinta)、グルナッシュ・ノワール(Grenache Noir)の色変異種です。しかし、突然変異とはいえ見事な「白」ブドウになるもんですね。
同じくグルナッシュ・ノワールから突然変異で生まれたグルナッシュ・グリ(Grenache Gris)という果皮がピンク・グレーのものもあります。シャトーヌフ・デュ・パプAOCではこれら3つをグルナッシュ1種と数え、合計13種のブドウが使用可でしたね。なので、ごく少ないですがシャトーヌフには白もあるわけです。
10%しか入ってませんでしたが、マカベオ(Macabeo)も見ておきましょう。
アイレン(Airén)に次いでスペインで2番目に多く栽培される白ブドウです。リオハではビウラ(Viura)と呼ばれます。シャレッロ(Xarel·lo)やパレジャーダ(Parellada)と共にスペインの泡、カバ(Cava)の基本品種でしたね。
さて、恒例ですがワイナリーを訪問しておきます。
今日のワインの DO Terra Alta をGoogle Map上で示そうと思いましたが、DO Terra Alta の公式ページというのを発見。そこにいい感じの地図がいろいろ載ってましたので拝借します。(笑)
なんと域内のワイナリーの所在も示してあります。Celler Piñol は見つかりましたか?それぞれのワイナリーのテイスティングツアーの受け入れ情報が書いてあるようですね。ゴイゴイスー。
手抜きついでにこの地図も参考になるので貼っておきます。
DO Terra Alta がカタルーニャ州のどの辺りかというのがわかります。
そうそう、近隣のDOとの位置関係も大事。これで確認しておきます。
バルセロナから西の方に、DOペネデスやDOCaプリオラートが続きます。その先にあるのがDOテラ・アルタって感じでしょうか。カタルーニャ州の西の端ですが、がっつりカタルーニャ語を使うこともわかりました。(笑)
実は上の地図は、カタルーニャ州のすべてのDOを書き込んでいません。
その他のDOはこんなのがあるってことだけ見ておきましょう。(↑)
ラベル平面化画像。
「Raig de Raïm」というワイン名、これもカタルーニャ語でして、英語で「Ray of Grape」(ブドウの光線)という意味です。同じシリーズでガルナチャ・ティンタ(Garnacha Tinta)の赤ワインもあります。こちらをパーカーおじさんも褒めてるようですね。
さあ、抜栓。
キャップシールにはPにニョロニョロのシンボルマーク入り。
コルク平面化。
ワイナリー名の繰り返し。ミレジム入れましょうよ。早飲みだからいいのかな?
サジェ・ピニョル(Celler Piñol)は1945年創業の家族経営ワイナリー。1995年から高品質なワインを自社詰めでリリースし高評価を得ているようです。
公式ページは今風でカッコいいですが、内容は簡潔であっさり目かな。
アメリカ式にショップ兼用となっていて、今日のワインも最新ヴィンテージの2019年しか載っていません。インポーターのモトックスの情報を交えながら…。
・ガルナチャ・ブランカ 90%
・マカベオ 10%
ステンレスタンクで発酵。熟成はインポーター情報ではシュールリーで1ヶ月となっていますが、公式ページには「熟成:なし」とはっきり書いています。(笑)
さあ、ガルナチャ・ブランカ(Garnacha Blanca)です。スペイン原産のガルナチャ、いわゆるガルナチャ・ティンタ(Garnacha Tinta)、グルナッシュ・ノワール(Grenache Noir)の色変異種です。しかし、突然変異とはいえ見事な「白」ブドウになるもんですね。
同じくグルナッシュ・ノワールから突然変異で生まれたグルナッシュ・グリ(Grenache Gris)という果皮がピンク・グレーのものもあります。シャトーヌフ・デュ・パプAOCではこれら3つをグルナッシュ1種と数え、合計13種のブドウが使用可でしたね。なので、ごく少ないですがシャトーヌフには白もあるわけです。
10%しか入ってませんでしたが、マカベオ(Macabeo)も見ておきましょう。
アイレン(Airén)に次いでスペインで2番目に多く栽培される白ブドウです。リオハではビウラ(Viura)と呼ばれます。シャレッロ(Xarel·lo)やパレジャーダ(Parellada)と共にスペインの泡、カバ(Cava)の基本品種でしたね。
さて、恒例ですがワイナリーを訪問しておきます。
所在はカタルーニャ州タラゴナ県にあるバテアというところ。バルセロナから海岸沿いのタラゴナの町まで車で1時間。そこからさらに1時間のカタルーニャ州の西の端って感じです。上がってる写真を見ると、この地下に立派なセラーがあるようですよ。「Celler」(サジェと発音するようです。)はカタルニア語でセラー(英語:Cellar)の意味なんですが、スペイン語ではこれに当たる単語がなさそうですね。Cava とか Bodega になるのかな。
今日のワインの DO Terra Alta をGoogle Map上で示そうと思いましたが、DO Terra Alta の公式ページというのを発見。そこにいい感じの地図がいろいろ載ってましたので拝借します。(笑)
なんと域内のワイナリーの所在も示してあります。Celler Piñol は見つかりましたか?それぞれのワイナリーのテイスティングツアーの受け入れ情報が書いてあるようですね。ゴイゴイスー。
手抜きついでにこの地図も参考になるので貼っておきます。
DO Terra Alta がカタルーニャ州のどの辺りかというのがわかります。
そうそう、近隣のDOとの位置関係も大事。これで確認しておきます。
バルセロナから西の方に、DOペネデスやDOCaプリオラートが続きます。その先にあるのがDOテラ・アルタって感じでしょうか。カタルーニャ州の西の端ですが、がっつりカタルーニャ語を使うこともわかりました。(笑)
実は上の地図は、カタルーニャ州のすべてのDOを書き込んでいません。
その他のDOはこんなのがあるってことだけ見ておきましょう。(↑)
ラベル平面化画像。
「Raig de Raïm」というワイン名、これもカタルーニャ語でして、英語で「Ray of Grape」(ブドウの光線)という意味です。同じシリーズでガルナチャ・ティンタ(Garnacha Tinta)の赤ワインもあります。こちらをパーカーおじさんも褒めてるようですね。
さあ、抜栓。
キャップシールにはPにニョロニョロのシンボルマーク入り。
コルク平面化。
ワイナリー名の繰り返し。ミレジム入れましょうよ。早飲みだからいいのかな?
Alc.13.5%。(pH:3.82、Brix:6.5)
明るいゴールドイエロー。
リンゴ、梨、ハーブ、ペトロールっぽくも感じます。
辛口アタック。
オイリーな舌触り。
白い果実の味わいです。
ミネラル感か苦味か、奥行きを出す要素はありますね。
しっかり濃い目の味は安っぽくなくていいです。