ドメーヌQのピノ・ノワールです。山梨県甲府市のふるさと納税の返礼品ではありますが、以前「蔵出しワインバー IN 大阪」なるイベントで試飲して、日本でもこんなにうまいピノがあるんだと感動した記憶があり、これを見つけたときは思わずポチッと寄付しちゃいました。(笑)

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ドメーヌ・久(Domaine Q)は1996年から自家農園(甲府市川田町)でピノ・ノワールの栽培を開始、2000年に栽培に成功しワインを醸造。国産は困難と言われてきたピノ・ノワールの初めての収穫に成功した先駆者で、全国でも珍しいと当時は話題になったそうです。
個人的に日本のピノ・ノワールじゃ今のところ最高峰と思ってる丹波ワインの京都丹波 Pinot Noir VVは樹齢30年と言いますから、ちょっと計算が合わないかな? 丹波ワインじゃ20年前はワインにしてなかったってことかな?

ドメーヌ・久の公式ページは株式会社甲府ワインポートのサイトの中にあります。

ドメーヌやピノ・ノワール品種の説明はありますが、肝心のワインの詳細はあっさり。
・(自社畑) ピノ・ノワール 100%
ちょっと古い記事(2002年)にはアメリカ産小樽で1年間熟成とありました。

ドメーヌ・久を訪問します。JR中央本線・甲府駅から車で15分ほどの所。
DomaineQ01
県道6号線沿いのボルドー・クラシックハウス(株式会社甲府ワインポート)内にあります。敷地内には、ワイナリーのほか、レストラン(ボルドー)や結婚式場・チャペルも。しかし自社畑はピノ・ノワール専門なのにボルドーって…。(笑)

例によって「Koshu Valley」を俯瞰してワイナリーの位置を確認しておきます。
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関西からは遠い産地ですが、ふるさと納税すると甲府市の馴染みになった気がします。(笑)


ラベル平面化画像。
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1枚ものです。「Q」推しの少し変わったデザインですが目立ちます。


さあ、抜栓。
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キャップシールには「Q」。コルクはDIAM5採用なるも完全無印。よって平面化は致しません。(笑)

Alc.12%。(pH:4.27、Brix:6.7)
レンガ色がかった透明感のあるルビー。
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フランボワーズ、チェリー、白檀的なハーブ感も。
ごくごくかすかにブレット的なものもあるような…。
辛口アタック。
特徴的な酸ですが全然嫌味はないです。
味は薄っぺらくなく、奥行き、複雑味あっていいですね。
多少クセはあるんですが個性的なピノとして十分楽しめます。
しかし、丹波ワインは超えられるかな…。近日お試し予定(笑)。


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Domaine Q(ドメーヌ・久)
ピノ・ノワール 2017
RRWポイント 90点