モルドバの白ワインです。でも黒ブドウであるカベルネ・ソーヴィニヨンから作る白ワインだそうで。スーパーで見つけてずっと気になってました。色モノのような気もしますが(笑)、1000円以下でしたし本日お試しと相成りました。以前、ロワールのカベルネ・フランの白ワインを試したことがありますが、こういうのって得てして結構おいしい場合が多いです。はてさて、モルドバのカベソー白ワインは?

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ラダチーニのワインは結構あちこちで見かけます。ラダチーニは1998年創業と割と新しいんですが、所有畑はモルドバ中に1000haにも及ぶという大手メーカーになっているようです。まあ、モルドバ共和国自体が1991年にソ連崩壊と共に独立した若い国ですからね。

公式ページはこれですが、シンプル&あっさりという作り。

ワイン情報もちゃんとありますがあっさり。ラインアップもフェテアスカ・アルバやフェテアスカ・ネアグラといったローカル品種ではなくポピュラーな国際品種ばかりのようです。
・カベソー 100%
当然ながら色素のある果皮とのコンタクトを断って白ワインに仕上げます。インポーターの情報ではステンレスタンクで発酵、3ヶ月間の熟成。

ワイナリー訪問しようとしましたが、拠点も多いわ、公式ページの住所に辿り着けないわで難儀しました。まずもってストビューもこの国にはなさそうですからいつもの訪問は無理ですね。
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この写真は公式facebookページから拝借しました。そこにもワイナリーずばりの写真が上がっておらず、こんなのを貼りました。おそらくごっつい工場みたいなところだと想像します。


今日のカベソーの産地はシュテファン・ヴォダ(Ștefan Vodă)というモルドバの南東部分に位置するところです。モルドバ自体の位置関係と共に4つある産地(IGP)を確認しましょう。
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シュテファン・ヴォダの畑では、カベソー、シャルドネ、ピノ・グリージョの他、Feteasca Neagra、Feteasca Alba、Feteasca Regala といった土着品種も栽培しているそうですが、ラインアップにはないんですよね。
長らくルーマニアと同一視していてノーマークでしたが、モルドバ自体の産地ごとの特性もあるようで、今後もチャンスがあれば深掘りしないといけませんね。


ラベル平面化画像。
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「Blanc de Cabernet」というネーミングはいいですね。もっとも「Blanc de Franc」の方が語呂が良く粋でしたけどね。

ネックにはこんなPOPが付いていました。
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サクラアワードのダイヤモンドトロフィー賞っていいんだかどうだか。


さあ、スクリュー回転。
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印刷ですが一応名前入り。

Alc.13%。(pH:4.26、Brix:6.4)
薄い薄い元がカベソーとは思えないイエロー。細かいですが粘性の涙がハッキリ。
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赤ベリーの香りがします!
かと思うとライムの香りとハチミツの甘い感じも。
辛口アタック。
きれいな酸とかすかな甘みがいい具合に絡み合います。
タンニン分ではないかもですが、
苦味様の何かによって複雑味までも感じました。

白ワインとしても充分上のレベルだと思います。
やはり、ただの色モノワインとは違いそうです。


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Radacini
Blanc de Cabernet 2019
WWWポイント 79点



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