最近リカマンでよく見かけるこのゾウさん。「Star of Africa」という名前で、いかにも南ア~な感じが前面に出ています。シュナン・ブラン、シャルドネ、ピノタージュなどいろいろ出ていて、リカマンのクーポンで今月はどれもちょっと安くなっていました。ということで、未だ試したことのなかった南アのピノ・ノワールをチョイスし、お試しとなりました。

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この手のワインあるあるかもしれませんが、素性がさっぱりわかりません。インポーターはリカマンですから都光。生産者は「メゾン・デュ・キャップ」とあり、ググるとフランシュフック(Franschhoek)にあるホテルのようです。ワインを作っている雰囲気はありません。Stellenbosch Vineyards の Abraham de Villiers 氏がワインメーカーと書いてますが、そちらのワイナリーにも繋がりは見出せず。最終的には裏ラベルが正しいでしょうということで見てみますが、Les Vins Du Littoral 社元詰めとなっており住所はフランスのラングドックにある町が書かれています。もう、コンガラガッチーであります。

「そうだ、南アはこの手があった!」と、ネックのシールを見ます。
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SAWIS(South African Wine Industry Information and Service)のシールサーチのページでこの番号を入力すると認証確認ができるようになっています。いざ、番号入力!

出てきた情報がコレ。

Production Area: STELLENBOSCH
Cultivar(s): PINOT NOIR
Type: RED WINE
Vintage: 2019
Estate:

ステレンボッシュ産のピノ・ノワール2019は正しかったです。しかし、肝心のエステート名が空欄。ガックシです。

もう、ワイン情報はリカマンのものしかありません。
・ピノ・ノワール 100%
ステレンボッシュ(+Helderbergだそう)の畑から手摘み収穫。主発酵後、3日間のスキンコンタクト(醸し)。300Lのフレンチオーク樽(新樽率20%)で26ヶ月熟成だそうです。
2019年モノで26ヶ月熟成? おや? 南半球だから2019年の早いうちに収穫したとしても計算が合いません。全くもってリカマンの情報は信じられなくなってきました。(笑)


W.O. Western Cape の地図でステレンボッシュを確認しておきましょう。
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ケープタウンのすぐ東側、ステレンボッシュの町中心に広がっている地域です。

Google Map上に転記して地形との関係を見ておきます。
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ケープタウンの市街地が途切れるとステレンボッシュって感じですね。


ラベル平面化画像。
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原産国:南アフリカ共和国、元詰め:フランスの会社。まあ、瓶詰めをフランスでやったとは限らないからいいのかな。


さあ、抜栓。
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無印~。「DIAM」とだけ書かれてます。DIAM1でもないってことでしょうか。

Alc.14%。(pH:4.35、Brix:7.5)
しっかり濃いルビー。ピノっぽくないです。
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ラズベリー、カシス、ミント。
辛口アタック。
酸味が嫌みなく程よく効いています。
しっかりしたコクもありますね。
ある意味ブルゴーニュのピノっぽくないんですが、
バランスのいいストラクチャーはうまく造られてる感じです。
ハーブっぽい風味は南アの個性でしょうか。

濃口のピノ、いいね。
しかし、南アは何でも重く造るな~。


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Star of Africa
Reserve Pinot Noir 2019
RRWポイント 90点