コストコ偵察で目に留まった一品です。同じようなサーカス柄で「Freakshow」という名のカベソーやジンファンデルもあったのですが、プチ・プチ(Petite Petit)という名前と、プチ・シラーとプチ・ヴェルドのブレンドという面白さからこっちを選びました。作り手の Michael David Winery というのは見覚えがあるなと思ったら、昔アメリカの高級ステーキ店でちょっと上のレンジのカベソーをバイザグラスで試してました。

公式ページはトップページでいきなりサーカス団のイメージが出てきます。まじめな(?)プレミアムワインもラインアップしていますが、サーカスのデザインが看板ワインなんでしょう。
2018年しか載ってませんでしたが、ネット上に2017年のデータシートを発見。
熟成は、60%がフレンチオークの新樽、40%がニュートラルオーク(ユーズドの意味?)で16ヶ月だそうです。2018年は14ヶ月と短くなってるようです。
ローダイのマイケル・デイビッド・ワイナリー訪問。州道沿いのドライブイン風情ですね。

このカリフォルニア州道CA12号線はローダイからナパ経由ソノマまで東西に一直線につなぐ幹線道路です。一本道でソノマのダウンタウンまで行けますよ。
ローダイAVA(American Viticultural Area)の地図にワイナリー所在を追記しました。

あんまり聞かないですが、サブリージョンもいくつかありそうですね。ローダイAVAは、地図にもありますサクラメント=サン・ホアキン・デルタ(Sacramento-San Joaquin Delta)の外郭部分にあり、ローダイ市のあるサン・ホアキン郡(San Joaquin County)から北側のサクラメント郡(Sacramento County)に渡ります。大括りではセントラル・ヴァレーAVAに含まれます。
この地図でも見て取れますが、サクラメント=サン・ホアキン・デルタに流れ込む川がたくさんあるお陰で、かなり内陸部にあるにもかかわらず地中海性気候に似た特徴を示すそうです。
ローダイ・ワイン(Lodi Wine Visitor Center)の公式サイトにこんなイラストがありました。

畑がいっぱいあって、川が流れていて、ええ感じです。行ってみたくなります。
イラストの「LODI」のアーチはローダイ駅のすぐ近くに実在します。

まわりは駅や市街地で畑はないですが。(笑)
ラベル平面化画像。

ぐるっと1周タイプ。詳細や警告表示はチケットの半券に書かれています。おしゃれ~。
プチ・プチといいながらフルボディの重いワインなのでゾウのイラストにしてあるとか。
コストコのシールはここに貼ってありました。

小さめのシールにした努力は買いますが、このサイズなら上から貼らずにボトルの上の方に貼れたんじゃないでしょうか。
ネックにこんなPOPがついていました。

パーカーおじさんは試していないようですが、ワイン・エンスージアスト誌(Wine Enthusiast)は毎年高評価をしてるようです。
さあ、抜栓。

エンボスロゴ入りキャップシールはカッコいいですね。
コルク平面化。

ロゴマークの繰り返しですが、コルク横にもマーク入り。ここはヴィンテージ打ちましょうよ。


マイケル・デイビッド・ワイナリーという作り手、ローダイで150年の歴史あるフィリップス家の家族経営のワイナリーです。ローダイで代々ブドウ栽培をしていた5代目のマイケルとデイビッドの兄弟が創設したのが始まりで、この名前なわけです。現在はマイケルさんの息子さん、娘さんもチームに加わり、ローダイ愛をもってワイナリーの発展に尽力しているそうです。
公式ページはトップページでいきなりサーカス団のイメージが出てきます。まじめな(?)プレミアムワインもラインアップしていますが、サーカスのデザインが看板ワインなんでしょう。
2018年しか載ってませんでしたが、ネット上に2017年のデータシートを発見。
・プチ・シラー(Petite Sirah) 85%
・プチ・ヴェルド(Petit Verdot) 15%
と、プチ・プチといいながらがっつりプチ・シラーです。綴りも入れてますが、プチ・シラーは「Sirah」と「y」じゃなくて「i」なので注意ください。本来シラーは「Syrah」です。熟成は、60%がフレンチオークの新樽、40%がニュートラルオーク(ユーズドの意味?)で16ヶ月だそうです。2018年は14ヶ月と短くなってるようです。
ローダイのマイケル・デイビッド・ワイナリー訪問。州道沿いのドライブイン風情ですね。

このカリフォルニア州道CA12号線はローダイからナパ経由ソノマまで東西に一直線につなぐ幹線道路です。一本道でソノマのダウンタウンまで行けますよ。
ローダイAVA(American Viticultural Area)の地図にワイナリー所在を追記しました。

あんまり聞かないですが、サブリージョンもいくつかありそうですね。ローダイAVAは、地図にもありますサクラメント=サン・ホアキン・デルタ(Sacramento-San Joaquin Delta)の外郭部分にあり、ローダイ市のあるサン・ホアキン郡(San Joaquin County)から北側のサクラメント郡(Sacramento County)に渡ります。大括りではセントラル・ヴァレーAVAに含まれます。
この地図でも見て取れますが、サクラメント=サン・ホアキン・デルタに流れ込む川がたくさんあるお陰で、かなり内陸部にあるにもかかわらず地中海性気候に似た特徴を示すそうです。
ローダイ・ワイン(Lodi Wine Visitor Center)の公式サイトにこんなイラストがありました。

畑がいっぱいあって、川が流れていて、ええ感じです。行ってみたくなります。
イラストの「LODI」のアーチはローダイ駅のすぐ近くに実在します。

まわりは駅や市街地で畑はないですが。(笑)
ラベル平面化画像。

ぐるっと1周タイプ。詳細や警告表示はチケットの半券に書かれています。おしゃれ~。
プチ・プチといいながらフルボディの重いワインなのでゾウのイラストにしてあるとか。
コストコのシールはここに貼ってありました。

小さめのシールにした努力は買いますが、このサイズなら上から貼らずにボトルの上の方に貼れたんじゃないでしょうか。
ネックにこんなPOPがついていました。

パーカーおじさんは試していないようですが、ワイン・エンスージアスト誌(Wine Enthusiast)は毎年高評価をしてるようです。
さあ、抜栓。

エンボスロゴ入りキャップシールはカッコいいですね。
コルク平面化。

ロゴマークの繰り返しですが、コルク横にもマーク入り。ここはヴィンテージ打ちましょうよ。
Alc.14.5%。(pH:4.47、Brix:9.0)⇒ 驚愕のBrix値。
赤紫色の強めの濃いガーネット。涙は細かいけど色つき。

黒ベリー、チェリー、カシス。
ミントからのゼラニウムっぽさもありますね。
辛口アタック。
果実味をしっかり感じる導入部です。
案外、重み・厚みは弱めながら存在感はありますね。
喉元に収斂性も感じますが穏やかなタンニンです。
余韻もあっさりなんですが絶妙な「軽め」が味わえる気がします。
ゾウの絵でヘビーなのを期待しますが、少々当て外れ。
ゾウの絵でヘビーなのを期待しますが、少々当て外れ。
昔プチ・シラーでよく感じた変なスモーキーさは少ないので好印象です。
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Michael David Winery
Petite Petit 2017
Lodi
Petite Petit 2017
Lodi
RRWポイント | 90点 |
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