コンチャ・イ・トロの上級レンジ(と言っても2千円台ですが)のマルケス・デ・カサ・コンチャのシリーズは過去からカルメネールを何度も試していて、安定のうまさで自分にとっては定番になっています。すると類推ではありますが、エノロゴも同じマルセロ・パパさんですし、同シリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンも結構おいしいんではないかということです。前回デラうまで98点をつけたカルメネールと同じ2017年のカベソーを入手しました。さてさてお試しです。

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カルメネールとカベルネ・ソーヴィニヨンで大きく違う点があるとすれば、カルメネールが「D.O. Peumo、Cachapoal Valley 」で Viñedo Peumo というペウモにあるセラーで醸されているのに対し、カベソーは「D.O. Maipo、Maipo Valley」であり、Viñedo Puente Alto と Viñedo Pirque というサンティアゴ郊外の2ヶ所の畑のブドウをプエンテ・アルトのセラーで醸しているところです。畑と場所の違い、さてどれくらい影響するもんでしょうね。

公式ページはこれですが、ちょっと情報量が少ないかな。

マルケス・デ・カサ・コンチャのカベソーの情報もありますが、データシートが2018年のみ。

マルケス・デ・カサ・コンチャ専用サイトというのもあります。

こちら少し古いサイトなのか、データシートは2015年になっています。

毎年微妙に違うようですから、やはり2017年のデータが欲しかったところです。仕方がないのでネット情報に頼ります。
・カベソー 85%
・シラー 8%
・カベフラ 4%
・マルベック 1%
・プチヴェルド 1%
・メルロー 1%
フレンチオーク樽(バリックと5,000Lの大樽併用)で16ヶ月の熟成です。


マルケス・デ・カサ・コンチャ専用サイトにはそれぞれの品種がどこで造られているかを示す地図があります。カベソーとシラーはマイポ、カルメネールはカチャポアル・ヴァレーですね。
MdCCMapa
しかし、さすが大手のコンチャ・イ・トロ。いっぱい拠点がありますね。

サンティアゴ郊外(南側)のマイポ・ヴァレーでもこれだけあります。
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今日のカベソーは黄色四角で示した2ヶ所の畑から。醸造はプエンテ・アルトの施設でやっています。実はこのプエンテ・アルトの拠点、ほぼアルマビバ(Viña Almaviva)と同じ所です。

サンティアゴ周辺(首都州)、いわゆるマイポ・ヴァレー広域地図に書き込みます。
CT201702
Pirque、Puente Alto、Buin などはマイポ・ヴァレーのサブリージョンに当たります。Isla de Maipo なんかもそうでしたね。


ラベル平面化画像。
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さあ、抜栓。
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キャップシール、コルクともマルケス・デ・カサ・コンチャ専用品ですが、コルクはこの表示の2回繰り返しなので平面化はしません。

Alc.14%。(pH:4.37、Brix:8.2)
赤味強めの濃いガーネット。
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黒ベリー、ダークチェリー、スパイス、濡れ木。
辛口アタック。
厚み、構造感、しっかりあっていいですよ。
酸と相まってですが、タンニンが少々行儀が悪いかな。

全体的にレベルは高く、けっして悪くないんですが、
デラうまのカルメネールを知ってるだけに比べてしまいますね。


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Concha y Toro
Marques de Casa Concha Canernet Sauvignon 2017
RRWポイント 92点