コストコで見かけるマーフィーグッドというソノマのワイナリーです。カリフォルニアAVAのローレンジもあるようですが、これは上のラインでソノマ・カウンティ、アレキサンダー・ヴァレーAVA(Alexander Valley AVA)になります。コストコの店頭では2,089円(税抜)でしたので、USドル換算で20ドルくらいでしょうか。現地では定価28ドルで出ていますので、やはりコストコ、お値打ち価格でご提供してますね。

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ティム・マーフィー(Tim Murphy)さんとデイル・グッド(Dale Goode)さんが毎週興じるサイコロゲームのさなか、ワイン愛の話に花が咲き、本物のワインを作ろうじゃんかと盛り上がったんだとか。そんなこんなでワイナリー立ち上げたのが1985年のことだそうです。

公式ページはショップ兼用、あんまり情報がないアメリカンな感じです。

畑名なんかは書いてありますが、ほぼほぼ情報なし。以下はコストコ情報です。
・カベルネ・ソーヴィニヨン 98%
・プチ・ヴェルド 2%
樽はしっかり使ってると思いますが、詳細は不明。


ワイナリー訪問しようとしましたが、Geyeserville, CA と書いてあるもののGoogle Mapではヒットしません。この写真はテイスティングルーム(の看板)らしいです。
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どうやらワイナリーの実体がなさそうで、なんとなく嫌な予感。カスタム・クラッシュ(Custom Crush)かもしれないですね。カスタム・クラッシュとは、ワイナリーや畑を持たない作り手が、(買い)ブドウを持ち込んでワイン造りの設備(プレス、醸造、熟成、瓶詰め)を借りてワインを作るシステムです。流通量もそこそこありますし、パーカーおじさんやWine Enthusiastなんかでも評価記事があったりするレベルの作り手でもカスタム・クラッシュってあるんですかね。
一応、公式ページの求人欄がジャクソン・ファミリー・ワインズというところに繋がってました。ここがカスタム・クラッシュの請負先でしょうかね。

作り手所在不明ですが、ソノマ・カウンティーAVAの地図で位置関係を確認しておきましょう。
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公式ページには所在としているガイザーヴィル(Geyserville)も書き込みました。まさにアレキサンダー・ヴァレーAVAの真っ只中です。少なくとも畑はそこに所有してるんでしょう。


ラベル平面化画像。
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さて、抜栓。
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キャップシールはマーク入り。いいぞ。

コルク平面化。
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ヴィンテージを打ってないのが残念。5年耐用のDIAM5採用です。

Alc.14.5%。(pH:4.59、Brix:8.0)
濃いガーネット。
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黒ベリー、胡椒、いい樽香がします。
辛口アタック。
クールな酸味はかすかですが、いいように効いてます。
構造感しっかりありますね。Big & Rich...
カリフォルニア特有の甘さはあれども強く感じないのが秀逸です。
 シルキーなタンニンも絶妙で、余韻も質の高さ感じさせます。

カスタムクラッシュだとしても、
「うまいもんはうまい」ということですね。


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Murphy-Goode Winery
Cabernet Sauvignon 2016
Alexander Valley Sonoma County
RRWポイント 95点