なるほど、ガルナチャ・カリニャン・ムールヴェードルでGCMか。おしゃれなイラストが描かれたラベルに惹かれて手に取りました。おっ、チリワインじゃないですか。そして作り手が…ビニャ・エチェベリーア。知ってます。昔アメリカ在住中はたくさん見かけたのでよく飲んでました。その昔飲んでたのはクラシックな落ち着いたデザインのラベルでしたが、ずいぶんポップな感じで攻めるようになったんですね。
作り手のビニャ・エチェベリーア(Viña Echeverría)の歴史は古く、起源は1750年代にスペインのバスク地方から移民としてチリにやってきたエチェベリーア家にさかのぼります。約200年後の1930年、モンペリエ出身のフランス人と現オーナーの曽祖父さんがクリコー・ヴァレーに最初のブドウを植えたんだそうです。その後、クリコー・ヴァレーのモリーナにワイナリーを設立、以来100年以上かけて高品質なワインを海外展開するまでに至ったビニャ・エチェベリーアですが、家族経営にこだわり今も同じモリーナの地にブドウ畑と家屋があるそうです。
公式ページは情報も豊富で見やすいですね。しかし…今日のワインが載ってません。
奇をてらったスペシャルシリーズなんでしょうか。以下はインポーターのショップ情報から。
・グルナッシュ(ガルナチャ) 50%
・ムールヴェード 35%
・カリニャン 10%
・シラー 5%
ええっ? 多い順に言ったら「GCM」じゃなくて「GMC」じゃないですか。おまけにシラーも入って「GMCS」だし。ちょっと「GCM」のネーミング、理解に苦しみます(笑)。フレンチオーク樽にて18ヶ月の熟成とあります。ちょっと気合入ってそうですね。
マウレ州、クリコー・ヴァレーのモリーナの町にあるビニャ・エチェベリーア訪問。
奥にある家屋は確かに古そうですね。こじんまりとしてますがそこそこの規模ですね。
モリーナ(Molina)というと近くにサン・ペドロやサンタ・カロリーナがあります。
クリコー・ヴァレー、モリーナの位置関係は把握できましたでしょうか。しかし、今日のワインの出どころはどこかなとラベルを見ると…コルチャグア・ヴァレーのリトゥエチェ(Litueche)とあります。えっ? クリコー・ヴァレーじゃないの? こうなったら、リトゥエチェはどこだか調べてみましょう。
チリの DO(Denominación de Origen)一覧表で探しましょう。チリ国土のように長い(笑)。
(2011年から導入された表示です。)
さあ、コルチャグア・ヴァレーですからリベルタドール・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O’Higgins)の地図を見てみますよ。
コルチャグア・ヴァレーのリトゥエチェ(Litueche)見つかりましたか。丸で囲っておきました。おおっ、確かにかなり海岸に近いところにあります。海岸から 15km 離れた Cool Climate(冷涼な気候)なんだそうです。しかし、クリコー・ヴァレーのビニャ・エチェベリーアまでは車で3時間くらいですが、ずいぶんと距離がありますよ。
ラベル平面化画像。
気球の横を飛んでる鳥の羽には「Litueche」と書いてあるようです(笑)。裏ラベルも手書き風ですが情報がいっぱい。「GMCS」だということが正直に書いてあります(笑)。樽熟はここでは12ヶ月となってますね。Vegan ワインだということもわかりました。
さあ、スクリュー回転。
作り手のビニャ・エチェベリーア(Viña Echeverría)の歴史は古く、起源は1750年代にスペインのバスク地方から移民としてチリにやってきたエチェベリーア家にさかのぼります。約200年後の1930年、モンペリエ出身のフランス人と現オーナーの曽祖父さんがクリコー・ヴァレーに最初のブドウを植えたんだそうです。その後、クリコー・ヴァレーのモリーナにワイナリーを設立、以来100年以上かけて高品質なワインを海外展開するまでに至ったビニャ・エチェベリーアですが、家族経営にこだわり今も同じモリーナの地にブドウ畑と家屋があるそうです。
公式ページは情報も豊富で見やすいですね。しかし…今日のワインが載ってません。
奇をてらったスペシャルシリーズなんでしょうか。以下はインポーターのショップ情報から。
・グルナッシュ(ガルナチャ) 50%
・ムールヴェード 35%
・カリニャン 10%
・シラー 5%
ええっ? 多い順に言ったら「GCM」じゃなくて「GMC」じゃないですか。おまけにシラーも入って「GMCS」だし。ちょっと「GCM」のネーミング、理解に苦しみます(笑)。フレンチオーク樽にて18ヶ月の熟成とあります。ちょっと気合入ってそうですね。
マウレ州、クリコー・ヴァレーのモリーナの町にあるビニャ・エチェベリーア訪問。
奥にある家屋は確かに古そうですね。こじんまりとしてますがそこそこの規模ですね。
モリーナ(Molina)というと近くにサン・ペドロやサンタ・カロリーナがあります。
クリコー・ヴァレー、モリーナの位置関係は把握できましたでしょうか。しかし、今日のワインの出どころはどこかなとラベルを見ると…コルチャグア・ヴァレーのリトゥエチェ(Litueche)とあります。えっ? クリコー・ヴァレーじゃないの? こうなったら、リトゥエチェはどこだか調べてみましょう。
チリの DO(Denominación de Origen)一覧表で探しましょう。チリ国土のように長い(笑)。
(2011年から導入された表示です。)
●コスタ(Costa =海岸)
●エントレ・コルディジェラス(Entre Cordilleras =山脈の間の平地部分)
●アンデス(Andes =アンデス山脈)
さあ、コルチャグア・ヴァレーですからリベルタドール・ベルナルド・オイギンス州(Región del Libertador General Bernardo O’Higgins)の地図を見てみますよ。
コルチャグア・ヴァレーのリトゥエチェ(Litueche)見つかりましたか。丸で囲っておきました。おおっ、確かにかなり海岸に近いところにあります。海岸から 15km 離れた Cool Climate(冷涼な気候)なんだそうです。しかし、クリコー・ヴァレーのビニャ・エチェベリーアまでは車で3時間くらいですが、ずいぶんと距離がありますよ。
ラベル平面化画像。
気球の横を飛んでる鳥の羽には「Litueche」と書いてあるようです(笑)。裏ラベルも手書き風ですが情報がいっぱい。「GMCS」だということが正直に書いてあります(笑)。樽熟はここでは12ヶ月となってますね。Vegan ワインだということもわかりました。
さあ、スクリュー回転。
Alc.14.5%。
ガーネット。
黒ベリー、プラム。
酸の風味かな…いや、やっぱり樽香っぽいぞ。
でも酸味から来る辛口アタック。
スモーキーな風味もありますし、
複雑味も感じるんですが、酸味が気になります。
中華に合わすと気にならずに楽しめました。
こういう系統の味は中華に合わせるのが正解です(笑)。
こういう系統の味は中華に合わせるのが正解です(笑)。
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Viña Echeverría
GCM Coast 2018
Litueche
Colchagua Valley
GCM Coast 2018
Litueche
Colchagua Valley
RRWポイント | 87点 |
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