久々のサンテミリオンです。
「こんなにまずかったっけ」とならないように、
ちょっと良さげなのを選びました。

サンテミリオンの格付けで、
Premier Grand Cru Classé (B)の
「Château Pavie Macquin」のセカンドラベル、
「Les Chenes de Macquin」です。
やはり、セカンドラベルしか手が出ませんが…。(笑)


PavieMaquin


最近ボルドー左岸ものをちょこちょこ飲んでましたので、
メルロー主体の右岸のものも飲みたくなるってもんです。

公式サイトも見ましたが、ブレンド詳細の表記はなく、
以下のファーストラベル(2012)とほぼ同じではないかなと想像します。
・メルロー 85%
・カベルネフラン 14%
・カベルネソーヴィニヨン 1%

カベソー1%って何やねん!と思いますね。
もうほぼメルローの実力で味が決まりそうです。

さて、このシャトー・パヴィ・マカンは、
2012年にクラッセAに昇格したシャトー・パヴィ(Château Pavie)とは別モノですが、
畑は同じパヴィの丘にあって隣同士。
それでクラッセBなら大したもんじゃないですか。

実はその昔、ボルドーを訪れた時に、
いいワインと聞いて買ってきたのがシャトー・パヴィ。
家で大事に保管していたんですが、
度重なる引っ越しをするうちにどこかへ行ってしまいました。(笑)
捨てちゃったのかな~?
グランクリュ・クラッセAですよ。
今思うと悔しくて仕方ありません。

で、今回本当はそのシャトー・パヴィをと思い探しましたが、
そのセカンドラベルでさえ予算オーバー。
よって、同じような味と信じてコレを選んだのでした。

色は濃いルビー。
赤いベリー系の香り。ブルーベリーも。
タンニン・酸味は調和していますが若い感じ。
この軽口感はメルローから来るのかな?
余韻はしっかり続いて、二日目飲むのがまた楽しみな感じです。

う~ん、メルローも興味深いですね。
次はポムロールあたりとチリのメルロー100%なんかを飲み比べたくなります。

ところで、このシャトーの創始者アルベール・マカンさんは、
あのフィロキセラ対策の「接ぎ木」の考案者ですってね。
この件がワインの神髄を知るベースだと思ってますので感慨深いです。


Google Mapで訪問しています。
サンテミリオンの有名シャトー訪問



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Château Pavie Macquin / Les Chenes de Macquin 2012
RRWポイント 89点