以前に、ワインの表現が難しいと書きました。
そんな匂いはぜんぜんしないのに、
なんでテイスティングノートには、
誇らしげにフランボワーズだとか、
ブラックベリーとか書けるんだろうと常々疑問でした。

しかしながら、
自分もブログ上である程度表現しないと、
記録としてもあんまり意味がないな~と思い始め、
ちょっとテイスティングの自主学習をしてみました。

と言っても、WEBで解説記事を読んだり、
Amazonでテイスティング関連の書籍を中古で
(なんと、1円とか100円とかでいっぱい出てます。)
買いあさって読んでみただけですが。

そうすると、おぼろげながら悟ってきました。
特に赤ワインの香りを表現するベリー系の表現は、
ある意味、分かる人同士の記号のようなものであって、
「この系の匂いはみんなでカシスと言いましょう。」的な、
みんなのコンセンサスの上に成り立っているんだな~ということです。

だとしても、
「この品種からよく発せられるこの香りはダークチェリーと言うんだ。」
というようなことは学習していかないといけません。
結局、いっぱい飲んで経験値を上げないといけないようです。(笑)
ただ今までのように漫然と飲むだけではなく、
「これはこの香り」というように意識的に関連付けをする習慣が必要です。
しかたがないので、訓練用に飲みまくりましょうか。(笑)

そして、まず着手したのがベリー系の香りを知ることです。
機械的にベリーの名前とワインを関連付けて覚えてもいいんでしょうが、
(おそらく当のベリーの匂いを知らない人たちはこうしているはず。)
そもそもそのベリーの匂いを知りたいという欲求がわいてきました。


FullSizeRender


ブルーベリーはポピュラーなので何でもござれで売ってます。
(逆によく知ってる匂いなので確認の必要はなかったのですが。)
ラズベリーのジャムを入手するのは手こずりました。(そして高かった。)
カシスやブラックカラントのジャムはわりとスーパーなんかでも置いてます。
輸入食材店でもなかなかなかったのが、なんとブラックベリー。
結局、茨城県産のブラックベリージャムを通販でゲット。
世の皆さんは、絶対普段からブラックベリーの香りなんかご存知ないと、
これで確信しました。
ダークチェリーのジャムは、
ヨーロッパ出張のホテルの朝食で置いていたものを失敬してきました。

写真後ろのHARIBOは激マズと言われるリコリス味のお菓子です。
これもヨーロッパでゲット。
でもなんのことはない、要は僕の嫌いなアニスの匂いでした。
「リコリスのアロマが…」なんて言えるとカッコいいかなと思ったもので。
(笑)

しかし、アニス臭のワインなんて出会ったことがないけどな~。