ドイツ滞在中の赤品種では散々な目に会いましたが、
ドイツで一番飲まれているという赤品種、シュペートブルグンダー。
なんとピノ・ノワールのドイツ語名です。
これは試さなきゃいかんだろうと取り寄せてありました。


PrinzPino


Amazonで3000円近くしましたが、
ワイナリーの公式サイトを見ると11.40ユーロ。
現地では1500円くらいなんですね。

生産地限定上質ワインQbAのラインガウです。
リースリングで有名なラインガウは昔ブドウ畑を見に行きました。
その時は白アスパラと白ワインをいただいたのですが、
素晴らしい景色、テロワールでした。


Rheingau01


このリューデスハイムという町がワイン観光としても有名です。
ライン川と畑を見下ろしながら食事ができるレストランも多いです。


Rheingau02


ほとんどリースリングですが、20%はシュペートブルグンダーだそうで、
それも作付けは増えつつあるそうです。


さて、テイスティングいたします。
ルビー色は丹波ワインより若干濃いですが、透明感はあります。
香りは赤ベリーではありますが、加えて胡椒かハーブの感じ。
樽香なのかもしれませんが、ちょっと独特です。
Alc.13%ながら、アタックではわりと甘味を感じました。
微炭酸もあるような。
やはりドイツ、ちょっとクセはありますが、
慣れると全体評価として「おいしい」になります。(笑)
でも、丹波ワインの「あっさりうま」の勝ちです。


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PRINZ / Spätburgunder Rheingau 2015
RRWポイント 86点