以前に空港のラウンジでいただいた、
スペイン、DOビエルソのメンシーア種のワイン
めちゃうまではなかったのですが、
独特の味が印象に残っていたのでAmazonで同種のものを検索。
ヒットしたのがこれ。1,300円なり。


LaManoBierzo


独特のエチケットですね。
公式サイトではあまり詳しい情報はなかったのですが、
「La Mano」はスペイン語で「手」なので、
手書きの「手」のイラストは「ハンドメイドであること」と、
ローカル品種「メンシーア」の「ワイルドさ」を表しているとのこと。

本当に作っているワイナリーは「VINOS DE ARGANZA」らしいですが、
ここのサイトには、この「La Mano」は載っていません。
Axial Vinosという、いわばネゴシアンの委託を受けて作ってる感じでしょうか。
いずれにしてもこのワイナリー、
メンシーアのワインでパーカーさんの91点をもらっているようですから、
なかなかのレベルだと思われます。

さて、抜栓。
短い合成コルクですが、1000円台のワインですからね。
Alc.13%です。
結構濃いめのルビー。以前飲んだメンシーアより濃いと思われます。
普通の黒ベリー+プラムが香り、特段メンシーアという気はしません。
酸味とタンニンがいきなり来ますが、いい感じに「立っている」ので、
バランスの良さと相まって「うまい」となります。
余韻はさすがに酸味がちになり、長くもないですが、
「果実味ありありの軽うま」と結論付けましょう。
メンシーアの独特さがないですが、
くせのなさが飲みやすさになっています。
これはリピートもありですね。安いし。

スペインでもテンプラニージョばかり飲んでいてはいけませんね。
冒険すれば新しい発見があります。


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La Mano / Mencía Selección D.O. Bierzo 2015
RRWポイント 88点