久しぶりのアルゼンチンワイン、マルベックです。
今日は(今日も?)ちょっと動機が不純です。
パーカーポイント94点に釣られてしまいました。(笑)


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パーカーおじさんの採点は、
実際飲んでみると納得いくことが多く、
味の好みも傾向が似ているように思います。
したがって、結構確実な指標となるわけです。


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こういう点数ラベルは、違うヴィンテージだったり、
同じ生産者の違うラインだったりと、
詐欺まがいの表示があったりしますので、一応確認します。

公式ページには2010年のヴィンテージでPP90までは書いてありますが、
2011年がPP94なのはショップサイトなんかで確認できました。
なんと翌年の2012年もパーカーおじさんは94点をつけています。
かなり安定した実力の生産者と言えるのではないでしょうか。

例によってGoogle Mapでワイナリー訪問を試みますが、
近くからワイナリーまでの通りに入れず近寄れません。
しかたがないのでGoogle Mapの投稿写真から拝借。


Casarena2


Casarena」の三角が二つ並んだマークはこの屋根なんですね。
アルゼンチンのメンドーサの町の近くの有力ワイナリーのようです。
きれいな畑をいくつも持っています。


Casarena


すぐ近くのメンドーサの町もStreet Viewでうろうろしてみましたが、
大きな自然公園やショッピングモールなどもある大きな町でした。
ワインだけの田舎町と思ったら大間違いでしたね。
人口は11万人、周辺には3千社以上のワイナリーがあるそうです。


Casarena3map


地図で見ると、メンドーサはアンデス山脈のふもと、
山を越えれば、車で5時間ですぐチリのサンティアゴです。
首都ブエノスアイレスには12時間かかりますから、
ワイン作りのテロワールの観点から、もうほぼチリですね。(笑)


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マルベック100%。
公式の情報では、手摘み収穫(18㎏入りの箱に小分け)、
低温マセレーションを6~8日行なったあと、
自然酵母による発酵を低めの温度でゆっくり行うとのこと。
その後樽内でMLFを起こさせ、
フランス産の新樽100%で18ヶ月のエイジング。
かなり贅沢な作り方で、高得点もうなづけます。

さて、抜栓。Alc.14.5%でフルボディーの予感、
濃い黒いくらいのガーネット。
黒ベリー、樽香。かすかな清涼感が香ります。
よく冷やしていたのに、それでも口当りで生ぬるさを感じます。
これはまろやかさというか、複雑味の表れと思われます。
これまたまろやかなタンニンが喉に心地いいです。
複雑な味が最終的に「甘み」の印象に統合されていきます。
これは上質な滋味によくあるパターンです。
余韻はマルベックらしく短めですが果実味が続き絶妙です。
うまい。文句なしにおいしいです。
ただ、余韻が若干短いのは、やはりマルベックを感じます。
パーカーおじさんの採点からマイナス1ポイント。


*****


Bodega Casarena
Jamilla’s Single Vineyard Perdriel Malbec 2011
RRWポイント 93点