最近、殊にイタリアワインを試そうとしています。
イタリア全土で多様なワインが造られ、種類も多く、
したがって覚えることも多く、謎だらけなのがイタリア。
でも「偉いワイン」はこういう所にこそあるはず。
というわけで、今日はヴェネト州のアマローネです。
アマローネとして知られているのが、「Amarone della Valpolicella」。
これは、
コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ種などで作られる、
ヴァルポリチェッラをアパッシメントしたもの。
(Appassimento:ブドウを陰干しし濃厚なワインに仕上げる)
「Amarone della Valpolicella」は以前はDOCワインでしたが、
ごく最近の2010年にDOCGに昇格しています。
ただ熟成に2年ほどかけるため、DOCG表示されるのは、
2013年のヴィンテージ以降でしょうね。
本日のこれは2014年ものなので、しっかり「DOCG」表示です。
アマローネの作り手として最高の評価をされているのがアレグリーニ。
これを飲まなきゃと調べると、1万円は超えませんが少々お高い。
じゃあ、セカンドラベルはないかと探すと、
コルテ・ジャーラの名前でカジュアルラインを出してました。
アマローネも半額ほどです。これに決定。
エチケット下の「By Allegrini」がうれしい。(笑)
ちなみに、
DOCGアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラのセパージュは、
・コルヴィーナ 45~95%
(内、50%まではコルヴィノーネで代替可)
・ロンディネッラ 5~30%
・モリナーラ、オセレタ他認められた品種を25%まで
だそうで、ブログのカテゴリーに「イタリア品種(赤)」を新設。(笑)
これらブドウの説明はアレグリーニの公式ページが詳しいです。
本家、アレグリーニのアマローネは、
・コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 90%
・ロンディネッラ 5%
・オセレタ 5%
というセパージュに対し、
本日のコルテ・ジャーラ版は、
<アパッシメント>
(アレグリーニ)3~4か月 40~45%の水分飛ばす
(コルテ・ジャーラ)3~4か月 40%の水分飛ばす
双方似たようなものですが、残糖の差は味わいに影響しそうですね。
さてさて、恒例、ワイナリー訪問です。
まずはアレグリーニから。おおざっぱな位置を確認。
ヴェネト州、ヴェローナの北、ガルダ湖も近いですね。
あと、この際ですから地理のお勉強。
ヴェネチア、ミラノ、ボローニャ、ジェノヴァなんかの位置関係も。
近寄ってみると、テイスティングできるショールーム。
その近所に本体らしき古い建物と畑を発見。
立て看板には一応「Allegrini」と書いてます。(笑)
次はコルテ・ジャーラを探しますが、ごく近所に事務所があるのみ?
するとその横はアレグリーニの畑になってました。
結局、ブランドを分けて価格の住み分けはするも、
実体はアレグリーニなんでしょうね。
とにかく、いいものがお安くいただけるのはいいことです。
イタリア全土で多様なワインが造られ、種類も多く、
したがって覚えることも多く、謎だらけなのがイタリア。
でも「偉いワイン」はこういう所にこそあるはず。
というわけで、今日はヴェネト州のアマローネです。
アマローネとして知られているのが、「Amarone della Valpolicella」。
これは、
コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ種などで作られる、
ヴァルポリチェッラをアパッシメントしたもの。
(Appassimento:ブドウを陰干しし濃厚なワインに仕上げる)
「Amarone della Valpolicella」は以前はDOCワインでしたが、
ごく最近の2010年にDOCGに昇格しています。
ただ熟成に2年ほどかけるため、DOCG表示されるのは、
2013年のヴィンテージ以降でしょうね。
本日のこれは2014年ものなので、しっかり「DOCG」表示です。
アマローネの作り手として最高の評価をされているのがアレグリーニ。
これを飲まなきゃと調べると、1万円は超えませんが少々お高い。
じゃあ、セカンドラベルはないかと探すと、
コルテ・ジャーラの名前でカジュアルラインを出してました。
アマローネも半額ほどです。これに決定。
エチケット下の「By Allegrini」がうれしい。(笑)
ちなみに、
DOCGアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラのセパージュは、
・コルヴィーナ 45~95%
(内、50%まではコルヴィノーネで代替可)
・ロンディネッラ 5~30%
・モリナーラ、オセレタ他認められた品種を25%まで
だそうで、ブログのカテゴリーに「イタリア品種(赤)」を新設。(笑)
これらブドウの説明はアレグリーニの公式ページが詳しいです。
本家、アレグリーニのアマローネは、
・コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 90%
・ロンディネッラ 5%
・オセレタ 5%
というセパージュに対し、
本日のコルテ・ジャーラ版は、
・コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 70%
・ロンディネッラ 30%
と若干違います。
どれくらいの味の違いか想像もつきませんが。(笑)
一応、その他の項目も比べてみると、
<樹齢>
(アレグリーニ)32年
(コルテ・ジャーラ)28年
と若干違います。
どれくらいの味の違いか想像もつきませんが。(笑)
一応、その他の項目も比べてみると、
<樹齢>
(アレグリーニ)32年
(コルテ・ジャーラ)28年
<アパッシメント>
(アレグリーニ)3~4か月 40~45%の水分飛ばす
(コルテ・ジャーラ)3~4か月 40%の水分飛ばす
<熟成>
(アレグリーニ)オーク樽で18か月、ボトルで7か月
(コルテ・ジャーラ)
オーク樽(半分大樽、半分セカンド小樽)で15か月、ボトルで6か月
<残糖>
オーク樽(半分大樽、半分セカンド小樽)で15か月、ボトルで6か月
<残糖>
(アレグリーニ)4.5 g/l
(コルテ・ジャーラ)6.0 g/l
双方似たようなものですが、残糖の差は味わいに影響しそうですね。
さてさて、恒例、ワイナリー訪問です。
まずはアレグリーニから。おおざっぱな位置を確認。
ヴェネト州、ヴェローナの北、ガルダ湖も近いですね。
あと、この際ですから地理のお勉強。
ヴェネチア、ミラノ、ボローニャ、ジェノヴァなんかの位置関係も。
近寄ってみると、テイスティングできるショールーム。
その近所に本体らしき古い建物と畑を発見。
立て看板には一応「Allegrini」と書いてます。(笑)
次はコルテ・ジャーラを探しますが、ごく近所に事務所があるのみ?
するとその横はアレグリーニの畑になってました。
結局、ブランドを分けて価格の住み分けはするも、
実体はアレグリーニなんでしょうね。
とにかく、いいものがお安くいただけるのはいいことです。
さて、抜栓です。
Alc.15%。おう!
Alc.15%。おう!
濃い濃い赤紫。かすかに褐色がかってます。
粘性のある涙は大ぶりで数は少ない印象。
黒ベリー、ジャムのような煮詰まった香り。
ブルーベリー、黒糖。か、チョコ?
ハーブも。香りの量は多いです。
アタックから酸味・タンニンが手に手をとって、
パレット(口蓋)に染み渡る感じ。
バランスいいですが、けっして大人しくない。
パレット(口蓋)に染み渡る感じ。
バランスいいですが、けっして大人しくない。
しっかり主張するうまさと言いましょうか。
フレッシュであるとも言えます。
余韻が若々しい感じで長く続きます。
アパッシメントなんで、
もっと重々しいものを想像していましたが、
いい方に期待を裏切ってくれました。
アパッシメントなんで、
もっと重々しいものを想像していましたが、
いい方に期待を裏切ってくれました。
食事前、合わせなくておいしいワインです。
ステーキに合わせたらもっとおいしかった。
こんなにうまいもんだったんだな〜、
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。
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Corte Giara
Amarone della Valpolicella "La Groletta" 2014
(by Allegrini)
Amarone della Valpolicella "La Groletta" 2014
(by Allegrini)
RRWポイント | 94点 |
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