Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

カルメネール

Concha y Toro Carmín de Peumo 2007

コンチャイトロのカルメネール最高峰、カルミン・デ・ペウモです。
2万円コースなので偉いワインではないのですが、昔飲んだ感動が甦り、
最新のヴィンテージを試してみたくなり、ネットで探してみました。
2009年とか2013年はあるのですが、狙ってる2016年あたりが見つからず。
その昔飲んだ2007年の記録を頼りにエア・テイスティングをします。(笑)


IMG_0344
(写真はアメリカ在住時代に懐かしのiPhone4で撮ったものです。笑)
なかなかチリのトップエンドのクラスは日本に入ってきませんね。
セーニャやアルマビバなど有名どころはあるんですけどね。
ましてや、カルメネールのモノセパージュはまだまだ市民権を得てないか…。


公式ページはすでに慣れ親しんでいるいつものです。今日のワインを探してみます。


ワインの分類では、Fine Wine Collectionという上等カテゴリーに入っています。

Don Melchorというカベソーブレンドだけ別格扱いなのが気になりますが、
少なくともカルメネールではコンチャイトロの頂点であると言えます。

最新ヴィンテージが2017年のはずですが、2013年のデータしか載ってません。
仕方がないので2007年は当時のメモから。
・カルメネール 90%(91%)
・カベソー 6.5%(5%)
・カベフラ 3.5%(4%)
(*カッコ内は2013年のデータです。)
樽熟は、フレンチオークの新樽で18ヶ月+ボトルで12ヶ月。
2013年はエノロゴも変わってるようですし、仏樽で13ヶ月のみとなってます。
最近のヴィンテージは質を落としてるんでしょうか?

過去のパーカーおじさんの評価から考察してみると…
2003年 97点
2005年 97点
2007年 96点
2008年 95点
若干下降傾向なのが気になりますが、錚々たるもんです。
2007年の96点はなかなかなもんですよ。

その後はこんな感じ。
2010年 93点
2011年 94点
2013年 95点
2014年 93点
十分高評価ではありますが、落ちてきている気がします。
2016年を見つけてもガッカリしそうですね。


カルメネールはコンチャイトロのペウモの畑からで、
醸すのもカチャポアル・ヴァレーのペウモの施設です。ここです。
Chile002
混醸するカベソーとカベフラはマイポの方から持ってきているようです。

ペウモをワイン・マップ上で確認しておきましょう。
Chile001


ラベル平面化画像…ではなく、当時は剥がしてスクラップしていました。(笑)
IMG_0305
スクラップブックに丁寧に貼っていたんですよ。
今は簡単に平面化撮影でデジタル化、スクラップブックもブログとなりました。
便利な世の中になりましたね。

アメリカ在住中はほぼチリワイン、カルメネール一辺倒でしたけど、
一冊まるまるチリワインのスクラップブックは今見ても圧巻ですが…。

そのスクラップブックを見るとドン・メルチョールもいただいてましたね。
IMG_0307

当時はあまりテイスティングコメントはなく、「うま」とかしか書いてません。(笑)
しかし、カルミン・デ・ペウモ2007の記憶はなんとなく残っています。
抜栓したのが2011年でしたが、まだ少し若い印象の味でしたね。
しかしながら、カルメネールの本質を突き詰めた味は決して重苦しくなく、
いわば現代風の「おしゃれな」味わいに仕上げてあったような気がします。
爽やかなうまさを堪能できた忘れがたい1本となっています。



*****


Concha y Toro
Carmín de Peumo 2007
RRWポイント 95点


Santa Carolina Carolina Reserva Carmenère 2017

以前にも飲んでるサンタ・カロリーナのカルメネールですが、
ラベルデザインがお洒落な感じに変わってたので、また買ってみました。
前に飲んだのは2015年で、薄っぺらくて残念な評価でしたが、
今日の2017年は改善が見られるでしょうか?楽しみ~。


IMG_0148
サンタ・カロリーナはサンティアゴに1875年創立の老舗であり、大手です。


公式ページはなかなかよくできています。

ただ、最初のエイジゲートで国を「チリ」にすると、今日のワインのような、
輸出用のブランドは出てこないようですので、ご注意を。
また、日本を選ぶと日本語専用サイトに誘導されます。
情報量は豊富そうですが、今日のカルメネールは2015年と2016年のみでした。
2017年は不明ですが、書いてある内容を総合するとこういうことです。
・カルメネール 100%
40%だけフレンチオーク樽でマロラクティック発酵を行ない、
全量ブレンド後、アメリカンオーク樽で8ヶ月熟成です。
結構樽を効かせてるような印象です。


サンタ・カロリーナの本拠地は首都サンティアゴの中心近くです。
Santa02
所有畑は、マイポ、レイダ(サンアントニオ)、ラペル(カチャポアル+コルチャグア)、
マウレ、イタタと広範囲に渡っています。

チリのワイン生産地の地図で見ると赤で示したところです。
SantaCarolina01

で、今日のReservaCarmenèreはカチャポアルの畑からです。
IMG_9364
公式ページによるとカチャポアル川の畔、ピチデグアにあるそうです。


ラベル平面化画像。
IMG_9363
裏ラベルもあまり大した情報はないんですが、これを隠すのはいけません。

はい、インポーターシールはこんな具合に貼ってました。
IMG_9362
すぐに剥がしてやったぜい。ワイルドだろ~?


さあ、スクリュー回転。
IMG_0150
キャップはサンタ・カロリーナのマーク入り。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。透けない感じですね。
IMG_0147

黒ベリー、スパイス。
あまり華やかな香りではなく、
スモーキーな露骨目の樽香を感じます。
アメリカンオーク樽で8ヶ月熟成の影響でしょうかね。
辛口アタック。
バランスよく厚みもある味はなかなかいいです。
喉越しでシルキーなタンニンと酸が軽く刺激します。
その後の余韻も長くてOK。

前に試した2015年がぺらぺらで残念だったのからすると、
すごく良くなってる感じですね。
少々樽を効かせ過ぎなのが気になりますが、あとは完ぺき。
好きです。こういうの。


*****


Santa Carolina
Carolina Reserva
Carmenère 2017
RRWポイント 93点


Carmen Winemaker's Black 2015 Carmenère Blend

2ヶ月ぶりのカルメネールです。いつものカルメン。で、ちょっと上等。
以前に2013年を試してますので、おいしいのはわかった上での抜栓。
なんとなく今日は基本に立ち返りたい、本当に飲みたいのを飲みたい気分。
日本カルメネール振興協会としては(笑)そんな時カルメネールになるんです。


IMG_0120
このところ、珍しい品種ではなく基本品種を飲むことが多かったり、
もともと白嫌いなのに、いやに白が多かったのには訳があります。
ワインエキスパートの呼称資格認定試験を受験していたからです。
JSA日本ソムリエ協会のやってるアレです。その2次試験対策。(笑)

もともと、2年前にただの飲み散らかしをやめ、ブログにつけ始めてから、
1000本飲んだら試しに受けてみようと漠然と思っていました。
ところが、800本を前にして今年受験を申し込んでしまいました。(笑)

まあ、個人の備忘録とはいえ、ネットでワインのうんちくを垂れるなら、
エキスパートの肩書があった方がカッコがつくな~くらいの動機でしたが、
実際受けてみるといろいろと考えさせられるものがありました。

特に(自分のようなただのワイン愛好家には)必要ないジャンルの知識や、
テクニックを習得しないといけないことには釈然としないものを感じましたね。
そんなこんなの勉学になけなしの夏休みを費やし何とか合格はしました。
そして、自分の最初の見立ては大きく間違っていることにも気づきました。
ソムリエもワインエキスパートも、こんなブログ用に1000本飲もうが、
2000本飲もうが、「特殊な」勉強をしないと合格は無理だということです。
逆に「特殊な」勉強をすれば、ワインを全く嗜まなくても合格は可能ということ…。

脱線が長くなりましたが、試験明けで晴れ晴れした気持ちというのもあり、
また、本来の「偉いワイン」探しを再開するという意味を込めて、(笑)
自分の基本ワイン、カルメネールに立ち返りたくなった本日なのであります。


はい、いつも見てますが公式ページはワイン情報あっさり少な目。

セパージュの情報は裏ラベルにありました。
・カルメネール 85%
・プティ・シラー 8%
・プチヴェルド 5%
・カリニャン 2%
しかし、樽熟は不明。

前に飲んだ2013年のセパージュはこうでした。
・カルメネール 80%
・カリニャン 10%
・プチヴェルド 5%
・カベソー 5%
カベソーがプティ・シラーに変わった感じですかね。
カルメネール率も5%上がってます。


エチケット平面化画像。
IMG_0111
れれ? Carmenère Blendっていう表記がなくなってます。Blackのみ。
カルメネール比率は上がってるのにね~。

同じシリーズでWinemaker's Redもあって、これはカベソー・ブレンド。
カルメンのラインアップではさらに上等なGoldもありますがカベソーのみ。
よって、カルメンの最上級カルメネールは今日のこれになります。


さあ、抜栓。
IMG_0115
コルク、キャップシール、カルメンのエンブレム入りです。

コルクも平面化撮影しておきます。
IMG_0116
テクニカルコルク、DIAM5を採用ですね。DIAM3より上等ですから。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
IMG_0117

涙もかすかに色づき、しっかり出てます。
黒ベリー、スパイス、モカ、青ピーマン。
樽香かな? けっこうスモーキーです。
辛口アタック。
若干最初に酸味が立つんですが、
すぐに圧倒的な厚みのある味がパレットに居座ってきます。
これこれ。やはりこのうまさは健在です。
喉越しのタンニンがシルキーで心地いいです。
滋味を味わい直せる余韻も秀逸。

カルメネールを最上の状態で表現できている気がします。
最初の酸がもう少し大人しければ100点出していたな、これは。


*****


Carmen
Winemaker's Black 2015
Carmenère Blend
RRWポイント 98点


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013

今日は「日本カルメネール振興協会」の活動です。
新たなカルメネールの作り手を探して試すだけですが。(笑)
トレオン・デ・パレデスのカルメネールをいただきます。
1979年にカチャポアル・ヴァレーで創業の家族経営ワイナリーだそうで。


IMG_9409
あまり日本には入って来ていないのか、あまり見かけませんね。

公式ページは「www.torreondeparedes.cl」らしいんですが、今ひとつ貧弱。
すると、もう一つ、「torreon.cl/」という立派な公式サイトを発見しました。

なぜ2つあるのか不明ですが、情報がしっかりあるのは助かります。
ミレジムごとにデータシート完備で素晴らしいです。
セパージュは、
・Carménère 95%
・Cabernet Sauvignon 5%
となってます。
樽熟はフレンチオークの新樽で6ヶ月だそうで。 

D.O.は、「Rengo – Valle del Alto Cachapoal」となってます。
D.O.のリストでは、カチャポアルのサブリージョンとしてレンゴはありますが、
「Valle del Alto Cachapoal」までうたってるのはこの作り手だけのようですね。


まずは、ワイナリー訪問します。
Torreon_de_Paredes01
なかなか立派な門構えですがGoogle Mapでは入れません。(笑)
施設や敷地は広大で、周りの畑も美しいのはわかります。

場所はD.O. Rengoだけあって、レンゴの町のすぐ東側です。
Torreon_de_Paredes02
カチャポアル周辺含めて俯瞰して位置関係を把握しておきましょう。


ラベル平面化画像。
IMG_9101
あまり聞かないインポーターですね。
しかし、カルメネールを日本に入れてくれるのはありがたいです。


さて、抜栓。
IMG_9406
ワイナリーオリジナルのコルク、キャップシールです。

Alc.13.5%。
ガーネット。涙はあっさりめ。
IMG_9408

黒ベリー、モカ、生野菜...カルメネールの王道です。
辛口アタック。
甘み・酸味が微妙に包み込む味は、
フレッシュネスを感じるものの、
味の実態は厚みを感じにくく弱めです。
ちょっと黒糖っぽいのを感じるのはいいのですが。
余韻もちょっと凡庸ですね~。
もうちょっと頑張って欲しかったな~。


*****


Torreón de Paredes Reserva Carménère 2013
RRWポイント 88点


Carmen Gran Reserva Carmenere 2015

なんだかんだでよくいただくカルメンです。
やまやに結構なラインアップが置いてあるからなんですが。
カルメネールのグラン・レセルバ、前回は2014年をいただいてます。
今日の2015年はいかがでしょうかね。


IMG_9008
1996年にチリで初めてカルメネールのワインを出しました。
それがこの「カルメン」なんですよね。


公式ページは最初のエイジゲートでチリとインターナショナルを選びます。
当然ながらチリの方が本国向けで種類が多いですから、ご注意を。
しかし、いつもながらこのサイト、ワイン情報が貧弱です。
よって、以下ネット情報です。
・カルメネール 95%
・カベソー 5%
樽熟はフレンチオークのバリックで12ヶ月。

ワイナリー訪問したいのですが、公式サイトには情報なし。
仕方ないので、畑の場所の説明ページをキャプチャー。
Carm01
英語ページもあるので安心してください。


エチケット平面化画像。
IMG_8888
おい!なんだこのインポーターシールは⁉ 裏ラベル丸隠しじゃんか。

剥がしてやったぜ~。ワイルドだろ~?
IMG_8889
手摘み収穫であることや、畑が「El Peñasco」という名前で、
コルチャグアのアパルタ・ヴァレーの丘陵地の麓にあることがわかります。
何でこんな重要な情報を隠すかな~?

さて、抜栓。
IMG_9005

Alc.14%。
濃い透けないガーネット。
IMG_9006

黒ベリー、チェリー、モカ。
カルメネールらしい、よく知ってる香りです。
うま味予感させる辛口アタック。
フレッシュネス感じさせる酸味ですが、
酸味が絶妙に味を包んできます。
味の厚みは充分、果実味ありありと評価はできました。

もう少し落ち着いた重さも欲しい所でしたが、
やはり最近ちょっと味が落ちてるんじゃないでしょうか。


*****


Carmen Gran Reserva Carmenere 2015
RRWポイント 90点


Bisquertt Ecos de Rulo Carménère 2015

ビニャ・ビスケルトのカルメネールをいただきます。
1978年創業、コルチャグア・ヴァレーの家族経営の作り手です。
マルチグエ(Marchigüe)にあるエル・チェケン(El Chequén)という
150ヘクタールもの畑を所有。この地域のパイオニア的存在だそう。


IMG_8191
「Ecos de Rulo」は「ブドウ畑のこだま」的な意味と思います。


公式ページは、ホームページが畑のドローン動画で迫力ありです。
Bisquertt02
大きなため池のようなのが敷地の真ん中にあるようです。
トップページ画像をここに貼ったのは、Google Mapで近づけず、
ワイナリーの写真が撮れなかったからです。悪しからず。


ワイン情報は充実しており、データシートも完備。
「Ecos de Rulo」の名前は2015年ヴィンテージまでで、
2016年から「La Joya / Single Vineyard」に名称変更のようです。
(Joyaは宝石の意味です。)
セパージュはカルメネール100%。
樽熟は、フレンチオークの大樽・小樽で12ヶ月です。


前述のようにワイナリー訪問できませんでしたので、位置確認だけでも。
Bisquertt01
マルチグエの町もショボいですから、かなり不便なところですね。
でもサンティアゴまでは車で2時間半くらいですから、まあいいか。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_8186
裏ラベルの解説はどうなんでしょう?エル・ルーロという地名はなく、
表ラベルにあるように、マルチグエのエル・チェケンという畑です。


さて、抜栓です。
IMG_8192

Alc.14%。
濃い濃いガーネットです。
IMG_8190

黒ベリー、生っぽい野菜感、スパイス、モカ。
辛口アタック。
少し酸味を感じますが、味の深みはそこそこです。
喉越しから余韻にかけてバランスよくなってくる気がします。
フィニッシュでもう一度酸を感じますが、
爽やかさの演出と思えば許せる範囲。
タンニンは始終ビロードのように、
一連の流れを下支えする優秀な裏方さんです。
パーカーおじさんは2014年に90点をつけたようです。
うん、そんな気がします。(笑)


*****


Bisquertt Ecos de Rulo Carménère 2015
RRWポイント 90点


Viña Errázuriz KAI 2011

2001年にチリのワイナリーをまわってから、
カルメネールのワインをかなり飲んできました。
いろんな作り手別に試してきたわけですが、
チリの主要ワイナリーはプレミアムクラスのラインアップに、
必ずカルメネールのモノセパージュを持っています。
日本カルメネール振興協会としては(笑)、
そんなトップエンドもたまには試さないとと考える次第です。


IMG_7971
セーニャなんかでも有名なチリのトップ生産者エラスリス。
そこが醸す最高レベルのカルメネール、「KAI」です。


ファーストヴィンテージが2005年ですが、翌2006年のヴィンテージが、
2010年ニューヨークで開かれた 「ベルリン・テイスティング」にて、
世界の名だたるワインを下し頂点に輝きます。
ボルドー5大シャトーやオーパスワン、サッシカイアなど相手にしてです。

これがその時の順位です。
1位:KAI 2006(エラスリス)
2位:Opus One 2006
3位:Château Haut-Brion 2006
4位:Don Maximiano Founder’s Reserve 2006(エラスリス)
5位:Château Lafite Rothschild 2006
6位:La Cumbre 2006(エラスリス)
7位:Seña 2006(エラスリス+ロバートモンダヴィ)
8位:Stag’s Leap 2006
9位:Viñedo Chadwick 2006(エラスリス)
9位:Sassicaia 2006
これが「KAI」のデビュー戦とすればすごい登場の仕方です!
しかし、トップ10の半分がエラスリスというのもゴイゴイスー。


公式ページで素性を確認します。
セパージュは、
・カルメネール 95%
・プチヴェルド 5%
新樽率95%のフレンチオーク樽で22ヶ月熟成です。


エチケット平面化画像。
IMG_7964
赤く紅葉したブドウの木の葉っぱがマークになっています。
カルメネールは、フィロキセラ禍で本国フランスから消え去ったあと、
チリでメルローと混同されて生き残ってきました。
カルメネールが「再」発見されるきっかけとなったのが、
この「紅葉する」という特徴でした。
「Carmenere」はCarmin(カーマイン、紫がかった濃い赤)が語源です。


実はKAIを抜栓するのは2回目です。
KAI-1
日本で2万円以上する、あまり偉くないワインですが、
カルメネール愛と好奇心から2013年をゲットして飲んでみました。

その素晴らしい味わいをもう一度試したく、今回2011年もゲット。
KAI-2
これら写真は2013年を飲んだ時の記念撮影です。(笑)


さて、何度も行ってますがワイナリーを訪問しておきます。
Errazuriz01
さすがに立派な施設です。新館もすごそうです。

エラスリスは、サンティアゴの北、アコンカグア・ヴァレーにあります。
Errazuriz02
創業者ドン・マキシミアーノ・エラスリスは、アコンカグアを、
チリで最も優れたテロワールとして見抜いたと言います。


さて、抜栓です。
IMG_7976
コルクにもブドウの葉が。

Alc.14.5%。
濃い濃いガーネット、深紅、透けないです。
IMG_7969

黒ベリー、トリュフ、モカ。
かすかに生野菜…森の下草かな。
涙は中サイズながらくっきり。
味わい乗った辛口アタックです。
味の構造感が素晴らしい。
すごい迫力です。
タンニンも深み与えるアクセントで効いてます。
先細らない余韻が心地いいままフィニッシュさせてくれます。
その昔見て回ったチリのテロワールが脳裏に蘇ります。

今回はオーパスワンに似てるうまさと感じました。
傑出したワインは黒糖のような甘さをかすかに感じますね。

パーカーおじさんは、ベルリン・テイスティングの勝者、
KAI 2006に96点をつけています。
僕はこの2011年に99点をつけましょうぞ。


*****


Viña Errázuriz KAI 2011
RRWポイント 99点


Balduzzi Carmenere Reserva 2014

高級スーパーのいかりスーパーで見つけたカルメネールのワインです。
バルドゥッツィ。初めていただく生産者ですね。
マウレ・ヴァレーの真ん中、サン・ハビエルという町にある、
300年の歴史があるイタリア系移民の家族経営ワイナリーだそうで。


IMG_7825
Balduzzi、以前に雑誌で見かけたことがある気がします。


公式ページは、まあ普通です。
セパージュは、
・カルメネール 100%
熟成は、新樽率25%で6ヶ月+ボトルで6ヶ月のようです。


ワイナリー訪問。マウレ州のサン・ハビエルという小さな町です。
BALDUZZI01
右手奥に大きなタンク群も見えますがGoogle Mapでは入口までです。


チリ最大・最古のワイン産地、マウレ・ヴァレーを確認。
BALDUZZI02
Balduzziのあるサン・ハビエルはマウレの真ん中にあるのがわかります。


エチケット平面化画像。
IMG_7822


さて、抜栓。キャップシールだけ名前入り。

IMG_7826


Alc.13.5%。
ガーネット、褐変気味?
BALDUZZI03

黒ベリー、ハーブ。生野菜香はないです。
フレッシュな感じの甘みと酸を感じるアタック。
芯はしっかりした味ですが、甘い酸味が少し邪魔。
全体的には楽しめるんですけどね。


*****


Balduzzi Carmenere Reserva 2014
D.O. Maule Valley
RRWポイント 87点


Santa Carolina Carmenère Reserva 2015

今日は定期的にやってくるカルメネールの日。(笑)
サントリーの輸入なのでスーパーでも手に入るサンタ・カロリーナ。
最近安うまのカルメネールになかなか出会いません。
舌が肥えてきたのかな~。(笑)


IMG_7774


公式ページは、最初のエイジゲートで「JAPAN」を選んでしまうと、
日本語サイト(santacarolina.jp/)につながってしまいます。
チリのサイトと日本のサイトでは載ってるラインアップが違います。
日本語サイトはサントリー扱い商品しか載っていないようです。
逆に今日のReservaはチリにはありません。(ラベル違いはあり)
とにかく総合的にまとめると、
・カルメネール 100%
樽熟:オーク樽で8ヶ月
ということになるようです。(笑)

サントリーの公式サイトにはサンタ・カロリーナ紹介ページがあります。
1875年設立の140年以上の歴史あるワイナリーだそうで。


ラベル平面化画像。
IMG_6936
「Cachapoal Estate」とありますが、公式サイトの説明では、
ラペル・ヴァレーの「La Rinconada」の畑からとあります。
カチャポアル川の近くともありまして、これなら完全にカチャポアル。

ラペルと名乗ってる限りは、カチャポアルとコルチャグア両方からの
混醸であると思われますので、いつもながらラペルの定義は謎です。
Santa01
まあ、あまり気にしなくていいでしょう。(笑)


ワイナリー訪問しておきます。なんとサンティアゴの町の中。
Santa02
畑は、マイポ、レイダ、ラペル、マウレ、イタタと各地に持ってます。


さあ、抜栓。
IMG_7776
キャップ・コルク、味もそっけもないですがお安いですからね。

Alc.13.5%。
けっこう濃いガーネット。
IMG_7773

黒ベリー、生野菜、黒糖。
生っと辛口アタック。
厚み弱めのボディは水臭いくらいの感じがします。
バランスはいいですけどね。
また出ました、薄っぺらい「軽めネール」 。
喉越しのシルキータンニンと余韻はまだ救いです。


*****


Santa Carolina Carmenère Reserva 2015
RRWポイント 87点


Bodega Volcanes de Chile Carménère Reserva 2017

Amazonで見つけたカルメネールです。
ボルカネス・デ・チレ(チリの火山)なんてワイナリー初めてです。
カルメネールを見るとなんでも試していますので、これも探求。
しかし、そろそろ絶対うまいカルメネールも飲みたくなってきますが。
(エラスリスのKAIとか、コンチャイトロのCarmín de Peumoとか…)


IMG_7582
雪を頂いたチリの火山がエチケットのデザインになってます。


公式ページにはこれの実写版のような写真があり、カッコいいです。
Volcanes03
サイトの内容は非常にシンプル。ワイン情報も最小限。
ワイナリーの成り立ちも詳しい話は載っておらず、
チリの火山性の土壌を活かしていいワインを作るプロジェクトとだけ。
一応、セパージュは、
・カルメネール 85%
・カベソー 15%
樽熟は、フレンチ&アメリカンオークで6~8ヶ月です。


さて、公式ページにある住所へ行ってみます。あれれ?
Volcanes01
同じ住所にはビニャ・ウンドゥラガがあります。
サンティアゴから南西にあるタラガンテという町にあります。
同一ワイナリーなのか、施設を借りてるのか、真相はわかりません。


今日のワインはD.O.ラペル・ヴァレーです。(黄丸がタラガンテ)
Volcanes02
カチャポアルとコルチャグアを合わせてラペルと呼びます。
通常、両方の地域のブドウを混醸した時にラペルとしているようです。
でないと、両方にまたがった畑じゃないとラペルにならないですもんね。


ラベル平面化画像。
IMG_7289
裏ラベルを読むと「Almahue-Rapel」の畑からとあります。

Google Mapで調べると、ここらしいです。
malhue
なんと、コルチャグアとカチャポアルの境界線上です。
両方のリージョンにまたがって「ラペル」というのもありそうです。
(笑)


さて、抜栓。
IMG_7583
キャップシールにロゴマークがありますが、コルクは普通。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。
コンポート様の黒ベリー、生野菜か草っぽさ、
胡椒かスパイス、カルメネールチックです。
辛口アタック。
味の奥行きは弱めかな。
酸やタンニンなど各要素も弱めだからかな~。
これらが混然とすると薄っすら甘みにも感じます。
しかしバランスはいい感じ。

まとまりはいいし、
カルメネールの良さは出ているんですが、
もう少し重めでもいいかな~。


*****


Bodega Volcanes de Chile
Carménère Reserva 2017
RRWポイント 90点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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