Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

日本ワイン

サッポロ グランポレール メリタージュ 2015

サッポロのグランポレール・メリタージュを抜栓しますよ。
グランポレールシリーズでは貴腐ワインを除けば6,000円と一番お高い。
ある意味サッポロのフラッグシップなんでしょう。楽しみ~。
サッポロ岡山ワイナリーに行った際にショップで買い求めたものです。


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メリタージュ(Meritage)はフランス以外で作られるボルドースタイルのワイン。
カリフォルニアなんかでもメリタージュをうたうワインはたくさんありますね。
もっともカリフォルニアでは「メリテイジ」と英語読みしますが。
サッポロのこれもカベソーにメルローをブレンド、ボルドー左岸って感じです。


以前の余市ピノ・ノワールと一緒にここで買いました。
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ショップにはサッポロの代表的なワインが揃ってるのでありがたいです。


安曇野池田ヴィンヤード」専用ページがあり、畑の説明はバッチリです。

サッポロがワイン用ブドウ栽培に適した気候・土壌を求めて2009年に開園したそうで。
ただし、ワイン情報がショップのみで内容も貧弱なので困りました。
不本意ではありますが、ネット情報の方が詳しいのでそちらから。
・カベソー 67%
・メルロー 33%
樽熟は新樽率50%で17ヶ月とのことです。
 

長野県北安曇郡池田町にある安曇野池田ヴィンヤードに行ってみます。
Sapporo01
高瀬川と東側の山地に挟まれ、標高は560mから630mあるそうです。

長野県全体、信州ワインバレーから俯瞰して所在を確認しましょう。
Alpes01
安曇野池田は日本アルプスバレーに属します。


エチケット平面化画像。
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裏に顔写真入りで情報があるんですが、セパージュは書いておいて欲しいな。


さて、抜栓。
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キャップシール、コルクはグランポレールシリーズ専用品。

コルク平面化。
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もうひとひねり欲しいところですが。(笑)

Alc.13%。
濃いガーネット。涙ははっきり。
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黒ベリー、ブラックチェリー、かすかにピーマン。
カベソーそのものって感じです。
いい樽香はボルドーっぽいし。
辛口アタック。
ちょっと酸が立ちますが味の厚みはいい感じ。
タンニン絡みの複雑味も楽しませてくれます。
いいバランスのままじっくり余韻に続く…。酸味が若干気になるんですが、
これがなければないで味が凡庸になってたかも…なのでOK。

しかし、今まで飲んだ日本のカベソーブレンドでは出色の出来。
日本のカベソーでは最高クラスのレベルと思われます。
う~ん、日本ワインも良くなってきたね。


*****


サッポロ グランポレール
メリタージュ 2015
RRWポイント 92点


サントリー 登美の丘 ビジュノワール 2017

サントリーの登美の丘ワイナリーが世界に誇る「登美の丘」シリーズ。
数あるラインアップの中から、ビジュノワールをいただきますよ。
ただ、積極的に聞いたこともない品種のワインを選んだわけではなく、
ふるさと納税(山梨県 甲斐市)の返礼品だっただけなんですが…。(笑)


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ビジュノワールはマルベックと山梨27号を交配した日本の赤ワイン用品種です。
山梨27号というのはメルローと甲州三尺の交配種なので、結局のところ、
50%がマルベック、25%がメルローといような味わいを想像しますね。(笑)


公式ページはこれ。登美の丘ワイナリーシリーズ専用になってます。

ワイン情報はしっかり載ってるように見えますが…
・ビジュノワール 100%
はいいとして、熟成に関して、
樽熟成:56%、タンク熟成:44%、新樽使用比率 0.0%、
とここまで細かく書いてあるのに、熟成期間が不明です。
新樽率0%っていう表現も珍しいですし。(笑)
MLFはありだそうです。


ワイナリー訪問は以前実際に行ってますから、その時の写真をば。
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登美の丘というだけあって高台にあり、甲府盆地が一望できます。

例によって、山梨のワイン産地をGoogle Map上で見ておきます。
Yamanasi02
サントリー登美の丘ワイナリーは甲斐市にありますから返礼品だったわけです。
フラッグシップの登美が欲しかったところですが。(笑)
「勝沼」は産地として有名なので地図上に無理やり「勝沼」も示しましたが、
2005年に「勝沼町」は塩山市・大和村と合併して甲州市になり、今はないです。


ボトルに直接印刷されてますから、ラベル平面化ではなくボトル平面化です。
こういう場合でも平面化して剥ぎ取れるわけですからいいですね。
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ボトル表面がマットに見えますが、冷やし過ぎたので水滴がついてます。
実際の表面はテカってますので、ご了承ください。(笑)


さあ、抜栓。
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このブドウのマークはサントリーの日本ワインにつけてありますね。

コルク平面化するとこうです。
IMG_1785
テクニカルコルクのDIAM5を採用です。

Alc.13%。
濃いガーネット。
IMG_1786

プラム、カシス、梅酒?
マルベックぽくない独特の香りです。
辛口アタック。
かすかにフォクシーフレーバーですね。
なんだろう、甲州三尺の影響でしょうか。
味の芯はしっかりありますよ。
軽めの酸に、やはりですが、ブドウ風味が乗ってる気がします。
奥に甘みがありそうと思い甘味を探しますが、でもないって感じ。
タンニンはスムーズながら結構主張します。
これはマルベックぽいかもしれません。
余韻はタンニンのお陰でいい具合ですが、
フルーティな軽さと共に少々尻すぼみかな。

悪くないですが少々微妙かも。
う~ん、登美が飲みたい。(笑)


*****


サントリー
登美の丘ワイナリー
ビジュノワール 2017
RRWポイント 87点


丹波ワイン 京都丹波 Cabernet Sauvignon & Merlot 2017

京都の食文化に根ざしたワインを1979年から造り続けている丹波ワイン。
自宅から1時間、定期的に訪れワインを購入している馴染みのワイナリーです。
ここの近年の進化は目覚ましく、ピノ・ノワールVVなんか驚愕のうまさでした。
カベソーについて言うと、2009年や2015年を過去に試しています。
さあ、今日は最新ヴィンテージ2017です。進化のほどはいかがなもんでしょう。


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和紙調のラベルに雅なデザインのブドウのイラスト。いつもながら秀逸。


公式ページにはワイン情報はなくワイナリーの紹介のみ。

しかし、四季折々の丹波ワイン情報ほか読むところは多いです。
情報ブログ含め英語とフランス語に切り替えられるのが志が高いです。

公式ショップにワイン情報がありますが、最新ヴィンテージのみです。

2017年は、病害があったものの日照時間長めで比較的豊作の良い年だったようです。
セパージュ他情報はショップに掲示してあったものです。(上記サイトより多分正確。)
・カベソー 58%
・メルロー 25%
・タナ 17%
丹波ワインの得意技のタナがブレンドされているのがミソです。
例年よりタナ多めのようです。(2016年はタナ11%でした。)
樽熟は新樽率25%のバリックで16ヶ月です。


このワインを買い求めたときに撮った写真を貼っておきます。
TB
まあ、冬の畑なんですが…。

公式ページにあった情報から、いつものGoogle Map転記を敢行。
BB
畑の場所と栽培品種がわかります。今日のワインは平林&千原圃場から。
AOC京都丹波ということです。(笑)


エチケット平面化画像。
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これくらいの畑の規模だと限定1,723本ってことになるんでしょうね。


さて、抜栓。
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丹波ワインロゴ、マーク入り。ノマコルクのような人口コルク。

コルクも平面化。
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プラスチックなんだ。

Alc.12%。(正確には11.7%らしい。)
透け感あるガーネット。
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カシス、ブラックベリー、チェリー。
樽香しっかり感じます。
新樽率25%の16ヶ月ですからね。
辛口アタック。
厚みは若干弱いですが、
複雑味はそこそこ感じますね。タナのお陰かな。
タンニンは極めてシルキー、柔らかに余韻を盛り立てます。

濃さはない分ピノ的に飲める気がします。
和食に合うカベソーってことでしょうか。
やはり毎年徐々にレベル上がってきてる気がします。


*****


丹波ワイン
京都丹波
Cabernet Sauvignon & Merlot 2017
RRWポイント 90点


サッポロ うれしいワイン 酸化防止剤無添加

サッポロ岡山ワイナリーのショップでオマケにこれをもらいました。
グランポレール2本購入し1万円を超えたので、もらえたようです。
タダとは言え、普通なら絶対手を出さないジャンルです。(笑)
各社から似たようなのが出てますから、売れてるんでしょうね。
日本のワイン文化を憂いながら味見だけしておきましょうかね。(笑)


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700円くらいで売ってるんですね。しかし、その値段ならアルパカとか、
ガト・ネグロとか、ちゃんとした(酸化防止剤入りの!)おいしいのが買えます。


うれしいワイン公式ページというのがありました。

原材料は、濃縮還元ぶどう果汁(外国産)/酸味料です。
酸化防止剤(亜硫酸塩)含有量を10mg/L(これ以下なら表示義務なし)にするため、
輸入した濃縮果汁を煮沸消毒(ちょっと言い過ぎですかね、加熱殺菌。)して、
醸造での腐敗酵母を一切通さないフィルターもかけるそうです。

にも触れましたが、ワイン醸造段階で微量な亜硫酸塩は自然発生しますし、
品質保持やそれこそ長い熟成やエイジングを可能にするためにも不可欠なものです。
実際ワインに含まれる量はごく微量で、さらに他成分に溶け込んで(結合)無害化したり、
時間と共に減少していくそうで、人体への影響はまったく気にしなくていいでしょう。
それをわかっている立派なワインメーカーが「酸化防止剤無添加」を売り文句に、
商売優先のマーケティングをしているのが本当に嘆かわしいです。


お約束なのでラベル平面化しました。(笑)
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「有機酸リッチ」とありますが、何の有機酸がどれだけ入ってリッチなのか不明。
赤は「ポリフェノールリッチ」となってますので宣伝文句を合わせたのかな。(笑)
また、「日本ワイン」の定義(国産ブドウ100%使用して国内製造されたワイン)
が出来てから、この手のワインに「国産ワイン」と書かなくなりましたね。
やっぱり「国産ワイン」は気が引けるのでしょうか。
今日の記事は便宜上、「日本ワイン」のカテゴリーに入れています。(笑)


さあ、味見しますよ。当然のスクリューキャップ(プラスチック製)です。
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Alc.10%。イエロー。
ガムのフルーツ味のような匂いです。
微妙な甘さを乗せたおいしい柑橘系ジュースって感じ。
ブラインドで飲んだらワインとは気づかないかな。
なぜか酔う薄味ジュースということで。

あまりにもワインというにはひどい味なので、
料理酒に使おうかと思いましたが、躊躇しますね。

一応点数つけました。(笑)RRWポイントは50~100点なので、
80点満点のWWWポイントは30~80点の間でつけようと思います。
ということで、30点。(笑)


*****


サッポロ
うれしいワイン 酸化防止剤無添加
WWWポイント 30点



WhiteWhiteWine01

サッポロ グランポレール 余市ピノ・ノワール 2016

過去にサッポロのグランポレール勝沼ワイナリーを訪問し、
そのときも余市のピノ(2014)をテイスティングしているんですが、
どうもこちらのコンディションが悪く、どれもパッとしない結果でした。
しかしながらサッポロは日本ワインでもなかなかのレベルと思っているので、
同じく余市のピノ・ノワールの2016年でリベンジお試しをしようという訳です。


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最近のエチケットはデカい北極星マークに変更、統一されてるみたいです。

今回は勝沼ワイナリーではなく岡山ワイナリー訪問時にショップで買っています。
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岡山ではマスカベAとか大したワインは作ってないんですが、ここのショップでは、
グランポレールのフルラインアップから選べるので重宝しています。


サッポロ、グランポレールの公式ページがこれ。

いろいろと興味深い内容のサイトなんですが、個々のワイン情報はあっさり。
代わりにボトルの裏ラベルにみっちり情報があるのでよしとしましょう。

ラベル平面化画像。裏ラベルに注目ください。
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契約農家ですが、栽培者の顔写真入りで説明があります。(収穫日まで!)
弘津ヴィンヤード産、いわゆるシングルヴィンヤードのピノ・ノワールです。
熟成は新樽率10%で12ヶ月。4,730本の限定生産です。


北海道に飛んで栽培畑を見てみましょう。
A
札幌から車で行くと、札樽自動車道~後志自動車道経由、余市IC降りてすぐ。
ちょうど1時間くらいの距離です。

余市を広域で見てみましょう。
C
周辺にはいろんなワイナリーや栽培畑があります。
以前見たキャメルファームもちょっと奥の方にありますね。


さあ、抜栓。
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キャップシールのエンボスの北極星もカッコいいです。

コルク平面化画像。
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シンプルにグランポレール専用デザイン。

Alc.13%。
完璧にクリアなルビー。透け透けです。
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ラズベリー、スミレ、ブラックチェリー、からの佃煮香。(笑)
辛口アタック…の後、すぐにやって来る酸は特徴的です。
味わいは複雑味あって上等感はあるんですが、やはり酸が強めですね。
薄っぺらくはないので食事と合わせるといい感じにいただけました。
楽しんでしまえばバランスはOKというような気がしてきます。

余市のピノ、世界レベルにはちょっとキツイかもしれませんが、
そこそこのレベルに来ているのは確かです。
今後もサッポロはウォッチしていきましょう。


*****


サッポロ グランポレール
余市ピノ・ノワー 2016
RRWポイント 88点


Domaine Tetta Merlot Barrique 2017

岡山県新見市哲多町にあるドメーヌ・テッタ。
2016年にワイナリー施設がオープンしたという新しいところです。
メルローをお試ししますが、この2017年がファースト・ヴィンテージだそうで、
ワイナリーの完成で、ブドウ栽培からビン詰めまで行えることになり、
晴れて屋号を「tetta」から「domaine tetta」に改名したんだそうです。
なんだかフランスのワイナリーのような話。本格派な感じがしますね。


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岡山県と言っても山奥(笑)。自宅から車で片道3時間半かかります。
微妙な距離ですが、今回これを抜栓するにあたり、頑張って行ってきました。

 
公式ページで下調べ。カッコいいデザインです。

今日のワインのコメントをそのまま転記しておきます。
「2016年は一部全房でピジャージュは1日1 回程度でしたが、2017 年は完全除梗、
ピジャージュ1日2 回。野生酵母で20℃を超えないゆっくりとした長期発酵は、
前半ステンレスタンク、後半木樽で。自然に任せた乳酸発酵が終わったかな?
といったところで瓶詰。」


さあ、Google Mapではなく本当にドメーヌ訪問です。(笑)
公式ページによれば月・火が休みだそうで、本日は日曜日で開いていることも確認。
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4時間近くかかり到着。「ん?」「静かだな…?」「CLOSED?」…「ガ~ン!」
まさかですが、閉まってました。(涙)

仕方がないので付近を散策。
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モダンなデザインの建物は、ブドウに優しいグラビティフローシステムを採用。

周りが一面所有畑なのは雰囲気が素晴らしいです。冬なので殺風景ですが。
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トレードマーク(?)のパンダちゃんも見つけました。

Google Mapでは、まだ「domaine」が完成する前の写真でした。
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リベンジでまた来るとは思いますが、いつになることやら…。


エチケット平面化画像。1枚ものです。
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「Mis en bouteille au domaine tetta」と「ドメーヌ元詰め」が誇らしげです。

もとはこんなデザインの紙でラップされてました。
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パンダちゃん! パンダちゃん!


さあ、抜栓です。
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キャップシールはアルミ箔ではなく、蝋(ろう)封タイプでした。

コルクも平面化。ここにもパンダちゃん!
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What would Panda drink?(パンダって何飲むの?)って何のメッセージ?
ワインを飲むって言いたいのかしら。

Alc.12%。
ガーネット、ですが結構透け感があります。
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涙はほぼ形を認められず。
カシス、スミレ…ブラックベリーも出てきました。
スパイスも。
微炭酸かと思う酸を感じる辛口アタック。
味の芯は確かにあるんですが厚みは弱めです。
喉元で苦味+タンニンを感じられ、
メルローらしさが出ていておいしいんですが、
酸を抑えきれてないのが少々残念。

ただ、すごいポテンシャルを感じるので、今後が楽しみ。
ピノも試したくなります。


*****


Domaine Tetta
Merlot Barrique 2017
RRWポイント 86点


シャトー・メルシャン 長野メルロー 2017

遅ればせながらウスケボーイズという映画を見ました。
映画自体は「まあ、こんなもんか」という感想ですが(笑)、
劇中で登場の『シャトー・メルシャン信州桔梗ヶ原メルロー』が気になりました。
1989年の第35回国際ワインコンクールでこの梗ケ原メルロー1985年が、
赤ワイン部門大金賞という日本ワインで初めての快挙を起こしたそうです。
ネットで探すと、最新ヴィンテージはまさかの1万円超え。
仕方ないので、いつもAOC村名から地域名にランクを下げるように、
「シャトー・メルシャン長野メルロー」で手を打ちました。(笑)


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ワインを飲むようになってから、既に麻井宇介氏の著作は何度も読んでました。
「比較ワイン文化考」とか「ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて」とか。
ワインはテロワールを表現するが、テロワールはワインを規定しない。
結局のところ、「人」であり「作り手」なんだという自分の考え方は、
ウスケさんの著書からの受け売りであり(笑)、今の自分のワインの飲み方
(選び方、向き合い方)について大きな影響を受けてるなあと改めて思いました。


公式ページは、さすが日本を代表するシャトー、内容豊富で読むところいっぱい。

ワインの情報も、今日の長野メルロー含めミレジム毎に詳細情報があります。
しっかりまとまっているので、今日はそのままコピペします。(笑)

<シャトー・メルシャン 長野メルロー 2017>
【産地】 長野県
【使用品種】 メルロー
【栽培方法】 棚式および垣根式栽培
【収穫】 9月下旬~10月下旬収穫
【発酵】 ステンレスタンクで28~30度で約10日間、木桶で28~30度で約10日間
【育成】 オーク樽にて約10カ月間育成
【生産本数】 約24,000本

で、これを桔梗ヶ原メルローの最新ヴィンテージと比較してみましょう。

<シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2015>
【産地】 長野県塩尻市桔梗ヶ原地区
【使用品種】 メルロー 100%
【栽培方法】 棚式および垣根式栽培
【収穫】 10月上旬~10月中旬収穫
【発酵】 ステンレスタンクで28~30度で約14日間、木桶で28~30度で約14日間
【育成】 オーク樽にて約21カ月間育成
【生産本数】 約2,500本

産地は、広域の長野か狭域の桔梗ヶ原かというわけで、同じ長野です。(笑)
熟成期間と生産本数がやはりずいぶん違います。ネームバリュー以外のお値段の差ですね。


桔梗ヶ原メルローの軌跡」という特集ページが公式サイトにあります。

桔梗ヶ原メルローの偉業や歴史が詳しく載っています。


エチケット平面化画像。和紙調の紙、明朝体のワイン名、日本らしさです。
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裏ラベルによると、ぶどうは長野産ですが、醸造は山梨県です。
シャトー・メルシャン勝沼ワイナリーというメルシャンのワイン造りの拠点ですね。

過去に実際に訪問してますので、いつものGoogleストビューでなくその時の写真。
Merchan02

その名も桔梗ヶ原ワイナリーというところが長野の桔梗ヶ原にあるようですが、
2018年オープンだそうで、まだまだこれからのようです。
Merchan01
しかし、DOCGバローロなんかはブドウをバローロ域内で収穫するだけではなく、
醸造も域内でやるよう規定されてますから、日本はまだまだ自由ですね。


長野県は良質なワイン用ぶどう産地であることを国内外にアピールするため、
4つのバレーに分類し信州ワインバレーとしてブランド確立に取り組んでいます。
Merchan03
いつものごとくGoogle Mapに転記。やはり川が重要なのがわかります。


さあ、抜栓。
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キャップシールのエンボスは上等感あっていいですね。

コルクも平面化。シンプルにメルシャンロゴ。
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10年耐用、DIAM10を使ってますね。上等ワインの証し。(笑)

Alc.13%。
ガーネット。
IMG_1150

カシス、ブルーベリー、黒糖かシロップの甘い香りも。
木材かアーモンド。樽香ですね。
旨味乗った辛口アタック。
黒糖系の滋味も感じる味は結構厚みがあります。
酸、タンニン、溶け合って絶妙なバランス。
余韻もしっかりあります。

ピュアにメルローの本質を表現してる気がします。
やるな~、ウスケボーイズ。(違うか…笑)
こうなると、桔梗ヶ原メルローはどんなもんかな?
気になります。(笑)


*****


シャトー・メルシャン
長野メルロー 2017
RRWポイント 92点


キャメルファーム レンベルガー × ピノ・ノワール 2016

日本ワインは応援したいですが、まずいのにおいしいとか忖度したくないですし、
まずもって良さげなワインが近所でなかなか手軽に手に入りません。
蔵元で買うのが一番手っ取り早いですが、関西在住の身ではそうもいきません。
長野・山梨なんて一苦労、ましてや北海道なんて気が遠くなります。(笑)
で、ネットに頼るわけですが、正直そこまでしてやっても結局賭けなんですよね。
といいつつも、ネットでこんなのをゲット。北海道余市のワインです。


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レンベルガーっていうのがいいですね。昔のドイツでの記憶が蘇ります。
トロリンガー、ドルンフェルダー、ドミナ、どれも撃沈しました。(笑)
ツヴァイゲルト然り、北海道はドイツ系品種が多いですね。冷涼気候に合う?

ところで、このキャメルファームって、2014年にKALDIが立ち上げたワイナリーです。
そう、いつも安旨ワインでお世話になってるカルディコーヒーファーム。
ワイン作りから販売まで一貫して行うため、北海道余市町にワイナリー立ち上げます?
なんだかゴイゴイスーな意気込みを感じますね。


公式ページはこれなんですが、イメージ動画と基本情報のみ。


KALDIのサイト内のこちらの方が情報多いんですが、今日のワインは見当たらず。


結局、関係会社でワインの輸入なんかやってるオーバーシーズのサイトにありました。

裏ラベルにも十分情報があったので良かったのですが。セパージュは...。
・レンベルガー 50%
・ピノ・ノワール 50%
どちらも12ヶ月の熟成を経ていますが、ピノはフレンチオーク樽を使用。
レンベルガーはステンレスタンクです。

ところで、レンベルガーってオーストリアでツヴァイゲルトに次いで生産の多い、
ブラウフレンキッシュ(Blaufränkisch)のこと(シノニム)ですってね。
実は、ツヴァイゲルトは、その名もツヴァイゲルト博士(オーストリア人)により、
サン・ローランとブラウフレンキッシュとの交配で生み出された品種です。
な~んだ、全部オーストリアかって思いますが、ブラウフレンキッシュの「Fränkisch」は、
ドイツの「フランケン地方の」意味だそうで、もうコンガラがってきました。
まあ、原産はドイツかオーストリアか「そのあたり」ってことで。(笑)


恒例なのでワイナリー訪問。余市ってやはりきれいなところですね。
Camel01
北海道全体地図もつけました。札幌からすると小樽のちょっと向こう。
2014年の画像ですが、キャメルファーム設立前から立派なワイナリーだったようです。
前にある看板には「Fuzimoto Wineyard」「Hokkaido Wein」とありますね。
調べると、余市最大の畑を持つブドウ栽培家、藤本農園だったそうで、
北海道ワインなんかへ供給されていたそうです。


ラベル平面化画像。シカキツネ(?)がワイン飲んでます。おしゃれ。
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裏ラベルにコンサルのリカルド・コタレッタさんの写真があります。
(国際エノログ連盟会長兼イタリア醸造家協会会長なんですと。)
ところで、「収穫地:余市町キャメルファーム」となってますが、
「製造者:山梨県大和葡萄酒株式会社」となってます。
ワイナリー立ち上げ初期のことだと思いますが、どこで醸してるんだか?


さあ、抜栓。
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無印キャップにノンブランド合成コルク。

KALDIのワイン扱い会社のオーバーシーズ名になってます。
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シンプルですが、いずれキャメルファーム名にするんでしょうか。

Alc.13%。
濃いルビー。
IMG_0947

黒ベリー、チェリー、ブルーベリー。
辛口アタック。
クールかつ軽めボディーは独特の風味があります。
レンベルガ~って感じ。
なめらかな酸が効果的に味の立体感を演出してる感じがします。
余韻でもレンベルガーの個性を感じつつフィニッシュ。
悪くないだろう。(ぺこぱ風に…笑)
いや、ダメダメポイントはないですし、
実際なかなか楽しめるワインに仕上がってると思います。


*****


キャメルファーム
Lemberger x Pinot Noir 2016
RRWポイント 88点


さぬきワイナリー シャトー志度 2016

三連休吉日、讃岐うどんが食べたくて、早朝からさぬき市に向かいます。
ネットで調べた人気地元店ですが、10時開店で麺がなくなり次第終了です。
自宅から淡路島経由で約2時間の道のりですが、開店時間に到着するのです。
しかしこれをすると、うどん1杯、高速代込みで約2万円也。(笑)
なので、ついでと言っては何ですが、さぬきワイナリーに寄ってきました。
今日はそこのトップレンジ、シャトー・シドをお試しします。


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志度はさぬきワイナリーからは少し離れ、さぬき市の北西海岸沿いの大字です。
横文字で書くと何となくカッコいいですね。
(実はここのワイナリーのワインは前に一度いただいています。)


これが1杯2万円のてんぷらうどんです。(笑)
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苦労した甲斐があって、非常においしゅうございました。
ああ、香川県に住みたいです。


そうそう、これはワインのブログでしたね。
こちらが立ち寄ったさぬきワイナリー。なかなか立派な佇まい。
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瀬戸内海に突き出た半島の小高い場所にあり、瀬戸内海が一望できます。
ワインのラベルにも「瀬戸内海が一望できる丘の上のワイナリー」と、
わざわざ英語で書いてます。(笑)

この中に醸造施設と直売ショップも入っています。
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甲州やランブルスコなんてのもやってるんですね。興味深い…。


公式ページは日本のワイナリーらしくワイン情報はショップ兼用で貧弱。

「ヨーロッパ原産の赤ワイン用高級ぶどう品種のカベルネ、メルロなどを
さぬき市志度の契約農家で栽培し、フランス製直輸入のワイン樽で醸造した本格派ワインです。
ワインの本場ヨーロピアンスタイルで深い味わいとコクが満足いただけるワインです。」
との説明がありますが、これしか情報がありません。
日本で栽培したカベソー、メルローのブレンドで、仏樽を使ってることはわかります。
しかし、本格派という割には基本的にNV(ノンヴィンテージ)なのはいかがなものでしょう。
直売ショップで数本だけ「2016」のシールが貼っていたので、今回はそれを購入。


ラベル平面化画像。
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「2016」のシールはネックに貼ってあったものです。


ささ、抜栓です。
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合成コルクですが、短かっ!! 不安なくらい短いです。

Alc.11%。
ガーネット。エッジは褐変気味ですね。
IMG_0348

黒ベリー、プラム、濡れた木…。
アタックからすごい酸味です。
それも心地よくないやつです。
これはヤバい。
旨味の芯も感じません。
アウト!

これは欠陥であると信じたいレベルですね。
グラス2杯目が飲み切れず…流しへ直行となりました。


***** 


さぬきワイナリー
シャトー志度 2016
RRWポイント 60点


ルミエール プレステージクラス オランジェ 2017

巷で流行っている(?)オレンジワインです。
オレンジで作るワインなんか邪道だと勘違いしてましたが(笑)、
白ブドウの皮や種も一緒に醸すことでオレンジ色になったワインです。
白ブドウで赤ワインと同じ仕込みをしたらオレンジ色になった…ってことで。
当然、赤のように果皮から風味なんかも出て独特の味わいが期待できます。


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で、日本ワインです。甲州で作るオレンジワインって面白そう。
ボジョレーなんかでやってるマセラシオン・カルボニックでの醸造だそうで、
裏ラベルの解説では「果皮から旨味を引き出す」としていますね。

本来のマセラシオン・カルボニックは、破砕せず房ごと密閉したタンクに入れ、
炭酸ガスを充満させ酸素をブロックして短期間で醸すやり方です。
これにより、タンニンや渋み・苦みが通常のワインより少なくなり、
軽くてフレッシュなワインになるとともに、独特の香りも生まれます。
キャンディーのようであったりバナナの香りのようなアレです。
「マセラシオン・カルボニック香」なんて言うらしいですね。


公式ページはまあまあですが、ワイン情報は裏ラベル以上のものはなし。

山梨県産の甲州100%でGI Yamanashi(GI=Geographical Indication)です。
マセラシオン・カルボニックの後、樽熟成しているとの記述もありますね。


恒例なのでワイナリー訪問しておきます。
Lumiere01
山梨県の東部、笛吹市になります。


ラベル平面化画像。
IMG_9785


さて、スクリュー回転です。エンボスがカッコいいです。
IMG_9852
明治18年創業だそうで。1885年って、130年以上の歴史ですね。

Alc.11%。
やはり、オレンジがかった黄色。あまり濃くはないです。
IMG_9849

バナナってわかる香りです。
洋梨っぽい爽やかな香りも。これがアプリコットかな。
バニラっぽくもあります。樽香ってことでしょうか。
酸味から来る辛口アタックです。
梨、青リンゴの味わい。
酸味がちながら楽しめる酸ではあります。
もう少しまろやかと思ってましたので、
ちょっと想像とは違いましたが、楽しめるワインです。


*****


ルミエール
プレステージクラス
オランジェ 2017
GI Yamanashi
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01
--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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