Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

□ フランスワイン □

Château Beau-Site 2003 Saint-Estèphe

シャトー・ボー・シット(Château Beau-Site)というサン・テステフのワインです。特売だったので飛びついたんですが、2003年というなかなかのバックヴィンテージなのも熟成が進んでいて面白そうです。エチケットにはクリュ・ブルジョワ・スペリュール(Cru Bourgeois Supérieur)とありますので(当時は)そこそこのレベルであったことが伺えます。

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「美しい場所」を意味するシャトー・ボー・シットは、19世紀半ばには既に非常に高く評価されていたようなんですが、1855年の格付け時にサンプルを提出しなかったため格付けから外れてしまったなんて本当かどうかわからない情報がありました。(笑)

で、今日のワインは「Cru Bourgeois Supérieur」と表示されていますが、これはかつて公式の格付けとして存在した「Cru Bourgeois」の上位クラスになります。特に優良なワインには「Cru  Bourgeois Supérieur」と 「Cru Bourgeois Exceptionnel」という上位格付けが与えられていました。しかしながら、2007年に運用が不適切であるとの理由で「Cru Bourgeois」は公式の格付けではなくなり、使用が禁止されます。2009年に政府より使用許可が下り「Cru Bourgeois」の名称は再び使われ始めています。ただし、反対する生産者もあり、かつて上位格付けだったところも含め加盟していないシャトーも多く存在するようです。今日のシャトー・ボー・シットも現在は表示してないようです。これが2015年のエチケットです。シンプルになりましたね。
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シャトー・ボー・シットは、1955年にボルドー大手ネゴシアンのボリー・マヌー(Borie-Manoux)社のオーナー、カステジャ(Castéja)家が取得して現在に至ります。ボリー・マヌー社はシャトー・バタイエ(Château Batailley)やシャトー・ランシュ・ムーサ(Château Lynch-Moussas)他も所有していて、これらワインの流通は自社で独占的にやっています。


公式ページは存在はしますが、ワイン情報含めほぼ情報なし。


ボリー・マヌー社(Borie-Manoux)のサイトの1ページになってるって感じですからね。

ネット情報を総合するとこんな感じです。
・カベソー 70%
・メルロー 30%
熟成は新樽率50%のオーク樽で12~15ヶ月。


さあ、サン・テステフのシャトー訪問。う~ん、前の道からは雑木でシャトーが見えません。
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格付け第3級シャトー・カロン・セギュールのすぐお隣でした。

サン・テステフを俯瞰してシャトーの位置関係を見てみます。
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メドック格付け61シャトーのうち、サン・テステフには5つしかなく、
2級にモンローズとコス・デストゥルネルの2つ。
3級はカロン・セギュールのみです。
4級にラフォン・ロシェ。5級にコス・ラボリ。
合計5つになります。


エチケット平面化画像。
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インポーターシールが隠しているのはバーコード(と、Alc.13%、750ml表示)のみ。


さあ、抜栓。ゲッ! コルク折れてしまいました! 1/3はボトル内に落としました。
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2003年くらいでコルクがそんなに脆くなるとは思えないんですが。コルクの破片が中に入らないようにとスクリューをいつも完全に貫通させないんですが、それがいけなかったようです。

Alc.14%。(pH:4.51、Brix:7.0)
濃い濃いガーネット。エッジは褐変。
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黒ベリー、ドライフルーツ、黒鉛。
柔らかな樽香は黒糖風味にも感じます。
辛口アタック。
酸味がしっかりベースにありますね。
味の立体感、構造感はなかなか立派。
テクスチャーはビロードのごとし。
タンニンは限りなくシルキー。
余韻もたおやかに続きます。
久々に熟成ボルドーを堪能させていただきました。


*****

Château Beau-Site 2003
Saint-Estèphe
RRWポイント 93点


Bouchard Père & Fils Bourgogne Pinot Noir La Vignée 2018

前にも2015年を試しているブシャール・ペール・エ・フィスです。特に好みなわけでもありません。たまたま特価で売っていたので手を出してしまった的な…(笑)。どちらかというと、過去に本や漫画(漫画ソムリエ 第6巻 Vintage 45:不正)で読んだブシャール・ペール・エ・フィス社が1987年に起こした不祥事の印象で避けていたくらいです(笑)。

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1731年もの昔にミシェル・ブシャールによってボーヌに設立されたブシャール・ペール&フィスは、ブルゴーニュで最も古い作り手の1つであり、コートドールで最大の地主の1つでもあります。(現在、所有畑130haの内、74haが1級畑、12haが特級です。)
そんな偉大なドメーヌがしくじったのが1987年の不正事件です。フランスでは法律で禁止されている補糖と補酸の併用を行っていたことが発覚。その上、補糖の量自体も法律の制限量を上回っており、さらには原産地表示以外のブドウも使っていたというから驚きです。そして事件当時の経営者が吐いた言葉が、「みんなやってるのに何でワシだけパクられるねん!」だそうです。(笑)
案の定、その後会社は傾き、1995年にシャンパーニュ・アンリオを所有するジョゼフ・アンリオ氏に身売りをすることになります。しかし、アンリオ氏が経営を引き継ぐと、畑から醸造からあらゆる面に改革が行われ、現在のブシャールの品質は向上し、再び世界に名が知れ渡るドメーヌに返り咲いているということです。
ただ個人的には、そういうネガティブな話は印象に残るものでして、なんとなくいや~な感じを感じながらの抜栓となっちゃうんですよね。(笑)

公式ページは大ドメーヌの風格でしっかりしてますよ。

今日のAOCブルゴーニュもちゃんとデータシートまであります。
・ピノ・ノワール 100%
ただし、畑の場所はわかりません。シャブリからボジョレーまでのどこかです(笑)。買いブドウ(マスト)か買いワインだとはっきり書いています。熟成は10~15%だけフレンチオーク樽で、残りはステンレスタンクで9~10ヶ月だそうです。まあ、レジョナルですからこんなもんでしょう。

ただ、ひとつ気になるのは、裏ラベルの添加物の「安定剤アカシア)」の表示。たまに安ワインの表示で見かけますが、調べると現物はこの写真のような樹脂だそうです。(オエッ…笑)
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アカシア属アラビアゴムノキの樹皮から採るそうで、「アカシア」の代わりに「アラビアガム」と表示されることもあります。自然由来ですし、禁止されているわけでもなく、乳化剤や安定剤として広く使われているもののようです。例えば、アイスクリームやガムシロップ。あと、清涼飲料水の類、特にコーラはこれなしには成分が均一に混ざらないそうです。まさに安定剤なわけですね。
しかし、待てよ? たいていのワインはこんなもの入れずに作ってますよね。やはりこれは真っ当な作り方を端折って、それなりの味わいを作為的に作り出そうとして入れるもんなんでしょうね。

添加物の安定剤、ペイ・ドックの安いワインでも見かけますが、自分の経験上として過去の記録を調べてみると、なぜか南アフリカが特に多かったです。これは「アラビアガム」の例。
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De Wetshof という作り手では「安定剤(CMC)」とあります。
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CMCは Carboxymethyl Cellulose(カルボキシメチルセルロース)のことで、天然パルプ由来のセルロースを加工して作られた増粘安定剤だそうです。これも無害なんでしょうが、真っ当なワイン造りではないところで、とろみや粘りを出そうとしてるわけですよね。今日のブシャール同様、何となく釈然としません。そうそう、調べていて気がついたんですが、南アフリカは他国では見られない「酸味料」という謎の添加物の表示も多かったです。要注意ですね。

今日はなんだかすごく脱線(笑)。恒例の作り手訪問はしておきましょう。
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ボーヌの鉄道駅から市街へ向かって歩いて5分。旧市街の外郭に到達してすぐのところですね。なんとお向かいがアルベール・ビショーでした。


エチケット平面化画像。
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「安定剤(アカシア)」が燦然と輝いています(笑)。


さあ、抜栓。
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キャップシールなんかはカッコいいですよ。

コルク平面化。
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汎用品ですが、DIAMのいくつだろう? 3? 5?(笑)

Alc.12.5%。(pH:4.42、Brix:7.1)
しっかり色づいてるルビー。
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フランボワーズ、チェリー、ベリーの酸味の香り。
辛口アタック。
控えめで程よい酸味と複雑さも感じる味があります。
軽さはありますが、フレッシュ感として解釈可能。
後味で少々水臭い気がするんですが、
総論としてなかなかうまくまとまっています。

昔飲んだ2015年よりずっといいですね。
これが「安定剤(アカシア)」の効果なんでしょうか?
(笑)


*****

Bouchard Père & Fils
Bourgogne Pinot Noir La Vignée 2018
RRWポイント 90点


White Chocolate Moose Viognier 2019

以前、チョコレート・ムースなるIGPペイ・ドックのカベルネ・ソーヴィニヨンを試しましたが、今日のこれはそれのヴィオニエ・バージョンになります。その名も「ホワイト・チョコレート・ムース」。同じくカルディで売っていたものです。前回も思いましたが、この名前と味に因果関係はなさそうです。(笑)

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作り手は…表ラベルに「Les Producteurs Réunis à F34360 Cébazan」とあります。これはカベソー・バージョンと同じですね。前回も見た例の Union Caves Coopératives de Cébazan というワイン生産協同組合でしょう。

カルディのHPでは例によって情報ほとんどなし。

・ヴィオニエ 100%
くらいしかわかりません。しかし、表ラベルに「Vieilles Vignes」と「Oak Aged」の表記が堂々と書いてあります。何年からがヴィエイユ・ヴィーニュか不確かですし、オーク「樽」と書いてあるわけではないので、そこそこ古い木からのブドウにオークチップを漬けたやつって感じかもしれません。

例の協同組合にもう一度行っておきます。
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サン・シニアン(Saint-Chinian)の近くのセバザン(Cébazan)という町にあります。結構モダンで規模も大きそう。AOC Saint-Chinian、AOC Minervois、そしてIGP Pays d'Ocを主力にやってるそうです。テイスティングもできる直売所もあるようです。

ラングドックの地図上に白い四角で場所を示しています。AOCサン・シニアンのところ。
Languedoc_Roussillon00
今日のヴィオニエがサン・シニアン産であっても、AOCサン・シニアンの白はグルナッシュ・ブランが主体(30%以上)なので、ヴィオニエ100%ですと必然的にIGPペイ・ドックという扱いになります。

ヴィオニエはフランス・北部ローヌのコンドリューの村が原産。今でこそかなり人気の高いヴィオニエですが、1990年代になって世界中で栽培されるようになるまでは絶滅危惧種(笑)でした。
Viognier
世界中に広まったヴィオニエですが、その昔の1968年は14haまで生産量も落ち絶滅寸前だったといいます。1985年頃でも32haしかなく、ほぼローヌのみでフランス外に出ていない品種でした。その後、評論家に注目され人気が高まり、1990年代になって世界中で栽培されるようになったそうです。
フランス以外では、アメリカとオーストラリアがかなり多いですね。その他は、アルゼンチン、チリに南アってところでしょうか。フランス国内は2018年のデータで6,740haもの栽培面積があり、さすが本国、世界でダントツ(世界の54%)のヴィオニエ生産国です。なるほど、ラングドックからも今日のようなこんなワインが出てくるわけです。


エチケット平面化画像。
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名前が長い分、実はカベソー・バージョンより横長。


さあ、抜栓。
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無印~。コルクもこれだけ。DIAM1なだけマシだと思われ。

Alc.13.5%。(pH:4.57、Brix:7.0)
蜜のようなゴールドイエロー。
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洋梨、花梨、黄桃。
辛口アタック。
味わって、クールな白い花の印象が出てきました。
南仏ですが、新世界の華やかな感じではなく、
落ち着いたまとまりがあって好感が持てます。
ミネラリ―とういうか、喉越しと余韻の苦味系の味わいもいいですね。
ヴィオニエらしさがはっきりあって楽しいです。グー。


*****


White Chocolate Moose
Viognier 2019
WWWポイント 79点



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Famille Perrin Vinsobres Les Cornuds 2017

南部ローヌではジゴンダスはじめ、ヴァケラスラストーケランヌなど、AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(AOC Côtes-du-Rhône Villages)からの昇格組は試してきていますが、ヴァンソブル(Vinsobres)というのはまだでした。南部ローヌの盟主ファミーユ・ペランのヴァンソブルを発見しましたのでお試しといきましょ。

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ファミーユ・ペランは南部ローヌに5代続く名前の通りの家族経営の作り手です。シャトー・ド・ボーカステルを所有してることでも知られていますね。南部ローヌの主要な産地に計300haの畑を持ち、上等なやつからお手頃なものまで幅広くラインアップしてくれてるのがありがたいです。また、カリフォルニア(パソ・ロブレス)でもタブラス・クリークを展開しています。実に手広い。


公式ページは多岐にわたるラインナップがうまくまとめられています。

今日のヴァンソブルも「Les Crus」のシリーズの中にあります。ミレジム毎にデータがあり、残念ながら2013年以降更新がないようですが、ダウンロードできるデータシートが2018年でした。ここだけ更新しているのね。(笑)
また、ローヌあるあるですが、セパージュの%が書かれていませんのでネット情報から。
・グルナッシュ 50%
・シラー 50%
AOCヴァンソブルの規定では、グルナッシュ50%以上、シラー、ムールヴェードルを合わせて25%以上となっていますので、今日のはシラー最大限配合って感じですね。シラーがポイントなのか、シラーだけ木製のタンクで醸され、グルナッシュはステンレスタンクです。MLFが終了後にブレンドされ6ヶ月熟成されます。


作り手訪問。ファミーユ・ペランはオランジュ(Orange)郊外にあります。ストリートビューではこの門から先に行けませんので、こんな写真で失礼します。Perrin01
本体はシャトー・ド・ボーカステルにあるようですが、ファミーユ・ペランのテイスティングルームやセラーはここのようです。

南部ローヌをGoogle Map上で俯瞰して位置関係を確認します。
Rhone_Sud_Meridional_V
ファミーユ・ペランは黄色四角で示しました。ヴァンソブルは他のAOCからは少し離れていますね。記号で示していますが、ヴァンソブルVinsobres)は赤のみのAOCです。(2006年昇格。公式ページ

ラストー(Rasteau)やボーム・ド・ヴニーズ(Beaumes de Venise)も赤のみの表示になっていますが、これらは元々、酒精強化ワインの一種であるヴァン・ドゥ・ナチュレルVDNVin Doux Naturel)と呼ばれる天然甘口ワインがベースにあるAOCのため注意が必要です。

ボーム・ド・ヴニーズBeaumes de Venise)のVDNは、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ(Muscat de Beaumes de Venise)という名で1945年からのAOCです。赤のボーム・ド・ヴニーズ(Beaumes de Venise)が単独のAOCとなったのが2005年とずっと後です。それまでは赤を出してもAOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(AOC Côtes-du-Rhône Villages)だったわけです。

ラストーRasteau)は、1944年からVDNのAOCとしてAOCラストーが存在しています。赤はAOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ラストー(AOC Côtes-du-Rhône Villages Rasteau)だったものが2010年に単独AOCラストーに昇格しました。ここは同じAOCラストーの名前なので要注意。

少々脱線しましたが、ヴァンソブルにズームインです。
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ヴォークリューズ県(Vaucluse)に挟まれたドローム県(Drôme)にあります。今日のワイン名が「レ・コルニュ(Les Cornuds)」なので探してみたら小さな集落がありました。このあたりの畑からなんでしょうね。


INAOの地図で AOC Côtes du Rhône Côtes du Rhône Villages の範囲の違いを確認。
Bouchene03
AOCコート・デュ・ローヌ(左地図)は、北部ローヌ(Vallée du Rhône Nord / Septentrional)まで包含していることがわかりますが、AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(右地図)は南部ローヌ(Vallée du Rhône Sud / Méridional)にしかないことがわかります。地図にある95のコミューンが該当するそうです。

前から何度か使っているこの地図で AOC Côtes du Rhône Villages 関連をおさらいします。
Rhone_Sud_B
AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ対象の95のコミューンの内、25のコミューンは16のエリアに分かれ「Villages」のあとに地名を名乗ることができます。その16の地名がこの地図の右側に書いてあります。この地図では18ありますが、2010年単独AOC昇格のラストー(Rasteau)と2016年昇格のケランヌ(Cairannne)が抜けて現在は16となっています。列記しましょう。

・Côtes-du-Rhône-Villages Chusclan
・Côtes-du-Rhône-Villages Laudun
・Côtes-du-Rhône-Villages Massif-d'Uchaux
・Côtes-du-Rhône-Villages Plan-de-Dieu
・Côtes-du-Rhône-Villages Puyméras
・Côtes-du-Rhône-Villages Roaix
・Côtes-du-Rhône-Villages Rochegude
・Côtes-du-Rhône-Villages Rousset-les-Vignes
・Côtes-du-Rhône-Villages Sablet
・Côtes-du-Rhône-Villages Séguret
・Côtes-du-Rhône-Villages Saint-Gervais
・Côtes-du-Rhône-Villages Saint-Maurice sur Eygues
・Côtes-du-Rhône-Villages Saint-Pantaléon-les-Vignes
・Côtes-du-Rhône-Villages Signargues
・Côtes-du-Rhône-Villages Valréas
・Côtes-du-Rhône-Villages Visan

以上、16あります。ああ、しんど。将来、またこの中から単独AOCに昇格していくんでしょうかね。また、Côtes du Ventoux、Côtes du Luberonが、2009年にそれぞれAOC Ventoux、AOC Luberonに改称され、2010年には Coteaux du Tricastin も Grignan-les-Adhémar に改称されているのもついでにチェックです。

最後に「AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュいち抜けた組」を時系列でまとめます。

1971年 AOC ジゴンダス(AOC Gigondas)
1990年 AOC ヴァケラス(AOC Vacqueyras)← Côtes-du-Rhône-Villages Vacqueyras
2005年 AOC ボーム・ド・ヴニーズ(AOC Beaumes de Venise)
2006年 AOC ヴァンソブル(AOC Vinsobres)
2010年 AOC ラストー(AOC Rasteau)← Côtes-du-Rhône-Villages Rasteau
2016年 AOC ケランヌ(AOC Cairanne)← Côtes-du-Rhône-Villages Cairanne


エチケット平面化画像。
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ネックのミレジムのシールは平面化が大変です。


さあ、抜栓。
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コルクは「Famille Perrin」2回繰り返しだけなので平面化は割愛。

Alc.14.5%。(pH:4.37、Brix:8.0)
濃いガーネット。
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黒ベリー、チェリー、コショウ、シダ。
旨味感じる辛口アタック。
複雑味、コク、いいですね。うまいローヌ感むんむん。
フレッシュさを表現する柔らかな酸も隠し味で効いてます。
タンニンは感じないほどで、淡く薄くふわっと広がります。
余韻はさすがに軽めながら、じんわり楽しめました。

ヴァンソブル、いいじゃないですか。
ヴィラージュ昇格組はどこもおいしいという法則できました。


*****

Famille Perrin
Vinsobres Les Cornuds 2017
RRWポイント 94点


Gavelot Chardonnay 2019 Limoux AOP

カルディで1500円ほどのお手頃価格で売っているシャルドネですが、南仏ラングドックのAOCリムー(AOC Limoux)というだけでお買い求め。エチケットを見る限り、このワイン自体や作り手を深掘りするのは難しそうですが、リムーのシャルドネを味わいながらAOCリムーの深掘りだけでもしておくとしましょう。(笑)

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いろいろググってみましたが、どこかの協同組合だとは思いますが、案の定全く素性がつかめず。裏ラベルにポストコードらしきものがありましたが「モンペリエ」のものです。あとでラングドックの地図を見るとわかりますが、モンペリエはリムーからは結構離れています。カルディのサイトもほぼ情報ゼロ。今回はさすがに作り手探求はあきらめます。(笑)

せっかくなので、表ラベルにあった表記「Mis en bouteille dans la région de production」を深掘りしておきます。そこそこのワインを飲んでいたらあまり見ない表記です。(笑)

Mis en bouteille dans la région de production(生産地域にて瓶詰め)
これは「醸造したところとは別の場所で」瓶詰めした場合に表記されます。大抵はその地域か、その近くのネゴシアンによるものと考えたら良さそうです。AOCをうたってる場合はその域内もしくはその近くになるので少しマシと言えばマシです。(笑)

Mis en bouteille au château(シャトーにて瓶詰め)
Mis en bouteille au domaine(ドメーヌにて瓶詰め)
Mis en bouteille à la propriété(所有されている地所にて瓶詰め)
これらはよく見ますね。シャトーやドメーヌで生産から瓶詰めまで一貫してやってることがわかります。気を付けないといけないのは、「propriété(自地所)」は「共同組合のセラー」の意味を含むところです。なぜなら、大抵の生産者は所属する協同組合の株主であり、「自分の地所にて」をうたう権利を持っているからです。

Mis en bouteille par ~(~によって瓶詰め)
これは誰が瓶詰めをしたかだけを示すもので、大抵は「第3者」、つまりはネゴシアンです。


さて、ラングドック・ルシヨンをGoogle Map上で見て、AOCリムーを確認しましょう。
Languedoc_Roussillon
カルカッソンヌ(Carcassonne)の近く。AOCマルペールの南、AOCコルビエールの西側です。地図にも示していますが、赤・白・泡が認められたAOCです。

しかしながら、赤が認められたのが2003年のヴィンテージからと比較的最近で、もともとは白のみ、そのルーツは泡のAOCでした。リムーの発泡性ワインのルーツは1531年まで遡り、シャンパーニュよりも1世紀早く「世界最古の発泡性ワイン」はリムーなんだそうです。まとめると…。

<1938年制定AOC>
・Blanquette méthode ancestrale(=Limoux méthode ancestrale):弱発泡白
・Blanquette de Limoux(=Limoux blanquette de Limoux):発泡白

<1959年制定AOC>
・Limoux blanc:辛口白

<1990年制定AOC>
・Crémant de Limoux:発泡白

<2004年制定AOC>
・Limoux rouge:辛口赤

以上のような流れですが、始祖はやはり最初の2つ。AOC Limoux +「補助表記(Méthode ancestrale / Blanquette de Limoux)」が正式ですが、旧表示も認められています。
Blanquette méthode ancestrale は、モーザック(Mauzac)100%から作られ、「先祖代々の方法(méthode ancestrale)」の名の通り、瓶内で発酵・熟成を完結させるためオリが残った状態で濁りがあり、(糖の添加もないので)アルコールも7%程度と低くなります。
Blanquette de Limoux は(リキュール・ド・ティラージュを添加する)瓶内二次発酵なので多少モダンになりました。ただし、後にさらにモダンな Crémant de Limoux が制定されたとき、Blanquette de Limoux はモーザック(Mauzac)90%以上の使用が義務化されます。これら2つの古い発泡性のAOCは、Crémant de Limoux に置き換えられてもおかしくなかったんですが、製法や品種を古くさいままにすることでなんとか共存することができたというわけです。しかし、ワインを知ろうとする学習者にとっては複雑になって迷惑な話です。(笑)

これがリムーの歴史の象徴ともいえるモーザック(Mauzac)です。
Mausac
南西地方の AOC Gaillac(blanc)/AOC Gaillac premières côtes でもモーザックは主要品種であり、実は起源はそっちの方らしいです。因みに、Mauzac Rose というピンクの果皮の種類と Mauzac Noir という黒ブドウがあるんですが、ロゼの方はモーザックの色変異種であるものの、ノワールの方は血縁関係のない全く別の品種だそうです。

Crémant de Limoux は、シャンパーニュ以外のスパークリングに「クレマン」という用語が導入された波に乗って制定されたモダン対応(笑)のAOCです。よって、人気のシャルドネ、シュナン・ブランが主要品種になります。規定は細かいのですが、まとめると、シャルドネが40%以上、シュナン・ブランが20%以上、シャルドネ、シュナン・ブラン合わせて最大90%で、これに補助品種としてモーザック、ピノ・ノワール合わせて10~40%(モーザックは最大20%)を加えます。また瓶内熟成期間は9ヶ月とされ、Blanquette de Limoux も同じく9ヶ月です。

AOC Limoux(blanc)はシャルドネ、シュナン・ブラン、モーザックが使えますが、モーザックは必ず15%は入れないといけません。また、オーク樽での熟成が義務付けられています。これはラングドックのAOCとしては唯一の樽熟が義務付けられた白ワインだそうです
さて、ということは今日のこのワインAOC Limoux ですから、モーザックが15%入っていて、かつ樽熟成をしているということです。無名のお手頃ワインですが、ただのシャルドネと言われるよりなんだか上等な気がします。(笑)

AOC Limoux(rouge)はメルロー主体と覚えておけばいいですが、メルローは45~70%の範囲であり、最低20%はコ(Côt=マルベック)、シラー、グルナッシュをブレンドします。カベフラ、カベソーも使えますが合計で35%を超えてはいけません。

詳しくは、AOC Limoux の公式サイトというのがありますのでご参考ください。



さて、AOC Limoux の範囲をINAOの地図で見るとこうなっています。
Limoux01
リムーを含む41のコミューンが対象です。

パッとしない地図なのでやっぱりですがGoogle Mapに重ねてみます。
Limoux03
AOC Limoux の公式サイトによればこの中に57の生産者がいます。


一応、エチケット平面化画像。
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正体不明のワインでしたが、AOC Limoux からある程度わかりましたね。モーザックが15%以上ブレンドされていて、樽熟をしているということ。(ホントかな…。笑)

ラングドック・ワインの公式ページをやっている、ラングドックワイン委員会(CIVL=Conseil Interprofessionnel des Vins du Languedoc)はAOCを以下のようにランク付けし分類しています。リムーはグラン・ヴァンですね。

<Crus du Languedoc>
・AOC Corbières-Boutenac
・AOC La Clape
・AOC Minervois-La Livinière
・AOC Pic-Saint-Loup
・AOC Terrasses-du-Larzac

<Grands Vins du Languedoc>
・AOC Cabardès
・AOC Clairette-du-Languedoc
・AOC Corbières
・AOC Faugères
・AOC Fitou
AOC Limoux
・AOC Malepère
・AOC Minervois
・AOC Muscat-de-Frontignan
・AOC Muscat-de-Lunel
・AOC Muscat-de-Mireval
・AOC Muscat-de-Saint-Jean-de-Minervois
・AOC Picpoul-de-Pinet
・AOC Saint-Chinian

<Appellation Régionale>
・AOC Languedoc

<Dénominations Régionales>
・AOC Languedoc Cabrières
・AOC Languedoc Grès de Montpellier
・AOC Languedoc La Méjanelle
・AOC Languedoc Montpeyroux
・AOC Languedoc Pézenas
・AOC Languedoc Quatourze
・AOC Languedoc Saint-Christol
・AOC Languedoc Saint-Drézéry
・AOC Languedoc Saint-Georges-d'Orques
・AOC Languedoc Saint-Saturnin
・AOC Languedoc Sommières
・AOC Saint-Chinian Berlou
・AOC Saint-Chinian Roquebrun


さあ、抜栓。
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完全無印(笑)。しかし、DIAM1ではあります。

Alc.13%。(pH:4.48、Brix:6.2)
オレンジ系のイエロー。
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青リンゴ、花梨、白桃シロップ漬け。
酸を先に感じる辛口アタック。
と思ったら、それほどの酸味は感じず、
フレッシュな軽さに苦味様の風味が加わるなかなかのバランス。
ただし、水臭いとまではいかないながら、やっぱり軽め。
樽らしきものも感じませんね。

シャルドネってこんなだっけ?と思いますが、
15%以上入ってるはずのモーザックのせいだったりして…。


*****


Gavelot Chardonnay 2019
Limoux AOP
WWWポイント 78点



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Marcel Martin Louise d’Estrée Brut Méthode Traditionelle

自ら Red Red Wine と言ってるだけあって、もともと白をいただくのは少なめ。ましてや泡は何かキッカケがないと積極的には手を出さないのですが、今日のコレは「お楽しみスパークリングワインBOX」というキッカケがあったわけです。しかも、当たりならいいんですが、見事なハズレであります。(実は昨年も同じくじを引いて撃沈していますから、学習能力のなさも問題ですね。)今日は「反省文」としてこの記事を書くことにします(笑)。

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さて、Marcel Martin というロワール、ソーミュールの近くのデュエ・ラ・フォンテーヌ(Doué-la-Fontaine)という町の作り手ということは裏ラベルからわかりました。しかし、それ以上が所在含めあんまり情報がないんですよね。コスパのいいロワールのスパークリングワイン(Crémant de Loire)の生産者としてそこそこ名は通ってるようなんですが。

はい、これが踊らされたワインくじ。ドンペリが当たるとは思っていませんでしたが…。
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今日のハズレワイン、お値段を見ると、2,590円となってます。それを1,990円で買えたんだからお得じゃん!と早合点するなかれ。
瓶内二次発酵のトラディショナル方式(Méthode Traditionelle)なのはいいんですが、このチラシにあるように9ヶ月の熟成では、AOCクレマン・ド・ロワール(AOC Crémant de Loire)の規定である12ヶ月に満たないため、AOCクレマン・ド・ロワールを名乗ることができません。
じゃあ、どういう位置づけのワインかと調べたら、アメリカのスーパー大手トレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)が大量輸入して安売りするアメリカ向けバージョンと同じラベルでした。トレジョ(アメリカ在住の日本人はこう呼びます。)ではいくらで売ってるかというと、なんと8.99ドル。日本円で950円ぐらいでしょうか。それを2,590円で売るとは相当なボッタクリであります。ハズレもショックですが、本当の値段を知ってさらにショックです。(笑)

公式ページは当然のように見つからず。ネット情報では、この作り手はアンジューとトゥーレーヌのエリアに30haの畑を所有し、作付けはシュナン・ブラン60%、シャルドネ20%、カベフラ20%だそうです。今日の泡は、ブドウ品種がロワールらしくシュナン・ブランなのが面白そうで、それがせめてもの救いです。セパージュを調べると、こんな感じですから。
・シュナン・ブラン 90%
・シャルドネ 10%
シャンパーニュ方式(トラディショナル方式)のシュナン・ブランの泡…。面白そう。少し元気が出てきました。

シュナン・ブランはロワールでの「Pineau de la Loire」というシノニムの他、いっぱい呼び方があるようです。南アフリカでは「Steen」でしたね。
CheninBlanc
シュナン・ブランは、2018年のDNA分析でサヴァニャン(Savagnin)と何らかの品種の自然交配で生まれたとされています。さらにこのシュナン・ブランとグエ・ブラン(Gouais Blanc)の交配から、バルザック・ブラン(Balzac Blanc)、コロンバール(Colombard)、ムスリエ・サン・フランソワ(Meslier Saint-François)といった品種が生まれたことが判明しています。

ついでに、いつもの「大ロワール全体地図」(笑)も貼っておきます。
Loire_s
ひと筋縄ではいかないロワールの全体像が見られていい地図だと思います。今日の作り手があるというデュエ・ラ・フォンテーヌ(Doué-la-Fontaine)という町はソーミュール(Saumur)のすぐ近くです。

この地図の出典は、ロワール渓谷のワインの公式ページというここからです。

わかりやすくていいサイトです。


エチケット平面化画像。
IMG_4778


さあ、抜栓。
IMG_4932
コルクの裏にも「Méthode Traditionelle」。これが唯一の「売り」なんでしょう。

Alc.11%。(pH:3.98、Brix:6.2)
ゴールドイエロー。
IMG_4933

黄桃、シトラス。
かすかな甘み感じる辛口アタック。
Brut って感じです。
グレープフルーツの味わい。
非常にキレのいい酸です。
かすかな柑橘系の苦味が残るのがイキですね~。

シュナン・ブランと言われればそんな気がします。
そんなこんなで実はなかなかおいしい…。(笑)


*****


Marcel Martin
Louise d’Estrée Brut
Méthode Traditionelle
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande Réserve de la Comtesse 2011

メドック格付け第2級、ポイヤックのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande)です。ファーストは随分前に試してますが、本日は家飲み、順当に(笑)セカンドをお試しです。その名を「伯爵夫人のリザーヴ(Réserve de la Comtesse)」といい、その伯爵夫人の肖像もラベルにあり、ファーストの「金」の装飾に対し「銀」でコーディネートされています。どちらかというと個人的にはこっちの方の雰囲気が好みです。(笑)

IMG_4916
もともとシャトー・ピション・ロングヴィル(Château Pichon Longueville)と呼ばれたこのシャトーの歴史は17世紀に遡りますが、1850年に当主ジョセフ・ドゥ・ピション・ロングヴィル男爵(Baron Joseph de Pichon Longueville)の死をきっかけに相続のため分割された結果として、Château Pichon Longueville Baron(Baron=男爵)と Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande(Comtesse de Lalande=ラランド伯爵夫人)に分かれることになります。1855年の格付け時にはすでに分割されていたわけですが、両方とも2級になって良かったですね。(笑)

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの方は、実際は3人の姉妹が相続しており、ワイン造りに一番関心を持っていた次女がラランド伯爵に嫁いだことで、シャトー名にコンテス・ド・ラランド(ラランド伯爵夫人)をつけるに至っています。
Comtesse07
エチケットにも肖像があしらわれていますが、このお方がラランド伯爵夫人なんでしょうかね。(画像はシャトーの公式インスタグラムから拝借)ずいぶんおきれいな方とお見受けします。(笑)

公式ページは工事中です。2年前にファーストを試した時も工事中でした。おいおい。

公式インスタグラムに誘導していますが、写真ばかりで知りたい情報が取れません。
仕方がないのでネット情報に頼ることになります。
・カベソー 43%
・メルロー 49%
・プチヴェルド 8%
もともとメルローの比率の高いシャトーですが、2011年のセカンドは若干ですがメルローがカベソーを逆転してしまっています。普通はファーストと同じくカベフラもブレンドされているんですが、2011年はそれもなしですね。
樽熟はたぶん新樽率40%のバリックで12ヶ月と思われます。
ちなみに、パーカーおじさんは今日のワインに87点をつけています。微妙ですね…。


シャトー訪問。ポイヤックはよく行ってますから(Google Mapで)もうお馴染みです。
Comtesse02
シャトー道路(県道D2号線)を隔てて斜め向かいが兄弟シャトーのピション・ロングヴィル・バロン。すぐ右隣がシャトー・ラトゥールの入り口です。

公式インスタグラムは写真ばかりで大した情報はないのですが、よくよく見るとシャトー所有畑の地図が載ってました。画像は6分割だったのでつなぎ合わせるのに難儀しましたがこれです。
Comtesse01
ジロンド川の方面にはほとんどなく(シャトー・ラトゥールなんでしょうね。)、やはり元は一つのシャトーということで、シャトー・ピション・バロンの背後に広がっています。

例によって、これをGoogle Map上に重ねてみます。やはり臨場感が違います。(笑)
Comtesse03
あれれ? 一部、サン・ジュリアンにはみ出てますよ。いいのかな?

地図には十字架のついた小屋のイラストがあったので探してみました。
Comtesse06
ありました。これですね。ちょうどこの小屋より向こうがポイヤックです。手前側も所有畑ですが、行政区分ではサン・ジュリアンになります。しかし、きれいな畑です。遠くにシャトーも見えます。

最後にいつもの地図でポイヤックの格付けシャトーをおさらいしておきましょう。
Comtesse05
ポイヤックは名だたる第1級が3つもあります。第2級は元シャトー・ピション・ロングヴィルの2つですね。ところが第3級がゼロで、第4級がデュアール・ミロンのみ。あとは第5級が12もあります。どれが3級か4級かとかで混乱しないので、ポイヤックは割と覚えやすいかもしれません。まとめておきます。上の地図で位置関係も確認しましょう。

<第1級>
・Ch. Lafite-Rothschild(ラフィット・ロートシルト)
・Ch. Mouton Rothschild(ムートン・ロートシルト)
・Ch. Latour(ラトゥール)
<第2級>
・Ch. Pichon-Longueville-Baron(ピション・ロングヴィル・バロン)
Ch. Pichon-Longueville-Comtesse-de-Lalande(ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド)
<第3級>なし
<第4級>
・Ch. Duhart-Milon(デュアール・ミロン・ロートシルト)
<第5級>
・Ch. d’Armailhac(ダルマイヤック)
・Ch. Clerc-Milon(クレール・ミロン)
・Ch. Batailley(バタイエ)
・Ch. Haut-Batailley(オー・バタイエ)
・Ch. Haut-Bages-Libéral(オー・バージュ・リベラル)
・Ch. Croizet-Bages(クロワゼ・バージュ)
・Ch. Lynch-Bages(ランシュ・バージュ)
・Ch. Lynch-Moussas(ランシュ・ムーサ)
・Ch. Grand-Puy-Ducasse(グラン・ピュイ・デュカス)
・Ch. Grand-Puy-Lacoste(グラン・ピュイ・ラコスト)
・Ch. Pédesclaux(ペデスクロー)
・Ch. Pontet-Canet(ポンテ・カネ)
合計18シャトーです。


エチケット平面化画像。
IMG_4229
エチケットからはわかりませんが、シャトーは2007年に買収され、現在はあのシャンパーニュのルイ・ロデレール社長、フレデリック・ルゾーさんの所有になっています。


さあ、抜栓。
IMG_4913
キャップシールも銀!

コルク平面化。
IMG_4914
専用デザイン&横ミレジム。さすがです。

Alc.13%。(pH:4.60、Brix:7.3)
濃いガーネット。
IMG_4917

黒ベリー、ダークチェリー。
スギの樽香、黒鉛。
辛口アタック。
割と生き生きした酸は健在です。
そのせいか厚みは弱く感じます。
複雑味や繊細なテクスチャーはあるんですけどね。
弱いというより、上品という形容がいいかもしれません。
酸のおかげでしょうか、若干早めに余韻は退散。

十分おいしいんですが、重厚なポイヤックを期待すると少々肩透かしかも。
メルロー多めと無関係ではないと思うので、このシャトーの個性でしょうね。


*****

Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande
Réserve de la Comtesse 2011
Pauillac
RRWポイント 91点


Domaine Philippe Charlopin Bourgogne Côte d’Or 2017 Cuvée Prestige

ブルゴーニュを代表する生産者のひとつであるドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ(Domaine Philippe Charlopin-Parizot)であります。ジュヴレ・シャンベルタンが本拠地ですが、8つのグラン・クリュ、35のアペラシオンのワインを作る名門ドメーヌ。過去、村名はいくつか試してますが、今日は「AOC Bourgogne Côte d’Or」をいただきます。これは2017年に新しく認められたAOCで、ただの広域と侮るなかれというやつでしたね。シャルロパンは早速2017年ヴィンテージからこの「~コートドール」に名称変更しています。

IMG_4892
1977年に家業の畑たった1.5haから始めたフィリップ・シャルロパンは、かのアンリ・ジャイエから指導を受けた一人ですが、そのお陰なのか今では珠玉のグラン・クリュ含む25haに大発展し高評価を得ています。そう言えば店頭でシャルロパンのシャブリも見かけましたね。手広い。

公式ページは正直古くさいデザイン。情報も決して多くないですが、あるだけマシですね。

ワインごとの情報がないのでネットで探ります。
・ピノ・ノワール 100%
新樽率10%で10~14ヶ月という情報がありました。また、畑は、ジュヴレ・シャンベルタン村、マルサネ村、そしてわずかにクーシェ村に広がる合計3haの畑からとのこと。


作り手訪問。ジュヴレ・シャンベルタンですが少し外れの方。県道974号線沿いです。
Charlopin00
お向かいがフーリエですね。

ジュヴレ・シャンベルタンの地図上で見るとこのあたりです。(黄四角)
Charlopin02
ジュヴレ・シャンベルタンは村名畑が県道974号線の東側まで広がっており、AOC Bourgogne に相当する広域畑(レジョナル)はさほど多くはないです。とは言え、今日のワイン、それにマルサネ、クーシェを混ぜて3haという手掛りだけでは、どこだかさっぱりわかりません。(笑)

そのマルサネ(マルサネ・ラ・コート)とクーシェの位置関係を見ておきます。
Charlopin03
白い線は行政区分ですが、AOCジュヴレ・シャンベルタンはブロションにはみ出てますし、AOCマルサネがシュノーヴやクーシェまで含むだとか、AOCフィサンは一部ブロション側にはみ出してるとか、行政区分通りスキッといかないので正しい範囲は適宜覚えましょう。(笑)


今日のメインエベント、AOCブルゴーニュ・コートドールAOC Bourgogne Côte d’Or)です。コートドールが付いただけと思うなかれ。実は対象の地域はAOCブルゴーニュとはずいぶん違います。まずは、その対象範囲を見てみましょう。例によってINAOの地図を見ます。
BCotedor02
左側が元来のAOCブルゴーニュの対象範囲の地図です。右側が今回のAOCブルゴーニュ・コートドールの対象範囲を示す地図になります。
具体的には右の地図の「AOP Bourgogne DGC Côte d’Or」が示す範囲になるんですが、もともとのAOCブルゴーニュ(左側の地図)がグラン・オーセロワからボジョレーまで広範囲に渡っていたことからすると、ずいぶんと限定されましたね。

この範囲をGoogle Map上に重ねてみます。赤線で囲った部分です。
Charlopin01
シュノーヴからマランジュまで、まさにコートドール(=コート・ド・ニュイ+コート・ド・ボーヌ)の全範囲。特級・1級畑を含む村名AOCの集合体です。それでも基本は県道974号線の東側(もともとのAOCブルゴーニュ)がメインになるんでしょうけど…。
山側のオート・コート・ド・ニュイ/ボーヌはこの範囲からは外れていますね。これらはそれぞれ単独で、AOC Bourgogne Hautes Côtes de Nuits / Beaune が名乗れますからね。AOCブルゴーニュ・コートドールがこれら「地理的呼称付きブルゴーニュ」の仲間入りをしたってことになります。なので、オート・コートの部分は外れるわけで。
つまり、AOCブルゴーニュ・コートドールは、今までにもあった、地理的呼称DGCDénomination Géographique Complémentaire)がついたAOCブルゴーニュと同じ扱いで、地域名AOCブルゴーニュでありながら、その中の特定のエリアに限定するものということです。

AOC Bourgogne Côte d’Or が仲間入りし、全部で14になった地理的呼称付きAOCブルゴーニュDénominations Géographiques Complémentaires de l’AOC Bourgogne)を列挙します。(順不同)範囲・場所は書きませんので勝手に調べてください(笑)。

・AOC Bourgogne Côtes d'Auxerre
・AOC Bourgogne Chitry
・AOC Bourgogne Epineuil
・AOC Bourgogne Coulanges La Vineuse
・AOC Bourgogne Hautes Côtes de Nuits
・AOC Bourgogne Hautes Côtes de Beaune
・AOC Bourgogne La Chapelle Notre Dame
・AOC Bourgogne Le Chapitre
・AOC Bourgogne Montrecul(Montre-Cul)
・AOC Bourgogne Tonnerre
・AOC Bourgogne Côte Saint-Jacques
・AOC Bourgogne Côte Chalonnaise
・AOC Bourgogne Côtes du Couchois
AOC Bourgogne Côte d’Or

AOC Bourgogne Vézelay というのもありましたが、AOCブルゴーニュ・コートドール誕生と同じくして2017年に単独 AOC Vézelay に昇格しています。
この中じゃ、オート・コート以外ではコート・シャロネーズと Montrecul(Montre-Cul)くらいしか飲んでませんね。課題多し…。


エチケット平面化画像。
IMG_3287

2016年まではご覧の通り、ただのAOCブルゴーニュでした。
Charlopin04
今まで飲んだ他のAOCブルゴーニュも、AOCブルゴーニュ・コートドールが名乗れるものが多かったと思います。順次名称変更が進むんでしょうかね。

そうそう、インポーターシールは剥がしましたが、こんな具合でした。
IMG_3286
オリジナルのラベルは上から貼られることを想定してるデザインですかね。


さあ、抜栓。
IMG_4890
コルクはドメーヌ名入りですが、ここに写ってるだけなので平面化はしません。

Alc.13%。(pH:4.37、Brix:6.8)
クリアですがしっかり色づいたルビー。アンリ・ジャイエ譲りの完全除梗ですからね。
IMG_4891

フランボワーズ、フレーズ、煮詰まった滋味の風味あり。
完全除梗ながら茎っぽい青さもかすかに香ります。
辛口アタック。
酸は弱めながら味の輪郭をアシストしています。
複雑味もしっかりありウットリしますね。
喉越しから余韻と、いいバランスを流れの中で感じられます。

出ましたね。いい仕事する酸のパターンです。
2017年が良年だからでしょうか。かなりハイレベル。


*****

Domaine Philippe Charlopin-Parizot
Bourgogne Côte d’Or 2017
Cuvée Prestige
RRWポイント 93点


Domaine Condamine de l’Evêque G.Bascou Picpoul de Pinet 2019

ラングドックのピクプール・ド・ピネ AOC(Picpoul de Pinet AOC)です。赤ワインが主体のラングドックにおいて白ワインのみが認められた珍しいAOCで、品種はピクプール100%というわかりやすい特徴があります。またひとつ「知識としては知ってるけど飲んだことないワイン」を見つけてしまいました。こりゃあ、試しておかないといけません。

IMG_4853
作り手は、ピクプール・ド・ピネAOCのエリアの近く、ネジニャン・レヴック(Nézignan-l'Évêque)という町にある、コンダミーヌ・レヴック(Domaine Condamine de l’Evêque)というところらしいことはわかりました。ギレム・バスクー(Guilhem Bascou)さんがオーナーで、G.Bascou が法人名になっているようです。35年前にお父様がブドウ園を購入してワイナリーを始め、ギレムさんが引き継いで15年だそうです。
ワイナリーとしてのプロフィールはだいたいわかりましたが、今日のワインのネックに、近くにあるポメロル(Pomérols)の町のワイン協同組合の名前「Les Costières de Pomérols」が入っています。どうやら瓶詰めはそこでやってるのかもしれません。つまりは、かなり小規模の作り手ということなんでしょう。

案の定、公式ページはなし(笑)。facebookは発見しましたが、ほぼ個人アカウントの内容。
仕方がないのでその組合のサイトに載っていたピクプール・ド・ピネの情報を頼ります。

・ピクプール・ブラン(Piquepoul Blanc) 100%
低温浸漬、シュールリー(Sur Lie)。樽はなしです。

今日の品種ピクプール(Picpoul)、本名ピクプール・ブラン(Piquepoul Blanc)です。
Picpoul04
非常に古くからの品種で、14世紀には「Picapoll Nigri」の記述があり、現在の Piquepoul Noir が認識されていたことがわかります。ピクプール・ブラン(Piquepoul Blanc)とピクプール・グリ(Piquepoul Gris)はピクプール・ノワール(黒品種)から突然変異で発生しています。なので、黒・白・グリ共に遺伝子情報は共通しています。
AOCシャトーヌフ・デュ・パプで認められた13種類のブドウの1種類がピクプールで、黒・白・グリが含まれていたのを思い出しますね。


一応、作り手訪問。結構しっかりしたお屋敷です。
Picpoul03
協同組合に頼っているとすれば、ここに醸造施設はないんでしょうか?


INAOの地図でピクプール・ド・ピネ AOC(Picpoul de Pinet AOC)の範囲を確認。
Picpoul01
トー湖(Étang de Thau)とエロー川(Hérault)に挟まれた以下の6つのコミューンです。
・Pinet
・Pomérols
・Castelnau-de-Guers
・Montagnac
・Mèze
・Florensac

これをGoogle Map上に重ねます。
Picpoul02
今日の作り手の所在も記入しています。AOCのエリアからはちょっと外れていますね。

いつものラングドック・ルシヨン網羅地図でAOCの位置関係を見ておきます。
Languedoc_Roussillon
しかし、ラングドックのAOCはたくさんあって、なかなか一筋縄ではいきませんね。Coteaux-du-Languedoc → Languedoc のような名称変更(2007年~)もするし…。

ラングドック・ワインの公式ページなるものがあって、そこではこれらAOCを以下のように分類していました。クリュやグラン・ヴァンの選定基準が今ひとつわかりませんが、上記「ラングドック・ルシヨン Google Map 転記地図」と照らし合わせてお楽しみください。(笑)

<Crus du Languedoc>
・AOC Corbières-Boutenac
・AOC La Clape
・AOC Minervois-La Livinière
・AOC Pic-Saint-Loup
・AOC Terrasses-du-Larzac

<Grands Vins du Languedoc>
・AOC Cabardès
・AOC Clairette-du-Languedoc
・AOC Corbières
・AOC Faugères
・AOC Fitou
・AOC Limoux
・AOC Malepère
・AOC Minervois
・AOC Muscat-de-Frontignan
・AOC Muscat-de-Lunel
・AOC Muscat-de-Mireval
・AOC Muscat-de-Saint-Jean-de-Minervois
AOC Picpoul-de-Pinet
・AOC Saint-Chinian

<Appellation Régionale>
・AOC Languedoc

<Dénominations Régionales>
・AOC Languedoc Cabrières
・AOC Languedoc Grès de Montpellier
・AOC Languedoc La Méjanelle
・AOC Languedoc Montpeyroux
・AOC Languedoc Pézenas
・AOC Languedoc Quatourze
・AOC Languedoc Saint-Christol
・AOC Languedoc Saint-Drézéry
・AOC Languedoc Saint-Georges-d'Orques
・AOC Languedoc Saint-Saturnin
・AOC Languedoc Sommières
・AOC Saint-Chinian Berlou
・AOC Saint-Chinian Roquebrun

ラングドック・ワイン公式のこのページから、各AOC個別の詳細ページに飛べますので概要を知るには十分です。


エチケット平面化画像。
IMG_4756
住所がポメロル(Pomérols)になってます。共同組合のあるところです。


さあ、スクリュー回転。
IMG_4850
キャップのデザイン、まんま協同組合(Les Costières de Pomérols)のものです。

これがその協同組合のピクプール・ド・ピネです。騎馬のマーク、同じでしょ。
Picpoul05
ブドウは持ち込みなのかもしれませんが、商品仕様はほぼ同じですね。

Alc.13%。(pH:4.16、Brix:6.2)
かすかに緑がかったゴールドイエロー。
IMG_4852

青リンゴ、レモン。
辛口アタック。
爽やかなラムネのようなうまさです。(笑)
かすかな苦味もいいアシストをしてくれています。
なかなかいいですね。

ピクプールの語源は「Piquepoul = lip biter(唇を噛むもの)」だそうで、
その酸味が特徴といいますが、それほどの酸はなかったです。


*****


Domaine de la Condamine de L’Evêque
G.Bascou Picpoul de Pinet 2019
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

L'Enchanteur de Vray Croix de Gay 2015 Pomerol

ポムロールをいただきましょう。シャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイ(Château Vray Croix de Gay)のセカンドワインではありますが、ちゃんとポムロールです(笑)。2014年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が取得したといいますからレベルは高いはずですよ。

IMG_4827
「2014年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が取得した」というと、前に試したラランド・ド・ポムロールのシャトー・シオラック(Château Siaurac)もそうでした。エチケットのデザインもよく似ていますが、調べると醸造はシャトー・シオラックでやってるようです。裏ラベルのURLがなんとシャトー・シオラックのもの(www.siaurac.com)でした。オーナーが同じですから、畑は違えど、実質は同じシャトーってことになりそうですね。

なので、公式ページはシオラックのものしかありません。

そして案の定、シオラックのワインしか載っていません。以下裏ラベル&ネット情報。
・メルロー 100%
新樽率15%のオーク樽で 11ヶ月の熟成です。


シャトー訪問は、シャトー・シオラック訪問ってことで。
Vray00
公式ページの空撮映像からスクショしました。Google Mapでもここが Château Vray Croix de Gay ということになってます。しかし、ラランド・ド・ポムロールもきれいですな~。

シャトー・シオラックの場所と、ラランド・ド・ポムロール、ポムロールの位置関係を確認。
Siaurac02
シオラックはコミューンで言うとネアック(Néac)側になります。サンテミリオン他、リブルヌ周辺もついでにおさらいおしておきましょう。

ところで、今日のシャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイの畑はポムロールにあるわけでして、それは一体どこなんだってことです。Google Mapでも引っ掛かりませんし、ネット情報でもはっきりしたことが書いていません。唯一見つけた情報が「ペトリュスとトロタノワの隣の2つの砂利のパーセル」であるということです。ちょっとこれで捜索してみましょう。
Vray01
ペトリュスとトロタノワに印をつけましたが、このあたり有名シャトーがひしめき合っていて、「隣の2区画」なんて言われても特定不可能ですね。「Châteaux La Croix de Gay」というのがペトリュスの近くにあるんですが、これは別物で、このシャトー名が先に登録されたためにシャトー・ヴレ・クロワ・ド・ゲイ(Château Vray Croix de Gay)は「Vray(e)=本当の」をつけることになったそうです。「新加勢大周」の世界ですね。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_4620
イラストには十字架と遠くにポムロール教会らしきものが見えます。ペトリュスとトロタノワの間のあたりなんでしょうね。


さあ、抜栓。
IMG_4823

コルク平面化。
IMG_4824
十字架がシンボルなのは理解しますが、そこはミレジムを打ちましょうよ。

Alc.14%。(pH:4.67、Brix:7.8)
濃いガーネット。
IMG_4825

ブラックベリー、ブルーベリー。
スギ、シダの樽香は上品な感じ。
酸味がクールな辛口アタック。
構造感、深み、貫禄がありますが、
フルーティな軽さも併せ持ってますね。
タンニンは大人しいくらいの穏やかさ。
余韻はあっさりですが、絶妙なバランスが奏功してます。
最後に少々残る甘みに気づきました。

とてもおいしいではありますが、
シャトー・シオラックのセカンドの方が若干上回ってました。
樽を使ってないのにね。


*****


L'Enchanteur de Vray Croix de Gay 2015
Pomerol
RRWポイント 94点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


So much wine, so little time...

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