Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

南アフリカワイン

Joostenberg Noble Late Harvest 2018 Chenin Blanc

南アフリカ、Joostenbergが作るシュナン・ブランの貴腐ワインです。
Joostenbergは以前もコストコでゲットしたカベソーを試しています。
そう、今日のこれもコストコで売っていました。(笑)
フランス、ロワールでもコトー・デュ・レイヨン(Coteaux du Layon)など、
シュナン・ブランの極甘口が有名ですね。これはまだ試したことがないですが、
南アフリカの極甘口シュナン・ブランをいただくと、また課題が増えます。(笑)


IMG_1641
小ぶりのハーフボトルなのですが、この方がキラキラきれいに見えます。


公式ページでワイン情報確認します。

このワインも主要ラインアップとしてちゃんと紹介されています。
ミレジム毎のデータシート完備なのですが、残念ながら2015年以降更新されてません。
まあ、2018年も大差はないでしょう。
・シュナン・ブラン 100%
オーガニック栽培の樹齢29年の自社畑からです。
2015年は11回に渡り収穫をしたそうです。というのも、一粒づつ、
ちゃんと貴腐化して乾燥した果実だけを選ぶからだそうです。
除梗なしで自然酵母を使ってオークの旧樽で発酵させます。
そのまま9ヶ月熟成させボトル詰めされます。なかなかお手間入り。


ワイナリー訪問。幹線道路から遠目に見るだけ。近づけず。(笑)
Joostenberg01
ステレンボッシュの「Muldersvlei」という町です。
場所的にはパールとステレンボッシュの間くらいです。

裏ラベルを見ると、W.O.(Wine of Origin)はパール(Paarl)になってるんですが、
Joostenbergの所在地からすればステレンボッシュ(Stellenbosch)のはず。
正確な畑の場所が不明なので南アフリカのワインマップを貼ってお茶を濁します。
Joosten01
まあ、パールとステレンボッシュの際々にあるってことですね。(赤マル)
両方の畑からブレンドすると、広域のW.O. Western Capeになるのかな?


ラベル平面化画像。
IMG_1477
結構、透明ボトルの平面化は難しい。ましてやハーフボトルとなると。


さて、抜栓です。
IMG_1642
集成コルクですが、すごく小さく「DIAM」の表示がありました。

ネックにはこんなシールが貼ってました。Tim Atkinの93点ってすごいのかな?
IMG_1643
いつものSWSA (Sustainable Wine South Africa)認証ラベルと違いますが、
シールサーチのページでこのシールの番号(8669-780010)を入力すると、
このワインの素性が検索できました。

Alc.13.5%
濃い蜜色のゴールドイエロー。
IMG_1639

花梨、マーマレード、レモンピール。
サラッとした口当たりにサラッとした甘さ。
味わいは、やはり花梨の風味です。
喉越しでごくかすかな苦味はいいアクセント。
甘ったる過ぎないからスルスルいけます。

で、
すっごくニコラ・ジョリーのシュナン・ブランを連想します。
同じ品種なので、当たり前のようではありますが、
今まで別物の印象だった南アフリカのシュナン・ブランが、
自分の中で初めてロワールのものと繋がりました。


*****


Joostenberg
Noble Late Harvest 2018
Chenin Blanc
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Boschendal Cabernet Sauvignon 2015

ボッシェンダルという南アフリカのワイナリー。
ボトルに「1685」の浮彫があるように、300年以上の歴史のあるところです。
これだけ古いと南アフリカ最古のワイナリーのひとつのようですね。
今日はそこのカベソーを試してみましょう。


IMG_1280
最初のオーナー、Jean le Longさんが宗教迫害でフランスから逃れてきて、
オランダ東インド会社から喜望峰の土地をもらったのが始まりだそうです。
当時の農地権利証書が1685年の日付なので間違いないそうです。

オランダ東インド会社からもらった土地につけた名前が、Boschendal
オランダ語ではBossen-daal(=森と谷)だそうで、実際森のある山間だそうです。
2005年からはTall HorseブランドでおなじみのDGB社(Douglas Green Bellingham)
の所有になっています。


公式ページはよく出来てます。あまりに長い歴史で「300年以上」以外書いてません。(笑)

最新ヴィンテージ2016年の情報ですが、大差ないでしょう。
畑の正確な所在はわかりませんが、W.O.(Wine of Origin)Stellenboschです。
・カベソー 100%
収穫・除梗は手作業です。選果装置で健全なブドウの実を選別。
7~12日の発酵後、ポンピングオーバーを伴うポスト・マセレーションを1ヶ月。
タンニンや色素を十分抽出し、新樽~4回ユースの300L仏樽で15~16ヶ月の熟成。


さあ、ワイナリー訪問。2拠点に分かれるぐらい広大な敷地ですね。
Boschendal01
場所的にはステレンボッシュとフランシュフック(Franschhoek)の間くらい。

例によってネットで拾った地図で位置関係を確認しましょう。
Boschendal02
黄色四角で印をしたところになります。パールも近いですね。

Boschendalとして、レストランやホテル(コテージ)もやっています。

こちらがワイナリーだけじゃない全体の公式ページのようです。


ラベル平面化画像。Boschendal Groot Drakensteinが正式名称のようです。
また、裏ラベルでW.O.(Wine of Origin)Stellenboschとわかります。
IMG_1210
初代から3代目まで(~1902)の所有者の紋章と名前が書いてありますね。
The 1685 Collection」というシリーズのようです。
創業当時の基本に立ち返るみたいなコンセプトでしょうか?

インポーターシールは細いタイプで裏ラベルを隠していませんでした。
IMG_1209
三国ワインさん、偉い!

ボトルの口がちょっと大きめです。昔のボトルの雰囲気を出してるんでしょうか。
しかし、フォイルカッターがはまらなくて難儀しましたが。(笑)
(実はタブを引っ張ると、くるっと簡単に剥がせるようになってます。)
IMG_1275
ネックにはSustainable Wine South Africa (SWSA)の認証ラベルです。
南アフリカのSWSA基準をクリアしてる証明であると同時に、
シールサーチのページでこのシールの番号(8219-705099)を入力すると、
このワインの素性が検索できます。


さて、抜栓。
IMG_1276
「300年以上のワイン作り」とキャップにもしっかり書いてます。

コルクは無印集成コルク。
IMG_1277
現在のBoschendalの紋章は、この花瓶に花のようなデザインです。

Alc.14.0%。
濃いガーネット。
IMG_1278

ブラックベリー、ブラックチェリー、ナッツ、黒糖。
茎っぽさか青野菜もかすかに感じます。
辛口アタック。
酸の爽やかさを感じましたが、酸自体はそんなにないですね。
苦味に似た味に包まれた中心は厚みもそこそこあります。
喉越しでタンニンを確認するんですが、結構な収斂性。
余韻もじんわり長いんですが、最初の苦味の主張が続きます。

カベソーらしい、大人の渋みみたいな貫禄を感じます。
タバスコ効かせたパスタにはちょうどいい感じで合いました。


*****


Boschendal
Cabernet Sauvignon 2015
RRWポイント 91点


De Wetshof Limestone Hill Chardonnay 2018

南アフリカ、デ・ウェツホフ(De Wetshof)のシャルドネをいただきます。
ロバートソンで150年以上、三世代に渡る歴史を持つ老舗ワイナリーで、
シャルドネのパイオニアとして南アフリカを代表する作り手なんだそうです。


IMG_0048
今日のワインはラインアップの中ではローエンドのようですが、
「他の南アのシャルドネのようにトロピカル過ぎずフィネスがある」と、
パーカーおじさんもお褒めのようです。2015年に91点をつけています。


公式ページはワイン紹介がショップ兼用ながら情報は豊富です。

今日のワインは2018年の最新ヴィンテージですから問題なく載っています。

・シャルドネ 100%
Unwooded」と銘打ってますから、樽は使っていません。
ステンレスタンクでシュール・リーの上、5~6ヶ月熟成されます。
早飲み可能ながら、3~8年の熟成ポテンシャルありとしています。
ほんとかな。


さて、ロバートソンにあるワイナリー訪問です。
DeHotshof02
畑に囲まれ、非常に雰囲気のいいロケーションです。行ってみたいですね。
W.O.(Wine of Origin)Robertsonは結構内陸で、ケープタウンから2時間。

例によってネットで拾った地図でW.O. Robertsonを確認しておきましょう。
South-Africa-Wine-Map-excerpt
この地図は「Free to Share」って書いてますから安心して転載できます。(笑)


エチケット平面化画像。
IMG_0023c
裏ラベルはインポーターのものですが、オリジナル情報を活かしてるようです。
こういうのは素晴らしいです。


ネックにはSustainable Wine South Africa (SWSA)の認証ラベルです。
IMG_0043
南アフリカのSWSA基準をクリアしてる証明であると同時に、
シールサーチのページでこの番号(8470-914014)を入力すると、
このワインの素性が検索できます。


さあ、抜栓、いや、スクリュー回転です。
IMG_0045
何のマークかなと思うと、ワイナリーの建物です。シンボルなんでしょう。
ボトルネックのシールにも同じ建物のイラストがあります。

Alc.13.5%。
緑がかったイエロー。
IMG_0046

リンゴ、かすかなライム、花。
確かにトロピカルにぷんぷん香ってはいませんし、
樽由来の香りがないのでシャルドネ感も少ない気がします。
爽やかな酸味感じる辛口アタック。
ソーヴィニヨン・ブランと言われても信じちゃいそうです。
心地よい酸が始終寄り添ってるんですが、これも悪くはないです。
2018だから仕方ないのかな~。コクらしきものは少ないです。
ボトルに書いてあるように3~8年寝かすといいのかもしれません。


*****


De Wetshof Estate
Limestone Hill Chardonnay 2018
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

M·A·N Family Wines Chenin Blanc 2016

南アフリカワインでも比較的手に入りやすいMANです。
以前飲んだシラーもなかなかでしたので、実力派の作り手と思います。
今日はそこのシュナン・ブランをいただきます。
南アのシュナン・ブランはロワールのそれとは随分趣きが違う印象です。
その確認のためにも確実な作り手でお試しです。


IMG_9937
「MAN」のネーミングについて説明しておきましょう。
ワイナリーはマイバーグ兄弟とホセ・コンデさんの3人で2001年にスタート。
もめないように3人それぞれの奥さんのイニシャルを取ったそう。
「M」はホセ・コンデさんの奥さんの「マリー(Marie)」さんから。
「A」は弟タイレルさんの奥さんの「アネット(Anette)」さんから。
「N」は兄フィリップさんの奥さん「ニッキー(Nicky)」さんから。
家族ぐるみな感じでほのぼのしていますね。


公式ページはワイン紹介含めよくできています。


ラベルに「Free-run Steen」とあります。
スティーンはシュナン・ブランの南アフリカでのシノニムでしたね。
「Free-run」は、フリーランの果汁のみ使用ということで、
過度な圧搾をせず自重で引き抜かれた果汁のみ、果皮を圧搾した果汁は使いません。
発酵終了後、澱を抜かずに3ヵ月放置。シュール・リーですね。
「100% Unoaked」とのことで樽も使わずオーク風味を付けず、
終始一貫して果汁本来のフレッシュネスで勝負というわけです。


ワイナリー訪問します。
MAN01
ケープタウンから車で40分ほど。パールとステレンボッシュの間辺りです。


ラベル平面化画像。
IMG_9917
裏ラベルにもMANの名前の由来が書いてますね。


さあ、スクリュー回転です。
IMG_9936
プリントですがキャップにはワイナリー名が入っています。

ネックにはSustainable Wine South Africa (SWSA)の認証ラベルです。
IMG_9933
南アフリカのSWSA基準をクリアしてる証明であると同時に、
シールサーチのページでこの番号(8027-603909)を入力すると、
このワインの素性が検索できます。

Alc.12.5%。
濃いめイエロー。
IMG_9934

花梨、ミントっぽいハーブ感も。
例のトロピカルフルーツ感もあるんですが弱めかな。
甘み感じるアタックながら辛口。
キレのいい酸がスッと出てきます。
エレガント。温暖な産地のふくよかさもあります。
でも、なんとなく南アっぽくないかも。
ロワールのシュナン・ブランとも比べてみたいですね。


*****


M-A-N Family Wines 
Free-run Steen
Chenin Blanc 2016
WWWポイント 79点



WhiteWhiteWine01

Joostenberg Cabernet Sauvignon 2017 Western Cape

コストコのワインお試しです。
南アフリカの良さげなヤツ、どんなもんでしょうか。
コストコにハズレなしとまでは言いませんが、おいしい確率は高いです。
なので、ついつい買ってしまいますよね。


IMG_9327
ワイン主体のようですが、5代に渡る家族経営の農場らしいです。


公式ページは、ワイナリー以外のレスランやホテル、精肉業まで網羅。
多角経営ってやつですね。
データシートが珍しいワードファイルですが一応完備。
セパージュは、
・カベソー 92%
・プチヴェルド 7%
・ピノタージュ 1%
ピノタージュがブレンド補助っておもしろいですね。
樽熟は、5%をアメリカンオークの新樽で、25%を旧樽で12ヶ月です。
合計30%しか樽熟成してないってことでしょうかね。軽めの樽。


ワイナリー訪問。幹線道路から遠目に見るだけ。近づけず。(笑)
Joostenberg01
ステレンボッシュの「Muldersvlei」という町です。
場所的にはパールとステレンボッシュの間くらいです。

W.O.(Wine of Origin)Western Capeをおさらいしておきましょう。
South_African_wine_regions
行政区分のウェスタン・ケープ州と同じ地域になり、かなり広域です。


ラベル平面化画像。
IMG_8912


さあ、抜栓。
IMG_9328
南アらしいデザインですが汎用品っぽいです。

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_9326

香り立つ黒ベリー、スパイス、チェリー。
(シーチキン臭がかすかにしたような気が…。笑)
少し酸味の乗った辛口アタックです。
酸味の正体は強めの果実味とも取れますね。
マスカベA様のフォクシーフレーバーを感じるのが残念。
そうなると、味の厚みも貧弱に感じてきます。
余韻にもやわな酸(もしくは果実味)を引きずります。
コストコにしては少し残念。


*****


Joostenberg Cabernet Sauvignon 2017
Western Cape
RRWポイント 86点


Stark-Condé Vineyard Selection Cabernet Sauvignon 2017

近所のコストコで見つけた南アフリカのカベソーです。
コストコが独自に直輸入してたりして、時々変わったのが置いてます。
「KIRKLAND」という自社ブランドで仕入れてるのもあったり。
というわけで、定期的にコストコワインはお試しすることになります。
今回のスターク・コンデなる南アのワインはいかがなもんでしょうか。


IMG_8663
ホセ・コンデ氏が1998年に立ち上げたワイナリーでまだ新しいんですが、
何やらファーストヴィンテージから南アのトップワインに選ばれたとか。


公式ページは見やすくていい感じ。ヴィンテージ毎のデータも完備…。
れれ!今日のワイン「Vineyard Selection」なるものが載ってません。
コストコ直輸入のコストコ向け特別バージョンなのかもしれません。
しかし、そうなると情報がまったくなし。
スターク・コンデのサイトを見ると、一番下のカベソーでも、
こだわりのボルドーブレンドをしていて、こんな感じ。
・カベソー 88%
・プチヴェルド 6%
・カベフラ 4%
・マルベック 2%
おそらくこんなもんだと思っておきましょう。

日本の正規インポーターはモトックスなのでここの記事が詳しいです。


さて、ワイナリー訪問。ステレンボッシュにあります。
Stark01
しかし立派です。大きな池も敷地内にあって、ぜひ行ってみたいです。

だいたいの場所も確認しておきましょう。
Stark02
ケープタウンから車で1時間足らずってところです。


ラベル平面化画像。
IMG_8426
コストコ直輸入なのがわかりますね。


さて、抜栓。テクニカルコルクDIAMです。
IMG_8664
DIAMの数字なしは初めて見ました。1年も持たないとか?(笑)

Alc.14%。
濃いガーネット。
IMG_8662

黒ベリー、チェリー、青野菜はカベソーっぽいです。
辛口アタック。
厚みはある味ですね。複雑味も十分。
酸とタンニンがいい具合にバックグラウンドに控えます。
余韻はあっさりながら、
いいバランスのまま続き、フィニッシュ。
ローレンジ感はありますが、目立った欠点なくうまいです。


*****


Stark-Condé
Vineyard Selection
Cabernet Sauvignon 2017
RRWポイント 91点


La Motte The Pierneef Collection 2015 Syrah・Viognier

エノテカで、ニューワールドのワインなら20%OFFクーポンをもらったので、
慌てて店頭で選んだのがコレ。珍しくエノテカの店頭買いです。(笑)
南アフリカなら当然ニューワールドでしょうということで決めました。
しかし、ニューワールドと言われて皆さんちゃんとワインを選べますか?
ザクっと言うと、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ以外ですかね。


IMG_8734
調べると、ラ・モットの歴史は17世紀にまで遡る南アの名門ワイナリー。
フランス系の移民が切り開いた畑が元だそうで、この辺りの地域を、
フランシュフック(Franschhoek)というのはその名残りだそうですね。
1970年にいくつかのワイナリーを運営するルパート家がラ・モットを取得。
本格的なフランスワインのスタイルを目指しているそうです。


公式ページは最初のエイジゲートで日本を選ぶと正しく表示されませんでした。
南アフリカかUSAを選ぶといいみたいです。
サイトは内容充実。今日のワインもミレジム毎にデータシート完備。
セパージュは、
・シラー 94%
・ヴィオニエ 6%
わかりますよね。シラーにちょいとヴィオニエ。
北ローヌのコート・ロティを目指してるんですね。
これは面白いワインです。

樽熟は、新樽率75%で14ヶ月寝かしたあと、
シラーとヴィオニエをブレンドし、樽に戻して更に4ヶ月。
ボトル詰めまで合計18ヶ月ということですね。けっこう贅沢仕様です。

ブドウの出どころも明記がありました。
シラーの54%はウォーカーベイ(Walker Bay)、40%はエリム(Elim)、
ヴィオニエの6%はすぐご近所のフランシュフック(Franschhoek)から。
Google Map上で確認してみましょう。
Lamotte2
ヴィオニエはいいとして、エリム地区からラ・モットまでは車で2時間超。
ちょっとブドウの輸送が気になります。(笑)

いずれにしても、今日のワインは「W.O. Western Cape」になります。
Lamotte1
W.O.は「Wine of Origin」という南アの原産地呼称制度でしたね。


ワイナリー訪問。なかなか大きな敷地でシャレた佇まいですよ。
Lamotte3
敷地内にあるピアニーフ・ラ・モットというレストランは超有名だそう。
そんなところで、ここのワインと一緒に食事してみたいですね。


エチケット平面化画像。メダル類のシールは裏ラベル上に移動しました。
IMG_8380
実はこのピアニーフ・コレクションというワイン、南アの有名な画家、
J.H.(Jacobus Hendrik) Pierneef氏(1886-1957)へのオマージュです。
ピアニーフ氏の作品から選ばれた6つの絵が使われています。

つまり、同じワインでラベル違いが6つあるってことです。
40053-01_la-motte-syrah-viognier-pierneef-collection-2015
どれもいい感じです。店頭には1本しかなかったので選べずでしたが。


さて、抜栓といきましょう。
IMG_8736
横にミレジム刻印のコルク、キャップシールとも高級感あるタイプです。

Alc.13.5%。
濃いガーネット。微かにオレンジ変のエッジです。
IMG_8732

ブラックベリー、ブラックチェリー、なめし革。
スパイスっぽくも。う~ん、ローヌの雰囲気です。
うま味の辛口アタック。
厚みのある味ですが、酸味がすぐ広がってきます。
しかしながら、この酸もアクセントと思えば悪くないです。
喉越し、余韻と、この酸が爽やかさを演出してるとも捉えられます。

ヴィオニエの効果なんでしょうかね~。
このうまさはコート・ロティが実現できてると思います。
ここはボルドーブレンドもやってるようです。
次はそれを試してみたいですね。


*****


La Motte
The Pierneef Collection 2015
Syrah・Viognier
W.O. Western Cape
RRWポイント 91点


INKOSI Coffee Pinotage 2017

久しぶりの南アフリカワイン、そしてピノタージュです。
しかし、何々?コーヒー・ピノタージュとな。
リカマンの店頭でちょっとお安く出てました。(笑)


IMG_7471
ラベルには確かにコーヒー豆のイラストが描かれています。


公式ページが見当たらず、裏ラベルを見ると、
ドイツの生産者兼トレーダーの「アイニッヒ・ツェンツェン」と書いてます。
ここは1636年からモーゼルで13代に渡ってワイン作りをしながら、
1939年には世界13カ国からのワインを扱うインポーターとなってます。
「Bottled and Shipped by~」となってますから南アで委託生産なんでしょうね。
アイニッヒ・ツェンツェンのドイツの公式サイトこれ


ピノタージュは、ピノ・ノワールとサンソーを交配したものでしたね。
南アではサンソー(Cinsault)をエルミタージュ(Hermitage)と呼んでいたため、
Pinot+Tage=Pinotage(ピノタージュ)とされたわけです。
でなきゃ、ピノソーだったかもしれませんね。(笑)

しかしワイン情報がネット上にもまったくありません。
裏ラベルからローストしたオーク樽で熟成させてるのはわかります。
コーヒー味がするとすれば樽から来るのかなとも思いますが、
ピノタージュはもともとスモーキーな風味を持ってますからね。
まずはお試ししてみることですね。


ラベル平面化画像。
IMG_7466
コーヒー豆以外もエスニックなデザインがイケてますね。


「W.O. Western Cape」とありますが、
Wine of Origin:ウェスタンケープということで、
AOCのような南アの原産地統制呼称なんでしょうね。
行政区分のウェスタン・ケープ州と同じ地域になります。
一応、その地域の場所を確認しておきます。
South_African_wine_regions
ステレンボッシュやパールなど銘醸地を含むかなり広域です。


さて、抜栓。コルク短かっ!
IMG_7472
キャップシールはつまみを引っ張って剥がすタイプ。便利~。

Alc.14.5%。
ガーネット。
カシス、チェリー、あっ!コーヒー!!
ほんとにそんな風味がありますね。
ココナッツも確かに感じます。
酸味を感じるアタックです。
甘みもあります。
軽めでフルーティながら、
じわっとタンニンがバランスを取ってきます。
14.5%のフルボディもわかります。
余韻で酸味が帰って来ますね。
サクッと飲むにはなかなかいいのですが、
ちょっとフィニッシュが不満かな。


*****


Inkosi Coffee Pinotage 2017
W.O. Western Cape
RRWポイント 87点


Fish Hoek Chinin Blanc 2015

前にも南アフリカのシュナン・ブランをいただきましたが、
そのおいしさにはかなり驚きました。
その記憶もあって、過去ピノタージュを飲んだ、
魚マークの「Fish Hoek」のシュナン・ブラン版を見つけ、
思わずゲットしてしまいました。


IMG_5427


前にもお伝えしましたが、
最新のボトルのデザインは変わってしまって、
この魚の骨のマークは姿を消しています。
FishHoek01
今日の2015年はまだ旧の可愛い魚マークです。


ワイナリーの所在は不明で、
テイスティングルームがケープタウンにある、
Flagstones Winesというところが実体のようです。
FishHoek02
そこからFalse Bayをぐるっと西側に回ると、
「Fish Hoek」という町がありますが、(黄マル印)
ワイナリーとの因果関係は不明。
きれいなビーチのある町のようです。


ラベル平面化。魚はシッポだけ。(笑)
A3715EB1-CB92-4F7D-BBF6-ABCD226B257A
よく見るとラベルの下地はうっすらとウロコ模様!


さて、抜栓。
Alc.13.5%。
透明感のある黄色。
酸味っぽい果実臭。
ぶどう、レモンのような柑橘系も。
以前飲んだトロピカル風味には少し及ばない感じ。
甘みの中に苦味も若干感じました。
飲み続けると、水くさく思えてきます。

シュナン・ブランのおいしさは感じられましたが、
以前のおいしさを求めるなら、
もう少し上等なのを試すべきですね。


*****


Fish Hoek Chinin Blanc 2015
WWWポイント 77点



WhiteWhiteWine01

Fairview Goat-Roti 2013 Syrah Viognier

ゴート・ロティです。
北ローヌ地方のコート・ロティは有名ですが、
これは「ゴート」ロティなのです。
ゴート(Goat)はラベルの通りヤギのこと。(笑)


IMG_5054


南アフリカのフェアヴューというワインメーカーがシャレでネーミング。
ローヌの名産地コート・ロティ(Côte-rôtie)は「焼かれた丘」という意味。
ゴート・ロティと聞くと「ヤギの丸焼き」と響きます。
受ける~!(笑)

もともとこのワインメーカーは、
「Goats do Roam」というローヌスタイルのワインでヒットしました。
アメリカでよく売れたそうです。
やはりこのネーミングがコート・デュ・ローヌ(Côtes du Rhône)のもじり。
ゴーツ・ドゥ・ロームは「ヤギはウロウロするもんだ」くらいの意味。
まあ、アメリカ人には受けそうですね。

公式ページは立派な作りで、ワイン以外も幅広く手掛けています。
チーズにヨーグルト、レストランも。
なんと、ヤギも実際に飼っています

実際に行ってみるとこんな感じ。(Google Mapにて)
GDR02
ヤギだ!ヤギだ!
これがホームページに載っていた「ゴート・タワー」ですね。
その奥がレストランになっているようです。

公式ページの「コンタクト」は、Google Mapがそのまま貼ってます。
GDR01
やはりパール地区にあるということがわかります。
右下のリンクからチャットもできるようです。(しませんが。)

このゴート・ロティですが、
シラー97%にヴィオニエを3%ブレンドしています。
ヴィオニエは白ブドウの品種で、
これを20%を限度にブレンドするのが本家AOCコート・ロティで、
ワイン自体もコート・ロティに近づけようとしているこだわりです。
(本家ローヌのコート・ロティのヴィオニエの比率は、
最近では5%以下だそうで、そんなところも似せてますね。)


ラベル平面化画像です。
IMG_4979
ちょっと歪んでしまいました。今後の課題。


樽熟成は、20%のフランス新樽を含む米・仏樽で22ヶ月です。
手抜かりなしって感じですね。


さて、スクリュー回転。
Alc.14%。
濃いルビーにかすかな褐変あり。
赤ベリーか果実味豊富なカシスかな?
公式ページにラベンダーと書いてありましたが、
確かにそんな感じも香ります。
軽めのオーク香もあります。
ぬっとりした重口アタックですね。
酸味が来ますがまろやかです。
余韻で喉に収斂性。
悪いタンニンではないです。
シラーの特性でしょうか、
「ぬっとり」感のパレットは、
個人的にはあまり気色良くないです。

さて、本物のコート・ロティもこんな味?
(笑)


*****


Fairview Goat-Roti 2013 Syrah Viognier
RRWポイント 86点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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