Red Red Wine:「偉いワイン」探しの備忘録

ワインについて、僕SFが自分用のメモ・備忘録として書き込む場所です。 Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。 かの有名な僕の名言です。(笑) あくまで自己流に、(お手頃価格の)ワインの世界を日々記録しています。 いつかその「偉いワイン」に出会うために。

ニュージーランドワイン

Cloudy Bay Pinot Noir 2015 Marlborough

久しぶりにニュージーランドのピノ・ノワールをいただきますよ。
ニュージーランドも最近はいろんな種類が店頭にあって選ぶのが楽しいです。
新世界のピノはハズレが少なく、和食・中華にも合わせて重宝しています。
今日のはちょっとお高めでしたから、間違いないと思いますが…さて。


IMG_2638
クラウディーベイは1985年創業。マールボロ創世期の5社の内のひとつだそうで。
ソーヴィニヨン・ブランの評価が高いようですね。


公式ページはモダンなカッコいいタイプです。


MHDというところが流通を行ってるようで、そちらにも紹介ページがあります。
MHD(モエ・ヘネシー・ディアジオ)は、LVMH(モエ・ヘネシー/ルイ・ヴィトン)
のワイン事業を担うモエ・ヘネシーと洋酒ブランドのディアジオの合弁会社だそうで。
ドンペリ他そうそうたる泡も扱ってますね。ルイヴィトンから何から…すごい会社


本家の公式ページ
の方がワイン情報は豊富です。
ミレジム毎に詳細な説明があってありがたいです。
・ピノ・ノワール 100%
手摘み収穫、除梗しますが、なぜか13%だけ全房で発酵されます。
新樽率35%のオーク樽で12ヶ月の熟成です。


さあ、マールボロのワイナリー訪問。さすがに立派です。
Cloudy01
テイスティングやワイン畑ツアーなど観光の受け入れも積極的です。

クラウディーベイにあるクラウディーベイですからね。
Cloudy02
さすが、マールボロの最古参というネーミングなわけです。


ラベル平面化画像。
IMG_2418


さあ、スクリュー回転。
IMG_2636
キャップのこれは一応シンボルマークのようです。イルカ?

Alc.13.5%。
クリア感あるルビー。涙は結構はっきりしてます。
IMG_2637

ラズベリー、ストロベリー。
海苔の佃煮熟成香があります。(笑)
例えは悪いですが、いいピノの典型の香りです。
辛口アタック。
酸味が絶妙なバランスで構造感のある味を支えます。
お手本のようなピノですね。
ニュージーランド、やはり間違いないな~。


*****


Cloudy Bay Pinot Noir 2015
Marlborough
RRWポイント 92点


Te Henga Marlborough Sauvignon Blanc 2018

ずいぶん暑くなってきました。こんな時はニュージーランドのソーヴィニヨン。
ということで、やまやの店頭で適当にゲットしたのがコレ...。TE HENGA?
ラベルも変だし、少々気になりますがソーヴィニヨン・ブランに違いはないでしょう。
折りしもの夕食は親子丼にキツネうどん。黄色には黄色が合うの法則です。(笑)


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作り手の情報をネットで調べますが、今ひとつ詳しい情報がありません。
こうなると公式ページだけが頼りです。(笑)


公式ページはしっかりしたのがありました。

映像を交えながらぐだぐだ書いてるのですが、作り手の実体がつかめません。
所在はオークランドとしながら、マールボロとホークス・ベイのワインを出しています。
・ソーヴィニヨン・ブラン 100%
品種の特徴を出すため、いくつもの酵母を使い低温で発酵するそうです。
熟成はシュール・リーで2ヶ月です。

ワイナリーの住所がオークランドの「Babich Wines」気付(c/o)になってます。
で、よく調べると、Te HengaとBabich Winesのワインメーカーは同じ人でした。
Adam Hazeldineさんというお方。Babich WinesはBabich家の家族経営のようなので、
そこのワインメーカーがセカンドビジネス的に別ブランドを出したと推察します。(笑)


とにかくオークランドのTe Henga Wines c/o Babich Winesに行ってみましょう。
オークランド市街の西側、車で30分ほどのヘンダーソンという所にありました。
tenga01
実はこのワイナリーの西側に砂鉄性の黒っぽいビーチ、その名もTe Hengaがあります。
正式にはベセルズ(Bethells)ビーチと言うらしいので、Te Hengaは原住民語かな?


公式ページにあった動画がなかなか面白かったのでキャプチャーしました。
tenga02
ラベルデザインは、このビーチに吹く風が砂浜に生える草を砂に打ち付け、
できる跡にヒントを得てるそう。て言うっか、おじさん直接描いてるし。(笑)


最後に、産地のおさらいをしておきます。今日のはマールボロでしたね。
tenga03
マールボロのソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール、ピノ・グリの他、
ホークス・ベイからのシャルドネを作っていますが、いずれにしても、
オークランドからはとても遠いです。ワイン作りってそういうものかな~。(笑)


ラベル平面化画像。1枚ものですが、何という形!
IMG_2272
裏はインポーターのラベルと一体になってるわけですね。


さて、抜栓じゃなくて、スクリュー回転。
IMG_2531
一応、ワイン名入り。で、鳥はなぜ描かれているの?ビーチだから海鳥か。

Alc.12.5%。
薄い黄色。
IMG_2534

シトラスのような柑橘系とパッションフルーツ。
アスパラ? 緑のニュアンスはごく弱いけどあります。
ライムの辛口アタック。
やはり酸もフレッシュ生き生きです。
キンキンに冷やしてるのでグラスが曇ります。(笑)
ビール代わりのようにおいしくいただきました。


*****


Te Henga
Marlborough
Sauvignon Blanc 2018
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Hunky Dory Sauvignon Blanc 2017 Marlborough

過去プチシャブリをソーヴィニヨン・ブランと答えたトラウマからか、
ちょっとやそっとでソーヴィニヨン・ブランなんて答えないぞ…なんて思い、
ワインエキスパートの2次試験でNZのソーヴィニヨン・ブランが出たのに、
見事はずしてしまいました。(笑)
受かったから結果オーライですが、戒めと反省の意味も込めていただきます。
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン。お手頃だけど王道のマールボロ。


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ハンキー・ドリーはマールボロのHuia Vineyardsが手掛けるセカンドブランドです。
買いブドウを使いお手頃価格で出していますが、本家と同じくビオ認証されており、
オーガニック栽培にこだわる契約農家のものを使ってるそうですね。


公式ページは、データシートの置き場がわかりにくいですが、そこそこの情報量。

ワイナリーの周辺、ラパウラ地区の畑から。樽は使いません。

ワイナリーは、マイク&クレア・アラン夫妻がシャンパーニュで修行の末、
マールボロにたどり着き、1996年にスタート。
すでに高品質ブティック・ワイナリーとしてアメリカなんかで評価が高いようです。
Huia Vineyardsの「Huia」ってニュージーランド固有の伝説の鳥の名前なんだそうで、
100年以上前(1907年)に絶滅したとされています。(と、このサイトに書いてます。)

ハンキー・ドリーという名前は「Everything is OK.」を意味するスラングだそうで、
米口語でも「hunky-dory=hunkydory:申し分のない、すばらしい、最高の」となってます。
イギリス人もよく使う「Okey-Dokey」と同じような感じらしいですが、
語源を調べると、なんと日本語がルーツのようです。オドロキです。
ペリーの黒船が日本に来た時、港町で迷った時「本町通り(ほんちょうどおり)」に出れば、
港に戻れるということから「Honcho-Dori」が「全てうまくいく」という意味になり、
ほんちょうどおり、ほんきょうどーり、はんきょーどりー、Hunky Dory...バンザ~イ!!!
となったようです。(笑)


さあ、ワイナリー訪問してみます。
Huia01
ワイナリーがひしめくマールボロ中心地域です。詳しい地図はここ⇒ 情報地図

Google Mapで見るとこんな感じです。
Huia02

ニュージーランド全体からマールボロの場所も確認しておきましょう。
Huia03


ラベル平面化画像。
IMG_0151
Organic Wineとあり、ニュージーランドのビオ認証マーク付きですね。


さあ、スクリュー回転。
IMG_0353
無印。さすがお手頃レンジ、味も素っ気もありません。

Alc.13%。
淡いグリーンがかったイエロー。
IMG_0351

ライムの香り、緑のニュアンス。
これぞソーヴィニヨン・ブラン。(笑)

キレのある酸が気持ちいいアタックです。
これぞソーヴィニヨン・ブラン。(笑)

柑橘系の風味に軽い苦味。
爽やか、かつバランスがいいと思います。
サクッと飲むのにとても良さそう。
ホンチョードーリ!


*****


Hunky Dory
Sauvignon Blanc 2017
Marlborough
WWWポイント 78点



WhiteWhiteWine01

Double Cove Marlborough Pinot Noir 2013

最近ピノ・ノワールをいただく頻度が上がっています。
自分的には中華や和食でも合わせられるので重宝しています。(笑)
せっかくなのでブルゴーニュ一辺倒でなく、いろんな国を試したいですね。
今日はある意味王道のニュージーランドです。ハズレないですからね~。


IMG_9068
お安くゲットした、多分無名のマールボロー産ピノ・ノワール。


ネットで情報探しますが、公式ページ他なかなか目ぼしい情報にヒットしません。
「Lawson's Dry Hills」というマールボローのワイナリーのチームが、
輸出用に作っているブランドが「Double Cove」だと突きとめました。
しかしながら、そこの公式ページには「Double Cove」はまったく載ってません。
仕方がないのでなぜか詳細が載っていたチェコのサイトを頼ります。
・ピノ・ノワール100%
・フランスとアメリカのオークの樽で14ヶ月

産地はマールボロー地方の真ん中のワイラウ・ヴァレー(Wairau Valley)。
Cove01
ワイナリーはマールボローの中心地、ブレナムの町にあります。
ワイラウ・ヴァレーはクラウディ・ベイに注ぎ込むワイラウ川沿いです。

一応、ワイナリーへ行っておきます。
Cove02


ラベル平面化画像。
IMG_9037


インポーターシールをはがしました。
IMG_9071


さあ、スクリュー回転でいただきます。
Alc.13%。割とクリアなルビー。
IMG_9067

ラズベリー、チェリー、かすかな茎感。
色味といい、全房発酵していたりして…。
辛口アタックです。
味は複雑味もあり、しっかりしています。
酸味、苦味がごく控えめでいいバランスですね。
喉越しから余韻も軽め浅めながら、
いいバランスは続きオールオッケー!

ピノらしいピノです。
またしてもニュージーランドピノの底力を見ました。


*****


Double Cove Marlborough Pinot Noir 2013
RRWポイント 91点


Koyama Pinot Noir Waipara 2016

日本人の小山さんがニュージーランドで醸すワインです。
ラベルデザインには記憶があり、存在はどこかで知っていたのですが、
たまに物色に行く今井商店コウベ・ワインセラー・ポートにて発見。
思わず手に取ってしまいました。


IMG_9170
2003年ニュージーランドに渡り、2009年自ブランドKoyama Winesを設立。
ピノ・ノワールを中心にワイパラの地で活躍されてるようです。
ニュージーランドには他にも日本人が作るピノがいくつかありますよね。
う~ん、気になる。


公式ページはシンプルでかっこいいです。

2016年のデータシートがあって助かります。
・ピノ・ノワール 100%
樽熟はフレンチオーク樽で18ヶ月です。


ワイナリーを訪問すると、例によってストビューで中へ入れませんが、
同じ住所の「Mountford Estate」というワイナリーになってます。
Koyama02
公式ページには2017年にKoyama WinesがMountford Estateを買収とあります。
Mountford Estateは小山さんが最初にニュージーランドで就職した所だそうで。
現在は生産拠点をほぼここに移しているとのこと。

Mountford Estate自体は健在でMountford Estateブランドもリリースしてるようです。



ワイナリーとワイパラの位置関係を確認しておきます。
Koyama01
海岸沿いで、丘陵地に囲まれていて良さげなところですね。


エチケット平面化画像。
IMG_9099
ご自身の名前(小山竜宇氏)から竜をあしらってます。


さあ、ニュージーランドですからスクリューキャップ回転です。
IMG_9172
無印。まあ、味もそっけもないです。

Alc.13%。
ルビー。クリア感あります。
IMG_9169

ラズベリー、アメリカンチェリー、鉛筆の芯。
香りは多いです。
酸味を感じる辛口アタック。
苦味系の複雑味があって、味に厚みを感じます。
喉越しから余韻で最初の酸味がまだ健在なのに気づきます。

なかなかのもんだと思いますが、
ニュージーランドのピノの平均点は高いので、
若干損してるような気もします。(笑)


*****


Koyama Pinot Noir Waipara 2016
RRWポイント 89点


Old Coach Road Lighter Sauvignon Blanc 2018 Nelson

ニュージーランドのソーヴィニヨンブランですが変わったのを見つけました。
「Lighter in Alcohol」とシールがあり、Alc.10.5%しかありません。
通常バージョンもあるようで、そちらはAlc.13%あるようです。
このライトバージョンの意図はなんでしょうね。試すしかありません。(笑)


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公式ページはこのワインからは想像がつかないほどしっかりしています。
Seifried Estate Wineryという1973年にネルソンで創業の家族経営のワイナリーです。
ワイン情報も豊富なんですが、ライトバージョンの意味は書いてません。
果実味の甘さと酸のバランスがとっても素晴らしいんだそうで。

畑は2013年に新規購入した「Queen Victoria Vineyard」で、
樹齢が5年という若木です。もとはキーウィとリンゴ園だったようです。
おそらくこれがライトバージョンの真相ですね。


ワイナリー訪問。
Seifried01
なかなか美しい畑に囲まれたところ。レストランも併設しています。

ネルソンという地域はニュージーランド南島の最北端になります。
Seifried02
残念ながら畑の場所は不明。


ラベル平面化画像。
IMG_8949


抜栓、もとい黄色いスクリューキャップ回転。
Alc.10.5%でしたね。薄いレモン色です。
IMG_9065

柑橘系に緑の植物ニュアンス(ネギ系)、バニラ。
いきなり酸味から来るアタックです。
まさにレモン。
(「Lighter in Alcohol」のシールはレモンの絵か?)
ここまで酸っぱいのはどうでしょう?
おそらくあるはずのミネラル感も吹っ飛ぶぐらいです。
「誰かレモンスカッシュ入れた?」と思わず聞いてしまいます。(笑)

アルコールが低い分を酸味でカバーしてるようでもないです。
レモンのシールからするとこれは確信犯でしょうか。


*****


Old Coach Road
Sauvignon Blanc Light 2018
Nelson New Zealand
WWWポイント 72点



WhiteWhiteWine01

ATA RANGI Crimson Pinot Noir 2016

ニュージーランドのアタ・ランギです。
北島の南端にあるマーティンボローのパイオニアであるにとどまらず、
ニュージーランドのピノ・ノワールを世界レベルにした牽引者です。
で、やっぱり、そこの若木から作られるお手頃入門ピノをいただきます。


IMG_7147
クリムゾンという名前、このワインの収益の⼀部が、
ニュージーランドに⾃⽣する樹「ポフツカワ」の保護をするための
「プロジェクト・クリムゾン」に寄付されるからだそうです。
すると、イラストはポフツカワでしょうか?


公式ページは、ショップサイト兼用ながら、
ヴィンテージ毎のデータシート完備で助かります。
5~20年までの若木を使ったセカンドラベル。
収穫は手摘み、できるだけ果実を傷めないよう除梗、だそうです。
樽熟は新樽率20%で9ヶ月と、最低限はやってるって感じですね。


ワイナリー訪問。やはりこれ以上中には入れません。
ATA02
これからは「ワイナリー入口訪問」と言った方がいいですね。(笑)

マーティンボローというのはここになります。
ATA01


ラベル平面化画像。
IMG_6816



さあ、スクリュー回転、いただきます。
Alc.13.5%。
ルビー、クリアさあり。
ラズベリー、チェリー、茎っぽさをかすかに感じます。
味のあるアタック。
酸、タンニン、その他要素のバランスはいいですね。
ですが、それぞれ個々の主張は弱く、薄っぺらく感じます。
やはりカジュアルタイプな感じ。
ある意味、意図通りにつくられている訳ですが。
余韻も悪くないんですが、やっぱ軽いかな~。


*****


ATA RANGI Crimson Pinot Noir 2016 
Martinborough
RRWポイント 88点


KONO South Island Pinot Noir 2016

ニュージーランドのピノ・ノワールなら間違いないんじゃないかと、
リカマン店頭でお手頃なやつを安易にチョイスします。KONOだそうで。
おいしかったら儲けもんなんですが…。


IMG_6826


公式サイトは以下の2つがありました。
www.kono.co.nz
www.konowines.co.nz

ラベルにも書いてあるのがkono.co.nzの方なんですが、
シーフードや果樹園など中心にした会社との説明があります。
ワインはその中の一事業って感じですね。
よって、konowines.co.nzがワインのサイトになります。
マールボローの畑からのブドウを使っているとのことですが、
ワイナリーの所在は判然としません。

一応、最新ヴィンテージとして2016年のデータシートはありました。
機械摘み、除梗、低温浸漬と、詳しくプロセスが書いています。
「冬の間の数か月、オークに触れさせます。(on oak)」とあるのは、
おそらくオークチップを漬けているんでしょう。
樽熟と書かずに正直に解説してあるのは好感が持てますね。(笑)

おっ、アワテレ・バレー(Awatere Valley)の畑からと書いてました。
この辺りになります。
Kono02
KONOの本部はネルソンという港町にあります。
さすがシーフードの会社ですね。


ラベル平面化画像。
IMG_6827
おおっと!こんなところにワイナリーの住所が書いています!

早速行ってみると、「Tohu Wines」という別の名前のワイナリーです。
Tohu WinesのサイトがKONOのサイトにすごく似ているので、
同じ会社か生産委託先なのかもしれません。
Kono03
ワイナリーは道からかなり中の方へ入るらしく見えません。
しかし、このあたりのテロワールはいい感じがします。


さて、スクリュー回転。
Alc.13.5%。
透明感ある濃い目ルビー。
ラズベリー。
うっ、シーチキンがかすかに香ります。
茎っぽい香り?はオークチップでしょうかね。
辛口ですが、厚みは弱めの味です。
何のドラマもなく余韻まで来ます。
その余韻も凡庸。

う~ん、残念。
ニュージーランドだからってもんでもないのね。


*****


KONO South Island Pinot Noir 2016
RRWポイント 85点


Mud House Pinot Noir Central Otago 2015

「おいしいピノを探せ」大作戦、ニュージーランド編です。
(そんなコーナーありません。今思いつきました。笑)
オレゴンのウィラメットヴァレーなんかと一緒に探求してるのが、
そう、ニュージーランドのセントラル・オタゴ。
今日は、グラン・マルシェでこんなのを見つけました。


IMG_6352


公式ページ
は立派な作りです。作られているワインの種類も多く、
セントラル・オタゴ以外にマールボロやワイパラ・ヴァレーにも畑あり。

Accolade Wines」というオーストラリアのアデレードが本拠地の、
グローバルなワイングループが親会社のようで、
「Mud House」は「Accolade Wines New Zealand」が作ってますね。

実はこの会社、チリのANAKENAも所有してました。
こちらは「Accolade Wines Chile」だそうで。

場所はマールボロ。この辺りです。
Mud01

セントラル・オタゴとはこんなに離れています。
Mud02
おいしければいいんですが、何だか大企業ってつまんないですね。

ラベル平面化画像。
IMG_5839



今ひとつテロワールを感じられないままですが、
テイスティングといきましょうか。
Alc.13.5%。
透明感ありのルビー。
フランボワーズ、チェリー、茎っぽい風味も。
酸味感じるアタック。
深み、滋味はしっかりあってうれしいです。
かすかな苦味はタンニンでしょうか、
喉元にいい感じを与えます。
余韻もほどよい感じ。

セントラル・オタゴ、
やっぱり、いいですね!


*****


Mud House Pinot Noir Central Otago 2015
RRWポイント91点


Black Grape Society The Central Otago Pinot Noir 2012

もっとうまいピノはないのかと探す今日この頃。
世界三大ピノ・ノワール産地というのがあるらしく、
本家ブルゴーニュに、アメリカのオレゴン州、そして、
ニュージーランドのセントラル・オタゴっていうじゃないですか。


IMG_5786


そう聞くと、居ても立ってもいられず、近所の酒販店へ。
ピノの三大産地っていうぐらいだから有名なはずですが、
ない!ない!ない!(笑)

やっぱり近所じゃダメかと、あきらめかけたとき、これを発見。
IMG_5776
ブラック・グレープ・ソサイエティ?
悪の秘密結社のような怪しさ満載のネーミング。
しかし、セントラル・オタゴに「THE」までついて偉そうです。
よし、これに決めた!っとお買い上げ。


まず、「Black Grape Society」なるものを調べます。
Treasury Wine Estate」 というワイン流通の国際グループ企業があり、
そこのニュージーランドでのプロジェクトのようです。

ニュージーランド中から選別された優良なピノを集め、
最高のピノ・ノワールを作るプロジェクトだそうで、
このセントラル・オタゴの他にマールボロもありました。
実際に作っているのは「Nikolai St George」という作り手だそうで。
ちょっと変わった経緯のワインですが、まあ、悪くはなさそうです。

セントラル・オタゴはこのあたり。
CentralOtago02
ニュージーランドの南の方ですが、
南半球ですから、より冷涼な気候になるわけです。
アメリカのオレゴン州がピノにいいのと同じ原理ですね。

しかし、ワイン自体の詳しい情報がWEB上にありません。
最後の頼みは裏ラベルだというのに、コルドンヴェールのバカ!
IMG_5788
べチャッと意味のないラベルが上から貼ってあります。
これ剥がすの難儀しましたよ。

これが裏ラベルをきれいにしたオリジナルの姿です。
IMG_5778
なんと、この裏ラベルは情報満載でした。隠すなよな~。

醸造は、3日間の低温浸漬のあと、
人手によるピジャージュ(パンチングダウン)を行いつつ、
発酵と果皮浸漬を12日間。澱引きをせず12ヶ月熟成。
樽は1/3が新樽のフレンチオークを使用、
なんてことが書いてあります。

ブドウ畑はクロムウェルというあたりらしいので、
Google Mapでその辺りに降り立ってみます。
Otago001
うん。いいかんじですね。


さて、スクリューキャップ回転。
(かなり固くて苦労しましたが。)
Alc.13.5%。
ルビー。それほど透明感はないです。
ラズベリー、チェリー、プラム。
香りは華やかで多いです。
辛口アタック。
酸味は弱めながら「酸っぱく」感じます。
かすかに苦味の様なタンニンがバランス取ろうとするも、
余韻でやっぱりこの酸味が戻ってきます。
酸味は強さでなく「質」だということを痛感します。
全体的な味は薄っぺらくなく、
かなりおいしいので少々残念な酸です。

厳しめの点数をつけましたが、
最近おいしいピノによく当たっているので、
ハードルが上がってるのかもしれません。(笑)


*****


Black Grape Society The Central Otago Pinot Noir 2012
RRWポイント 87点


--- Red Red Wine ---

:「偉いワイン」探しの備忘録

"Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない"

かの有名なSFの名言です。(笑)
あくまで自己流にワインの世界を日々記録しています。
いつかその「偉いワイン」に出会うために。偉いワインとは?

尚、 各記事末の「RRWポイント」なる点数はロバート・パーカー気取りのマイ評価です。

• 即ち、50~100点の100点満点評価
• 白ワインWWWポイントは80点満点


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